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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ #85「信頼」

ノーブルにのぼせ上がるキムは、早退の手配とパーティーの買い物。カルロスは閉口するが、自分に有利な発言をしてくれたことへのお礼だと伝える。しかし、当のノーブルは路上で麻薬を購入し逮捕。「取材のため」との主張には耳を貸さず、アジトの情報を聞きだしノーブルを囮に突入。身の安全を守るためにノーブルは他の逮捕者と同様に拘束されパーティーへは行けない。ボスコとのパートナー解消を上司に告げたフェイスは、エミリーが死にかけた事件の張本人エリックと会っているのを見つけ激怒。またもや母娘の言い合いの始まり。

パーティーの支度で仕事に見の入らないキムを窘めるカルロスという図が新鮮(笑)。
でもキムにもそういう傾向あるからな。症状を入力すると病気の回答が得られる優れもの端末の時もそうだった。
このノーブルは本当に取材のためだったのか疑問だし、取材ノートの冊数のボスコとクルーズの記憶が違ってるのも伏線のようで気になる。
キムのドレス代の愚痴とともに継続か。
フェイスの家があのまま落ち着くはずもないのはわかってたけど、エミリーはあんな嘘つき男でいいのか?というのは疑問。この点だけは私でもフェイス派だ。
「腹を割って話そう」と言った直後の「それは大人の話」ではエミリーは聞いちゃくれない。
子どもだからこそ「子ども扱いされたくない」って言うんだから、そういうもんだと見てあげなくちゃ。
こういう時こそお得意の「対等と見せかけて実は上から」の使いどころなのでは?ボスコには嫌われてる戦法だけど。
今回、レギュラー陣少なくありませんでしたか?

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クリミナル・マインド2 #11「殺人衝動」

ある朝、出勤途中のリードは高校生に呼び止められる。リードの講義を聴いたという少年は娼婦殺しに関心を示し、珍しいケースを付け加えて逃げるようにその場を去る。不審に思ったリードが地元警察に照会すると公表されていない娼婦連続殺人事件と重なることが判明。少年がシリアルキラーなのか…?

吹替え版が手続きの都合で無料放送画面になってしまったので、見てみたかった字幕版を初視聴。
でも、デジタルになったんだから他チャンネルでも見られたんだ(笑)。ホッチの生声を聞きたかったからいいんです!

話の展開としては嫌い。高校生ネイサンの殺人衝動が衝動だけなのか、したたかに犯行を隠しているのか、と思わせておいて最後にまったく関わってなかった人からの情報で真犯人が突然現れた感じ。
冒頭の犯行シーンで「少年ではありません」という雰囲気があっただけだもの。
しかし殺人衝動と闘うネイサンと彼を他人事とは見られないリード、というのが今回のポイントだからいいのか。
自分のおかしな欲求はいつか娼婦殺しに発展すると悩み続けるネイサン、お母さんの病気を「自分もいつか…」と思い続けるリード。SOSが届いたのは彼だからだったのかも。
ネイサンのお母さんは一流の医者を手配できる立場にいるようだから、なんとか落ち着かせてあげたい。ネイサンは犯罪者ではないのだから。

で、生声。ホッチも含めそれほど感動はなかった(笑)。あえていうとリードが普通の大人だったことかな。吹替えは若くして重要職務についていることを強調しているのかな?という感想。
いろいろ並べ立てて解説することが多いから、これはやはり吹替えがいいなと実感いたしました。

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デクスター #3「指先のない死体」

冷凍庫キラーは次なる被害者娼婦のチェリーをホッケーリンクに放置。監視カメラに警備員トゥッチがバラバラ遺体をセッティングしている様子が映っている。が、デボラやエンジェルが観察するとトゥッチが誰かに指示されながらやっているのが明らか。それなのにラゲルタは容疑者としてトゥッチを指名手配。
デクスターの今度の標的は少年時代に殺人を犯し、少年院を4年で出てきた少年。観察すると改心は見られないので接近開始。

ラゲルタの無能ぶりがでてきました。
刑事としての才能はないが、政治力に長けているという設定だったと記憶してるので、論理的な判断よりもデボラ憎しを優先させる捜査方針が物語っているかも。ラゲルタの上司が匂わせているのはその点なんだろうな。
今回はデクスターの最初の「仕事」が明らかに。入院した養父ハリーの看護師は「患者を楽にさせてあげる」という勝手なポリシーを持っていた。
「僕と同類だ」と気付いたデクスターの恐怖と「やれ」というハリーの表情、みんなのためにならない犯罪者を処刑するデクスターができあがった瞬間か。
で、この理念に反していたのが今回のターゲット。
彼は人殺しであるがそれは被害者が身を守った結果だった。
そうと知ったら殺すわけにはいかず、「この前のは違うだろ」という軽いお説教で解放。教えは守られたのでした。

哀しみがわからないから葬式は苦手、というように感情とは別の生活をしてきたのに守りたいものに出会ってしまいちょっと混乱気味。
ハリーが教えてくれなかったことをちょっぴり恨みに思ってるみたい。
だから平気であんな車を借りちゃうんだな(笑)。
それでもリタや子どもたちが喜んでくれるのなら満足のデクスターなのでした。
リタの旦那の借金取立て野郎が徒歩で来たのは最初っから車をもらっていくため。
自分がリタだったら追い返してくれなかったことを責めるかも。警察に勤めております、と匂わせるくらいしたっていいじゃない!とか。
どっちも無意識に「そうでないこと」がパートナーである理由なのかもしれない。

