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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ウォーキング・デッド6(終)

ニーガンってさあ…山賊?
それにしてもすごい組織力ですよね。
あんなやさぐれものばかりが大勢集まっているのは、何か解せない気もします。
あんな中なら、政権交代とか企むヤツ出てきても不思議じゃないと思いますよ、今はその時期ではないということかもしれませんが。
まあ、そういうこともなく、大勢がニーガン指揮の下、リックたちの行動を読み、一ヶ所に集めるあたり見事過ぎるフォーメーションですよ。
前に攻め入ったところで女性リーダーが、「ニーガンは私たちであり、この場所でもある」みたいなことを言ってたように思うのですが、気のせいだったのでしょうか。
それは置いておいて、一番の関心事=クリフハンガーは、誰がニーガンの棍棒で殴られたのか?ですよね。
原作コミックでは誰それだとか、いろいろあるようですけど、これはわかりません。
ただ主役とあの人ではないと思われます。
人気キャラでないとインパクトがないでしょうが、あまりにも人気キャラだとそれはそれで逆効果でしょうし。
「主役の人=リックがいなくなったら見ない」と、かつて宣言したので、そうではないと思いたいだけなのかもしれませんけどね。

全員膝をつかされて、ニーガンからお説教くらってるシーンでのリックの恐怖の様子がすごかったです。
他の人も恐怖に震え涙してましたけど、リックのそれは個人のものであるだけでなく、全員が同じ状況にあるということへの責任もあるように思いましたよ。
山賊の用意したゾンビに、ダリルやミショーンの雰囲気を感じさせられて動揺しながらも、マギーに「安心しろ」と言い続け、マギーからも「信頼している」と言われ、ひとりだけじゃなく全員の運命の責任を感じているというか。
エイブラハムだけは歯向かう気が感じ取れましたけど、そこで暴れ出すほど配慮がないわけではありませんでした。
だからエイブラハムがリーダーにふさわしいか?というと、そうは思えず…。
とにかく、そういうところも含めて、まだ私はリック派です(笑)。

この危機を、どうやって脱するのでしょうね。
確実に一人はいなくなることになるのでしょうが、一気に主役チームが総交代とか?(一番有り得んでしょ)。
あれだ、モーガンが出会った騎馬警官みたいな二人組が実は大きな援軍持ってて、それで何とかなるとか?
あの人たちの着ていた、迷彩甲冑みたいなのがとても気になるので、彼らの素性が早く知りたいです。

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最後の最後で涙する。「人生パンク道場」町田康



町田さんが読者の相談にこたえる連載がまとまった本であるとか。
基本、回答は悪ふざけです。
あっちにこねくり、こっちにこねくり返し、と町田さんのエッセイ等に慣れているお方なら想像つくことと思います。
が、先ほど書いた悪ふざけとはいい意味でのことです。
これを仰ったときイエス様は昨日の酒が残っていたのではないかなあ、と思います
とか
銭金を背景としない人情はなんらの効力も発しない
とか、名言揃いで、私が大好きな感じの悪ふざけです。
そうやってこねくり返されるものの、ひとつひとつ順立てて思考を巡らし、たどりつくところは真面目な回答です。
そこには、今はたいへんかもしれないけれどいつか小さなことと思えるよ、というやさしささえ感じます。
そんな中で、書下ろしだという最後の相談、亡くした猫への想いのお話は、生き物と暮らしたことのある人ならば心を強く打たれ、なにかしらが絞り出されてくると思います。
帯のコピーのように号泣はありませんが、何かが出てくるのは確実です。
悲しいのは後悔であるとか、まさにそうです。
人間を忘れっぽく作ってくれたことこそが神の慈悲
昨日の酒が残っていることがあったとしても、こんな慈悲を与えて下さったのだと、ありがたい気持ちが芽生えます。
この項は特に、ひとつひとつが名言で一度読まれることをおすすめします。
他の相談はいまひとつ親身にはなれないけれど、これには自分自身に思い至る節があるからというのは間違いないです。
もう生き物と一緒に暮らすことはできないかもしれないけれど、もしそういうことができたら寂しい想いは絶対にさせたくないです。
そして、今後も遠慮なくまさ君のことを思い出していきます、と決意してしまうような、そういった偏った読み方だっていいんじゃないでしょうか、と自分をフォローしたくなります。

他の相談は自分のこととしてとらえられないというだけで、どれにも真面目に向き合っている姿が想像でき、パンク道場というタイトルとはかけ離れているような気もします。
私が特に好きだった回答は、親切な叔父さん、息子の進路かなあ?

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3月のまとめ

「まめねこ」、偶然に手にして、豆之介のかわいさにやられました。
これは猫まんがで、豆之介も自分を猫だと思っているので何やら複雑ですけども。
ワンコたちには飼い主との別れなんてわからないことに、改めて涙します。
やさしい人&猫たちに迎えられ、その楽しい日々をおばあちゃんや両親(これも猫・笑)に教えてあげられる日を心待ちにしているという前向きな豆之介は、頼もしくさえあります。
やっぱりですね、ワンコや猫ちゃんをのこしては死ねない、そういう覚悟は大切だなあと思うわけです。
また心がやさぐれているので、動物ものに強くひかれるような気がしますよ。


