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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ブラザーフッド S1、視聴完了!

キャッチアップで録画したのをようやく見終えました!

ロードアイランド州、アイルランド系の多く住むヒル地区。
カフィー家の弟トミーはヒル地区を守るためのことは善と信じて疑わない州議会議員、兄マイケルは裏の世界を生活の糧とする犯罪者。
マイケルが7年間の逃亡に終わりを告げヒル地区に戻ってきたところからストーリーは始まる。
兄弟とも地元を愛し、家族を愛する気持ちは同じだがその方法は相容れない。
兄の無事を喜ぶと同時に厄介ごとの種が戻ってきたとの思いも隠せない弟トミーなのだった。

シーズン通してトミーのマイケルに対する複雑な心境変わらず。最後の最後は「兄ちゃん、どこか行ってくれ」って顔ずっとしてたけど。
そしてトミーの迷惑がってる様子を察しながらも自分のやり方は変えないマイケル。
この兄弟に限らず仲が良い悪いを超えた緊迫感を孕んだ愛憎がたまりません。
普通だったら議員さんであるトミーは善、ギャングのマイケルは悪だろうけど、一辺倒ではないところがリアル。
誰でも闇は抱えているし、やること成すこと全て悪なんてことの方が不自然。キッチリと線引きできないからこそみんなもがいているわけだもの。
堂々として見えたフィッツジェラルドでさえも判断できなくなってるし。彼に頼み事ができるローズママは見た目よりずっと大物だ(笑)。

見始めた頃は計画性があるようでいて一箇所甘いマイケルがお気に入りだったけれど、総合点(笑)ではピート。
マイケルの弟分でこの7年間は悪いなりに禁酒も続き安定していた。
しかしそのうちマイケルの「企み」に振り回されることで不安定になり、断酒の誓いも破ってしまう。マイケルはそれをこっ酷く責めるけれど、どうみたって原因はあんただ(笑)。
再起の依存症の会に同席するところに、愛してるものは見捨てない兄貴分は感じられるが、その後繰り返してしまったことの原因をもう少し考えてみた方がいいと思う。
兄貴分に振り回されているのに、根の優しさからトミーの奥さんアイリーンの飲酒とクスリ癖も放っておけない。
依存症の会に出たくないばかりにピートにクスリをすすめる彼女には本気で腹が立った(笑)。
「あなたの心配するなら自分がまず立ち直らないと」と髪を切りヒゲを剃りきちんとした身なりで(結婚パーティーだからだけど)現れた彼に「私は大丈夫」はないでしょう。しかも全然大丈夫じゃないし。
議員としてのトミーは聖人君子ではないけれど、家の雑事も厭わない彼のどこが不満なのか疑問。「今のところは」の但し書き付きだけど。

アイリーンの「あなたに話があるの」とトミーに向けた言葉で終わり。
何を告白するのだろう。郵便屋さんのことかな。彼もダメな人だけどいい人だったなあ。婚約者とアイリーンの同時進行は決してしないし、仕事に対するプライドも持ってたし。
アイリーンの告白も気になるけれど、デクランにボコボコにされたマイケルの状態も心配。仕事と家庭と幼なじみの間でぐるぐるになってたデクランも愛すべき人だ。倹約家の奥さんもいいし。
こんなに悩んでいるのに金で解決しようとしたマイケルが許せなかったんだろうな。「伯父さん派」のメアリーローズが早期発見してくれるかな。

CRIMEの本放送はもうすぐS2が終わるのかな?私はその後に予想される再放送を録画するつもり。ベルト放送、キャッチアップ、どちらでも可。さて、今度は「デクスター S2」に取り掛かろうかな。

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REXって恐竜じゃないのね(笑)

TV Groove.comの国内ニュースで「ミステリチャンネルでREX」というのを見てはいたけれどまさか警察犬の登場するドラマだとは…(笑)。
某国の恐竜映画のイメージがあまりにも強くて(見てないけど)うっかりスルーするところでしたよ。
たまたま見たミスチャンのCMで「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」が正式タイトルとわかりました。
1995年のドラマだとか。でも日本発登場?
CMによると、パートナーを亡くしてしょんぼりしている警察犬REXが新しいパートナーと出会って活躍するドラマのようです。
新パートナーとなる刑事は長髪をなびかせたイケメン担当のようでした。
そして所属は警察犬担当部署ではなく、どうやら普通の刑事さんのよう。ということはレックスも刑事?タイトルはそういうことなのか!
これは予告CMからの私の妄想なので興味をもたれた方はご自分の目で確かめましょう(笑)。
本放送スタートは7月ですが、
  6月1日(日)22:00~ 1・2話連続のプレミア放送
  6月6日(金)22:00~ 「小さな刑事 ベビー・レックス」(誕生秘話らしい)
があります。ここで私も妄想の調整をします。
小さな刑事~?やっぱりREXは刑事なのか?(笑)

ウィーンということはオーストリア、見たこともない国のドラマであるうえに職業を持った犬は凛々しくてかっこいいので見るつもり。
しかし予告CMを見た限りではテレビドラマの賞をもらってトロフィーを咥えていたり、タレント犬ならではの愛らしさが滲み出ていました。

