解き放つ心炎上する車を目の前にしてなす術もない面々。
消火作業も間に合わず、車中の人は死亡した様子。
そんな悲惨な事故の処理をし、勤務時間を終える。
それぞれ連れ立ってコーヒーを飲みに行ったり、バーに行ったり。
これがいつもとは違ったグループ分け。
ジミー・ボスコ・キム・カルロス、
ドク・ヨーカス・サリー、
ボビー・デイヴィス・テイラー、そんな組み分け。
酒を飲んだりボーリングしたりコーヒー飲んだり、そこへそれぞれ若者が合流することに。
悲惨な事故車に書かれていたclass of 2001の文字。
それぞれがこの若者との出会いと結びつけずにはいられなかった。
だからヨーカスは送っていこうと言い出したんだろうし、
ジミーもボーリングをする気になった。
デイヴィスの粗相の片付けを手伝う青年を受け入れたボビーもしかり。
途中から別行動だったボスコは合流したボビー達の連れの青年に絡む。
これはボスコ流のあの事故のとらえ方。
命を粗末に突っ走る若者の事故に悲惨さを通り越して怒りを感じていたんだろうね。
深夜の公園でメリーゴーラウンドを動かして同業者に怒られてるのも楽しそうで良かった。
メリーゴーラウンドではしゃぐドク(笑)金の話をしてなければかなり良かったな。
原題after hoursそのままの勤務終了後の彼ら。
飲んだりはしゃいだりの後、
予定を立てたボビーの言った通り最後は全員でコニーアイランドで朝日を迎える。
おセンチだけれどかなりいいシーンだった。
彼らは嫌な気持ちにさせてゴメンネ、と気にかけてくれたことに対して少しでもお詫びをしたかったのかな。
デイヴィスが飲んだくれてたのはこういう時は逃げ出したいタイプってことか?
キムの男といたくなるのと同じか(笑)
告白の波紋またヨーカス。
パトロール中にフレッドの通っているはずの断酒会の場所が閉鎖されていることを偶然見つける。
そこの断酒会に行っていると言い張るフレッドを嘘つき呼ばわりして険悪ムード。
フレッドの「行ってないけど大丈夫」と根拠のない自信も問題だが、
確かこの前もめた時「私も一緒に断酒会に行く、一緒に頑張ろう」ってフェイス言ってたよね。
それを放り出しておいてこの言い草、フレッドでなくても追い出したくなるよ。
まあ追い出したのは嘘つき告白のせいだけどね。
何もこんな時に仕返しみたいに中絶の告白しなくても。
全部自分がやらなければいられないってわりには断酒会のことはフレッドにまかせっきり。ああ、嫌だ。
子供のために飲んだくれの親はダメだって言うけど、あんたの家捜しに子供達本気で怯えてますから。
家庭の揉め事が仕事にも影響。
フレッドに告白したついでにボスコにも中絶だった事実を告げる。
ボスコは常に一本気。本気で心配していたことが怒りに変わる。
でもぷいっとしているあたり、表現はお子様。うるしにかぶれてるし。
臨時パートナーのサリーにも絡む始末。
サリーは大人だからぷいっとはしないけどね。
サリーの「ボスコを養子にしたらどうだ」ってのは笑えないぞ。
実家に身を寄せてもいらぬトラブルを招いて居場所をなくすフェイス。
お母さん(ミア・ファーロー?)も彼女の性格に手を焼いてたのね。
それにも気付かず人を責めることしかしてこなかったフェイス。
フレッドに謝った時の「結婚した時、これで助かったと思った」ってのは実家に帰って思い出したんだろうね。
というと反省もこの場だけかも。