2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2984ページ
ナイス数:33ナイス

なんとか生きてますッ 2なんとか生きてますッ 2
読了日:3月29日 著者:大宮エリー
まめねこ6 ―タヌキ寝入りの術まめねこ6 ―タヌキ寝入りの術
読了日:3月27日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
まめねこ5 ―なになに?これな~に!まめねこ5 ―なになに?これな~に!
読了日:3月27日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
なんとか生きてますッなんとか生きてますッ
読了日:3月27日 著者:大宮エリー
まめねこ4 ―豆之介でござる!まめねこ4 ―豆之介でござる!
読了日:3月23日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
まめねこ あずきとだいずまめねこ あずきとだいず
読了日:3月23日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
日本人メジャーリーガーの軌跡 (文春文庫 編 2-54)日本人メジャーリーガーの軌跡 (文春文庫 編 2-54)
読了日:3月21日 著者:スポーツ・グラフィックナンバー
ゴブリンズ・ライ 変人探偵エム (ジュールコミックス)ゴブリンズ・ライ 変人探偵エム (ジュールコミックス)
読了日:3月19日 著者:坂田靖子
精神科医が読み解く名作の中の病精神科医が読み解く名作の中の病
読了日:3月15日 著者:岩波明
他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑 (幻冬舎新書)他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑 (幻冬舎新書)
読了日:3月12日 著者:岩波明
真実の10メートル手前真実の10メートル手前感想
この前、順番主義者であると認識したばかりなのに、「王とサーカス」を読む前に手を出してしまった。だって「さよなら妖精」が切なすぎたから。でもやっぱり読んだほうがいいかなと思いました。
読了日:3月6日 著者:米澤穂信
江口寿史の正直日記 (河出文庫)江口寿史の正直日記 (河出文庫)感想
これはヒドイ(笑)。でもなぜかしら読まずにはおられなくなる。金沢日記2の原作が喜国さんへ渡ったのは正解だったのだろうなと思います。
読了日:3月2日 著者:江口寿史

読書メーター

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AXNミステリー、「春の1話トライアル」。

4月3日にありますね。
新作過去放送作、いろんなドラマの第1話を紹介してくれる日のようです。
「トラップ」、「検視法廷」、「お葬式から事件は始まる」は見たいなあと思います。
でも、それぞれ本放送は5月、6月、7月とだいぶ先じゃないですか。
「ドクター・フー」はさらに先の8月らしいじゃないですか。
今見ているドラマが少ないので見ようと思っていたのに、忘れちゃいますよ。
「THE BRIDGE」の一週だってちょっと後悔したのに。
これならまとまっていたほうがいいような気もするなあ…となるのを見越しているかのような編成です。
以前に、一挙放送ばかりを批判したことへの仕返しでしょうか(笑)。

それはともかく、「お葬式から事件は始まる」ですよ。
オーストリアのドラマってHPには書いてあるけれど、J:COM マガジンのAXNミステリーの広告ページに添えられている国旗はオーストラリアだよ?
オーストラリアとオーストリアって勘違いしやすいですけども、放送形態に対して首を傾げることが多いだけに、この重箱の隅は突かずにはおれませんよ。

ちなみに、世間的にはオーストリアをオーストラリアと見間違えることが多いと思いますけど、「REX」ファンは逆ですよね♪

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THE BRIDGE 3 #1「家族の破壊者」

デンマーク人で、LBGT問題に発言力を持つヘル・アンカーの死体がマルメの建築現場で発見される。
現場が、家族がテーブルを囲む形に作られていたことから彼女の活動に対するメッセージかと思われるが。

そういう出だしです。
ヘル・アンカーの息子、仲間を売って刑務所から出て来た男、家庭がありながら妻も公認の夜遊び刑事、いじめっ子に悩む娘の母親、殺害現場コンテナの持ち主…こんなにたくさんのことが今後結びつくのか?と、期待と不安でいっぱいです。
さらに、担当替えを希望していたコペンハーゲンの刑事が爆弾で足を吹っ飛ばされ、お父さんの危篤を伝えにお母さんがやって来て、サーガが激しく動揺してます。
これでシリーズも終わりを迎えるようなので、そういった私生活部分でも決着をみることになるのでしょうか。

このドラマ、マーティンと出会って学ぼうとしていくサーガがかわいくて好きなのです。
マーティンが教えてくれた「その人のためにウソをついてあげることも必要」という言葉と、正直であることしかなかった自分との間で、押しつぶされそうだったシーズン1のラストはとても印象深いものでした。
それはシーズン2のラストにも言えることで、だからこそ「次に会うのは2年半後」という言葉の意味が強くなるように思います。
だからマーティンの人は本当に出ないのですね(笑)。

マーティンを告発したからという理由でコペンハーゲンの刑事から嫌われるのはわかります。
でも彼らもプロ、サーガのやったことをおもしろくないとは思いつつも、マーティンの自業自得もちゃんと心に止めているようです。
それはわかりますが、マルメ署はどうなってしまったのでしょう。
これまではヨアン(でしたっけ?画像解析とかしてくれる人)の他、数人刑事がいたじゃないですか。
それなのに今シーズンは彼だけですよ。
これまでもずっとあんなサーガと付き合ってきたくせに、これはどういったことでしょうか。
これから人員足されるのかしら…?
それからハンスです。
彼は、見た目も含めてサーガのお母さん的存在だったのに、男の人みたいでした。
それもそのはずで、マーティンの上司リリアンと結婚して3カ月だとか。
その後の情報と合わせると、よくない前兆でしかないのですけども(笑)。

放送があったから見てしまったのですが、これ(3月25日放送)って先行放送だったのですね。
最後の「次週からブリッジ3がスタートです」とのお知らせを見るまで気付きませんでしたよ。
まあいいです、一週くらいなら覚えていられると思うし。

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