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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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近況(~1月24日)。

10年に一度クラスの寒気だそうですが、みなさまのところはいかがでしょうか。
昨夜、千葉県南部では雪どころか雨も降らなかったようで、ただの寒い日です。
大きな被害なく過ごせるよう、お祈りしております。

昨日23日の「いとしのムーコ」、ご覧になられましたか?
豆まきだったんですけど、ムーコに鬼のお面をかぶせて、豆を投げたんですよ、こまつさんが。
その時、野球の投球フォームだったのを見逃しませんでしたよ。
あんた、将来を嘱望されたピッチャーだったんだからそれはないでしょう。
ようやくムーコも気付いたようで、「こまつさんが身も心も鬼に…」って言ってましたよ。
でも…鬼でも好きなんだよね、ムーコは。
32歳でおばさんって言われても。

一年で一番切ない日を乗り越えました。
何故か今年もいい天気で、あの日、日向で身体をきれいに拭かせてくれたことを思い出しました。
ホントにあったかくて、ずっとこのままでいられたらなあと身も心も(ムーコを真似て使ってみました・笑)ほんわかでした。
今年もおもちゃをひとつと、ワンコ型のチョコレートを買いました。
チョコレートにはもう手を付けました(笑)。


読みました。
小説だけど著者の身に起きたことが下敷きになっていることは想像に難くなく、です。
なので、NさんとかHさんとか、心当たりのある方がああ書かれているのは少し複雑です。
特にNさんね。
時間があっちに流れ、こっちに流れ、といる世界はひとつなのにパラレルなものに紛れ込んだような、そんな不思議な運ばれ方をしました。
エッセイを楽しみに読んでいたものとしては、書くことに戻ってきてくれたことを素直に歓迎したいです。
ろくでなしでいいじゃない。

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ブラウン神父3(終)

後半は少し毛色が変わってましたよね。
#13、14と神父がダシに使われてました。
神父への信頼を悪用した事件でしたね。
#13、銀行のヤツは、貸すことにはならないから金がないのに慈善ファンドの申し込みを受け付けたとか、イヤな感じです。
でも実は息子だった部下へ正直になったことからすると、娘かわいさに娘婿に操られただけなのかもしれませんが。
#14、司教の殺人予告、実は交換殺人だったとは。
これは神父がダシに使われたというよりも、敵である伯父に味方した神父として恨まれていたようでした。
そして#15、サリバン警部補のピンチです。
助けを求めたのが神父のところだった、というのがいいですね。
神父、マッカーシさん、フェリシアさん、シド、といつものチームが警部補のためにあれこれしてるのを苦い顔でいるのがよかったです。
彼らに恩を感じるのがいやというのではなく、彼らの素人探偵としての実力を認めたくない感が漂っていたように思います。
結果、最後に「君らはやっぱり不穏因子。関係が変わると思ったら大間違い」との宣言ですから。
でも、シドが裁かれるはずの証拠がなくなったと、お礼を忘れないのがいいところです。
そんないい感じの彼らなのに、サリバン警部補の人はこれでおしまいのようですね。
残念です。
でも、警部補の太鼓持ち(笑)、グッドフェロー巡査部長はこれからも会えるようです。
裁判でまさかのウソ証言をしたのには心底がっかりしましたけれど、証拠保管室でのやりとりで言わされただけだったのだと信じてあげることにしました。
セリフは少ないけれど、警部補よりも得意そうな顔でいるのとか、警備のために制服脱いだらド派手なスーツだったとか、現れるのが楽しみだったので、後任警部補の隣りでもそうであって欲しいと期待します。

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ノー・セカンドチャンス(終)

ネタバレしてますよ。




途中から、違法な里親斡旋組織の存在が出てきて、タラもそのために誘拐されたのか?と思わされかけましたが…
妊婦たちの手助けしてる人が「産ませるだけで誘拐はしない」と言ってましたものね。
確かに、生活のために希望して産みたがる人たちを集めておきながら危険を冒すのは不自然ですものね。
ロランの秘密のノートが全てだったのか…
そういえばタラのお誕生会の後、ロランはどこか落ち着きなかったです。
幼少時の出来事を封じ込めていたロランが、リシャールのアリスへの電話で過去が決壊してしまった、ということらしいです。
そこへやって来たお友だち弁護士が、アリスは死んだ、タラを守らなければ、と里親斡旋弁護士を頼ったという、驚愕の真相(笑)。
里親斡旋弁護士のもとで妊婦たちの世話を申し付かっていたやつらが、小遣い稼ぎにアリスに身代金の要求をしたということですか?
それに弁護士も乗っかったと。
じゃあ、2年後に再要求してきたのは何故なのかしら?
金が欲しかった、ってだけですかね?
私が聞き逃したのかしら。
あの身代金要求グループの内情だけでもドラマになりそうでした。
サムに誘拐されたリサが、どうやって力関係を同等または逆転させていったのか?とか。

