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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース2−15「ミスター・ウィルソン」

1993年、知的障害の少年コリンが列車にはねられ死亡。事故と思われていたが命日にコリンの墓に置かれるイラストが事件の可能性を匂わせることから再捜査へ。

ダメだよ、こういう話は。話の出来不出来に関係なく涙…
精神薄弱児と接する機会が多かっただけに深読みしすぎて…
お母さんもネイサンも、残されるコリンのことが心配でたまらない。
ネイサンの「コリンとお母さんが重荷だった」というのは嘘。
自分がコリンをひきとれるほど大人でなかったことの悔しさの方が大きい。
コリンは精神病ではなく、知能が発達しないんだから精神病院に入れたらダメだよ。
薬でおとなしくさせられたコリンを目の当たりにしたからネイサンは線路でお祈りをするコリンを止められなかった。
大好きなお母さんのことを想いながら、天国でお母さんを迎える方がいいかもしれない、そう思ったとして誰が責められよう。
お祈りを始める寸前のコリンの全てをわかっているような眼差し。
あそこでネイサンとコリンとお母さんの気持ちは完全に同じだったのではないだろうか。
でもこれは犯罪。コリンが苦しむのを知っていながらも生かしてあげなければならないのが現実。
お母さんの入所するホスピスにお掃除係りとして働ければ一番良かったのかもしれない。

コリンはお母さんの懸命の努力で人の言うことを聞けるいい子。
勝手に戸棚や冷蔵庫を開けたりしない、服装もきちんとしている。
お母さんの涙ぐましい努力が想像できてこちらも涙。
コリンのように教えられれば自分のことはなんでもできる軽度の精神遅滞の方が接し方はとても難しいと思う。
行動力もあるし身体も大きく力もある、でも知能が幼子。
幼子のむずかりが成人男性の力なわけだから。

気になるのは知能の遅れた子をからかう高校生達。
小学生ならいざ知らず、あの年頃なら気遣ってあげるか無視するかだろう。
再捜査のきっかけとなったイラストの子も、下から2番目。
この子だと勉強が出来ないくらいで片付けられちゃうのかな。
GFにちょっかいだされたと思った少年はただの乱暴ものの仕返し。
コリンの存在を認めていたからでしょ。
コリンにキスさせてあげた女の子の気持ちはお母さんやネイサンのそれと同じだったんだろうね。
この事件がコリンの行き場所を狭めることにつながるのは皮肉なもの。
エンディングでのコリンはどんな想いだったのだろう…

で、リリーとスコッティですよ。
触れないで仕事をしていた方がよかったのかな。
お互いの地雷を踏みあっちゃったぞ。
クリスは思ったほど間抜けではないみたい。
一時的に身をおいただけでアパートに越すらしい。
9年前のことと語られたリリーの婚約者、今どうしてるんだろ。
スコッティは聞きたくないだろうけれど、私は聞きたかったよ。

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サード・ウォッチ−26「復活の道」 27「希望を抱いて」

「復活の道」
撃たれて3ヵ月半程休んでいたジミーが十分回復したとはいえない状態で復帰。
それなのに「自分はやれる!」とことごとく無理をする。
意地張ってるだけならまだしも、仲間の命を危険に晒す状況になってもまだ回復しきっていない身体を認められない。
何をそんなに焦る?
無理な復帰と重ねられるプロ野球の入団テストシーン。
あの時の掴んだと思ったものが逃げていってしまった感覚が今のジミーによみがえってきたのかな。
野球選手を断念して選んだ消防士。それが天職だと感じた矢先に怪我で離れることに。
それがあの空振りに重なって耐えられなかった。
でもこのまま無理復帰を続けるとまた空振りすることになると気付いたジミーは「無理でした」と認めて休職を延長するのでした。
命を預けあっている仲間を危険に晒したことで、仲間のジミーを見る目は冷たかった。
軽蔑してるんじゃなく「俺達の仕事をわかってるのか?」っていう表情。