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The Wire #1「標的」

殺人事件の証人の証言を検察側が確保できなかったため犯人ディアンジェロ・バークスデールが無罪になったのを目の当たりにしたマクノルティ刑事。証人がバークスデール側から脅されて証言を取り下げたのは明らか。担当判事はマクノルティを呼びつけ理由を問う。雑談と思い全部ぶちまけると判事から警察上層部へ筒抜け。殺人課警視から睨まれたマクノルティは麻薬捜査課へ移されることになる。しかしバークスデールの組織を潰すと決意したマクノルティには望むところだった…という導入部。警察内部だけでもこの動き。
きっかけは上司の面子を潰された怒りだけれど、これがマクノルティにはもってこい。
でも麻薬課のダニエルズ警部補は厄介者を押し付けられた形だ。きっちりしたタイプのダニエルズとマクノルティは反りが合いそうもないがその折り合いのつけ方も楽しみ。
そしてバークスデール組に復讐を決意する男がもう一人。偽札をクスリに使ったことで半殺しの目に遭った弟分をもつバブルス。かつて自分を捕まえた麻薬課女性刑事に協力することにしたらしい。
バークスデール組も人を殺して裁判になるなんてドジを踏み、組織の時間&金を無駄にさせたディアンジェロが面倒臭い。しかもディアンジェロはボスの親類で簡単には切り捨てられないようだ。
とりあえずは罰として「左遷」、そして抱き込めなかった証人の死はディアンジェロへのメッセージだろうな。
組織同士、組織内、それぞれの争いごとの想像できる今後に期待大♪
それに判事はガーティ、麻薬課にモーベイとヒューズ、殺人課でのマクノルティの相棒はキャンディマン、ディアンジェロのお目付け役(?)はケニー、おまけにこのエピソードの監督はルイス刑事、こんなに見知った人がたくさんいてどうしましょう(笑)。他にもいたかな。

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クリミナル・マインド2 #17「救難信号」

テキサスで連続して首の骨を折られての殺人が発生。元々治安の悪い地域で連続殺人と見つけるのも難しく、被害者にも共通点が見られない。捜査を続けるうちに「自分を守るための殺人」であった可能性にたどり着く。衛星写真で確認された解体前ビルの屋上に石を並べたSOSのサイン、 首をへし折るのは秒殺、と特殊訓練を受けた人物であるとプロファイリングされる。該当する行方不明者をあたると妻と親友が名乗り出てきた。

彼ロイはソマリアで親友を守るために少年兵を射殺、帰還後PTSDと思われる症状で苦しんでいた。
それがある日の帰宅時、工事現場の爆竹の音を爆弾と認識し思考が戦地に行ったまま戻らなくなっていた。
親友の話を聞き、殺されなかった被害者の娘を気遣った話を聞き、ロイに進んで人を殺す気はない、彼は助けを待っているとわかっていたのに。
思考が飛んだきっかけまでわかっていながら封鎖できない地元警察の責任は大きくないか。
自転車少年を守るために歩み寄っただけなのにSWATと連携取れてないことにもがっかり。
少年の無事を確認するのが最期の言葉だったなんて哀しすぎる。
ロイはCSI:マイアミで心を病んで自殺してしまったヘイゲンのHolt McCallany。見た目は頑丈だけど心が繊細、そんな役にぴったりなのかしら。

で、リードのこと。あんな体験したのだから不安定になってもおかしくない。それを横目で見ながら放置してるチームですよ、問題は。エルのことで学んでないのか?大人の自覚だけで何とかなることじゃないでしょ。今回の地元警察並みにがっかりだ。
エミリーの手伝いを拒絶したものの「危険地域だから単独行動は避けるように」という理由付けで納得させたホッチはさすがだけど(ちょっと贔屓)、リードの抱えていることの解決には結びつかない。今必要なのは仕事に行かないことなんじゃないのかな。

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名探偵モンク5 #5「「恋のレッスン」

夜中に侵入した強盗が妻を撃ったので犯人を殺したと通報したシャーマン。警察は正当防衛の主張を受け入れる方向だが、強盗なのに靴の裏を拭いているとか搬送される妻の遺体に無関心、シャーマンが犯人と直感するモンクさん。

ジュリーのBF騒動がどう結びつくのかと思ったら、遊園地でとったジュリー&ティムのラブラブ写真付きTシャツに狂言強盗の密談中のシャーマン&強盗役が映り込んでいたからとは。ラブラブTシャツを捨てさせなければ!と二人を別れさせることを画策したということだ。密談はもっとすみっこでやりなさい(笑)。
シャーマンは寝返ったのではなく、いくら高価とはいえ絨毯の盗難保険よりも奥さんの生命保険の方が高額だからでしょうか。愛人もいるし。
突き止める方法が、二人の接点を探って~だったけれど強盗役を撃った後、シャーマンが絨毯を汚さないように死体を動かしている痕跡とか見つけて欲しかった(笑)。ほとんどお目にかからない捜査陣の靴カバーもシャーマンが要求したのではないだろうか(笑)。
ディッシャーはビデオで裁判所で二人が話しているのを発見しお手柄。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの裁判所での密談に本気で理由を探すほどの捜査熱心さも披露。テレビに丸を書いた事くらい何でもない。
こんなに活躍したのに次回のタイトルは「ディッシャーの大手柄?」だ。もっと活躍するのだろうか。最後に「?」がついてるのは予告にディッシャーの姿が一切映ってないことと一緒に気にしないでおこう。
でも今回の本当のヒーローはジュリーのBFティム。飛び込み選手であることがとても役に立ち、ジュリーの心も取り戻せましたとさ。
主役のモンクさんは人のことにはかかわれないのを自覚しているのは結構ですが「義務は果たしましたよ」とばかりにジュリーじゃなくてナタリーに向けて話してるのはどうかと思う(笑)。
でもそれがジュリーの心に響いたようで何が味方してくれるかわからない世の中というものを感じました。

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