最後のリシャールは、アリスの夫気取りでしたよね。
彼女もそれを許してるみたいですけど、あんたの電話がなければロランは精神不安定にならなかったんだからねっ!
きっかけは自分だったと承知しているのでしょうか、この男は。

アリスの妹は、たまたま仲間だった悪いやつらのところに偶然姪っ子が連れてこられたってことなのですか?
偶然すぎないか…?
そんな狭い社会なら、余計に第1話のドクターヘリがへんてこだぞ!

夜のスタジアムに警備がいないのも、ありえない!と思いました。
でも、犯人の一人がセキュリティーの専門家との説明で、素人の私にはわからない仕組みがあったというわけなのですね。
そこは謝るけど、他は警察の動きを含めてかなり「雑」でしたよね。
でもスピード感があって、その雑さも楽しみのひとつでした。
タラを引き取ったご夫婦も物わかり良すぎるし(半年後にはフランスに引っ越してくるとか、フットワークも軽すぎるぞ)。
面白かったけど、リシャールに自覚がなさそうなのがたいへんイヤですわ。
アリスがいつそれに気づくのかな♪とか(笑)。

これを見終えてチャンネルを地上波にしたら、「世界仰天ニュース」で乳児取り違え事件で本当の親子対面の話をしてました。
先日読んだ「偽りの楽園」では、封じ込めた過去の記憶が甦ってしまう話でした。
へんなリンク感に心がざわざわしました。


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みましたか?

みなさま、映画「パディントン」、もうご覧になりましたか?
私はげっぷのCMだけでも喜んでおります。
いいのです、DVDを待てば字幕も吹き替えも見られますから。
みなさまの感想は楽しみにしておりますので、ご覧になられたら是非ブログ等に感想をアップしていただけたらなあと思います。
映画のストーリーブックも出ているのでネタバレ等はだいじょうぶですよ。

それに、私をパディントン好きへといざなったきっかけとなったロンドンガイドブックが、出版社をかえて発売されたそうじゃないですか。
ペルーへの里帰りの模様が追加されてますよ(笑)。


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驚愕の~とかつくのは好きじゃないけど。「偽りの楽園 上下」トム・ロブ・スミス

 

年末の各社ベストテンでもランクインしてましたね。
煽り文句に「驚愕の~」なんてあると敬遠してしまうのですが、やっぱり読んでみようかなと思いまして。

幸福な引退生活のためにスウェーデンに引っ越したと思っていた両親が、それぞれを否定するような電話をダニエルのもとにかけてくる…
一足早く行動に出たお母さんの方がロンドンにやって来て、お父さんがどうやって田舎の悪に染まって行ったのかを証拠を携えて語る…
聞き終えたダニエルの選択は?と、ここまで下巻の半分越え。
お父さんたちが追いかけてくるから時間がないというわりには回りくどいお母さんの語りは、確かに読ませます。
実際何があったのか、たいへんに気になりますから。
ただ、途中からお母さんの勝手というか、周囲に喧嘩売ってる感じが鼻について、証拠の意味さえもわからなくなっていきました。
そしたら…そういうことだったのね。
逃れて忘れてきたはずなのに、自らスウェーデンに戻ったことが引き金となり、ミアにかつての自分を見てしまったと…。
となると、確かにダニエルの選択が正しかったわけだし、お母さんの語りにイラつかされたのも意図的だったのだと思えます。
ダメ息子だったダニエルのスウェーデン行きは、お母さんどころか自分をも救う旅だったと、ハッピーエンドなのかもしれません。
でも、これ、お母さんの語りを「読ませる」と思ったけれど、「読みやすかった」勘違いだったかなあというのが正直なところです。

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