ドークスが仲間に不倫を見透かされていて、罪を着せることも辞さない態度に出られたことにショック。
「憂さ晴らしなら酒にしようぜ」と真っ当な警察官だったことにこっちもショック(笑)。
ということはデクスターへの態度はやはり警察官としての勘が鋭くて「激しく悪を憎む」ドンちゃんタイプってことか。…ドンちゃんに勘を分けてあげて下さい。

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デクスター #2「空涙を流す男」

18日からのS1ベルト放送に滑り込みセーフ。これから大事にちょっとずつ見ます。

そういえば、本デジにしてチャンネル増加にばかり興奮して画像のことにまったくスルーしてました(笑)。
このデクスターはFOXで第1話だけ放送されたのをもう1回さらっとおさらいしておいたので違いがわかります。
ふだんから画質にこだわらないので違いなんてわからないと思っていたら大間違い。色合いが深いというかメリハリがあるというか。こんなにくっきり見えていいのでしょうか?
生画面をはじめて見た時に、目の奥までずーんと衝撃を感じたので録画して見るのが調度よいかも。

マフィアに潜入していた警官が殺される。お悔やみを告げに家へ行くとそこでは妻も瀕死の状態。結局死亡。潜入先のボス、ゲレロの仕業と思われるが実行犯の証拠のみ。しかもゲレロの指示で拘置先で殺される。証拠がなくなって警察大弱り。
この警官事件の鑑識作業をしながらデクスターは快楽のための次なるターゲットを見つける。「独自捜査」から悪人であることを確信し、お楽しみの時間へ。
そうこうしていると妹デボラが冷凍庫キラーのトラックと新たな「お土産」を発見し、捜査に加わることになる。

マフィアVS警察は小説にはなかったと思うけど(すでに記憶にないくらい○○だったからか?)、殺された警官の妻とドークスが関係があったのにそれを確認とっただけで見過ごすラゲルタって。ちょっと怒ってはいたけど。
さすがマイアミだ。「捜査に私情を挟みます」というホレイショ魂はマイアミに染み付いているのだな。

今回のツボは、高速道路から投げ捨てられた警官の死体の口から吐き出された血を顔面に浴びたこと。
洗って(ますよね?・笑)ラボに戻って、一人になってこっそり薬品を顔にかけてルミノール反応を楽しむ。恍惚状態だ。

デクスター、忙しいなあ。恋人と(その子どもたち)の優しい時間まで加わるのだから。
それに警察では鑑識作業だけだが、自分警察では捜査から裁判、処刑(後片付け)までひとりだもの。
そこへ冷凍庫キラーからの個人的なメッセージ。それでも裏の仕事を止められないのに悲哀を感じる。
まだ導入部、マフィアがらみと冷凍庫キラーがどう広がっていくのか楽しみ。

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第一容疑者「裁かれるべき者 後編」

拉致されたキャンベルは公衆トイレから射殺体で発見される。殺害現場の特定を急ぐと、血を拭った痕跡のある使われていないプールを発見。複数の人間の人骨が発見されたことからストリート一味の処刑場として使われていたと考えられる。テニスンはストリートとマイケルの尋問を続けるが効果はない。マイケルが恐怖に怯えながらも話し出そうとするとバリンジャーが割って入る。果たしてストリートの悪事とそのバックの大物の罪を明らかにできるのか?

何かすっきりしないと思っていたら、後編を見るのを忘れてましたよ。
ホントにどれだけ浮ついてたんだか(苦笑)。
それに事件の真相も前編の時に感じたのとちょっと違う。
キャンベルが家族を守るためにマイケル狙いで死んだ人は巻き添えだと思っていた。
真実は子分の中での勢力争い。一の子分の始末をマイケルがキャンベルにやらせたってことらしい。なんでそんなこと引き受けちゃったのかな?ジャニス姉さんはマイケルのことを好きだから、結局は家族のためなのか?
私が考えていた動機の方が法と秩序を願うキャンベルにはふさわしいと思うけど。
それとも自白を引き出すための罠に私も引っ掛かってるのか?

もう一つの問題、ストリートに情報流してる警察内部のスパイ。これがバリンジャー。
犯罪件数が減ったのも、ストリートの仕事の邪魔をしないことと引き換えに雑魚の情報を手に入れて摘発していたということらしい。
ギャングのボスってわりに情報屋みたいなことをしているのにがっかり。
犯罪をもみ消してもらって首根っこつかまれていたらしょうがないのか。
ラストのジャニス救出時のストリートとテニスンの対決に割り込んできたのも、あの場所を知っているからなのか。
狙撃隊にストリートを銃殺させたのも、保身だな。あのまま捕まったら、テニスンには情報つかまれてるし、ストリートこそ保身を考えるかもしれないもの、クビの飛ぶ自分が見えたんだろうな。
本当に裁かれるべき者は目の前にいるのに何の証拠もなく手出しができない、そいつは「犯罪件数は少なくなっている」ことを盾に正当性を主張し続け、テニスンの怒りでお終い。

これでとりあえず放送されたものは全部見たことになるが、事件の陰惨さもさることながら警察内部の政治が強いドラマだった。
テニスンはそれに対抗しているようでいてちゃっかり利用しているのが解せない感じ。
最近読んだ「隠蔽捜査」の警察官僚竜崎が聞いたら怒りそうだね。
女性のキャリアであること、組織の対面ということ、これを事件と同等に見せるのが他の捜査ドラマとは一味違っていたかも。
でもテニスン、ちょっと寅さん?行った先々で違う男を好きになってるし、すぐ破局だし。じゃ、ハスコンズはさくらか?(笑)

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