今回から女性消防士アレックスの登場。他の分署からの転属のようだ。
どうもセクハラで男性隊員を訴えた様子。それでいずらくなり転属か?
ここの分署でもその噂は伝わっているらしく、アレックスは仲間を刺したヤツと見られている。
元救命士でドクと一緒に仕事をしていたらしい。
訴えられた男を知るジミーも信じられない、君の勘違いだと言ってしまう。
でも本当のことらしい。
その訴えられた男、OZの良心マーフィー看守じゃないですか。
そりゃ、私にも信じられないな(笑)

復帰を急いで失敗し孤立するジミー、
仲間を訴えて孤立するアレックス。
ジミーのことなので婚約者とキムがいながら同士を感じてフラフラするかと思ったがそこまで酷くはなかったね。
仲間の男だからと一方的に肩を持つわけではなく、きちんと謝罪できたジミーは少し大人になりました。



「希望を抱いて」
金がないっていつも言ってるのに、ジョーイはいい学校に行ってるなと疑問だったが、ジミーの親の希望なのね、学費まで出して。
キムの息子ジョーイの放火騒動。
以前も友達を突き落として親が呼び出されてたな。
他にもあるのか、学校から児童セラピストを紹介するといわれる。
あっちいったりこっちきたりの不安定な生活のせいだ、父親が必要だ、と早合点したキムはジミーとよりを戻すことに懸命になる。
でもジミー、S1の終わりのほうでやり直したがっていたのに一転して婚約者ブルックより。
怪我している間に心境の変化があったのか。
ジョーイに父親が必要というよりも、自分に男が必要な感じ。
なんだろうね、あれは。
自身の複雑な家庭環境とあいまってるんだろうけれど、
お母さんの「父親はいなかったけど、子供達は育った」って言葉、
あまり説得力ないかも。
でもその言葉に目を覚ましたキムはジミーとブルックの仲を受け止める。
冒頭、キムが自分のことをコレクターって言ってたけれど男も?って言いたくなるエピソードだったな。

交通事故で心停止の妊婦の足を切断して赤さんをとりあげるのは…
助かるものは助けたい、でも手順というものもあるし。
今回のドクの言い分は真っ当なものだと思う。保身だけじゃないでしょ。

1話で一人ずつにスポットをあてる方法はわかりやすいし掘り下げ感も好きだが、
ターゲットの周辺にいない人がお話に登場しなくなるのはちょいと寂しいかな。
それにこの前のドクと今回のドク、別人みたい。
反省して改心したってことかな。

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CSI:5−25「12時間の死闘」

先週と前後編でシーズンファイナル。
偽事件の捜査に出かけ誘拐されたニック。
身を案じているところに箱に入れられ生き埋めになったニックのリアルタイム映像が届けられる。
要求された身代金を届けると犯人は金には関心なく自爆。
手がかりを失ったCSI…というのが前回まで。

少ない手がかりからも必死に何かを見つけ出そうとするメンバー。
ラボもこの事件が最優先。なにせあのエクリーがそう言ってますから。
どっちを担当するかコインで決めたことに心を痛めるウォリック。
痛めるどころか荒れてる。
そこは主任のキャサリン、なだめに向かう。
でも…
箱の中で両親やみんなに感謝の言葉を話し始めたニックが主任と言ったのはグリッソムのことだな。

箱の中に入ってきた蟻の生息地域、爆死した犯人の親指から収監されている娘の存在から埋められている地域を割り出し、
救出へGO!
しかしそこでまたもやお手柄ホッジス。急に軽くなると起爆装置が働く仕掛けを見つけ出す。
体重分の砂を箱に入れると同時にニックを引っ張り出しバーン!
間一髪で救出成功。

事件は、無実を訴えるのに収監された娘を想う故の父親の復讐。
狙われたのがなぜ警察でなくCSIなのか?
という前回感じた疑問は解消されなかったな。
ニック救出に向けての張り詰めた気持ちと連帯感。
元のチームの重要性を再認識させるエピソードとなりました。
「部下を返してくれ」の言葉に集約されてますね。

この言葉を受けて次のシーズンでこっそり再編成されていたりするのだろうか。
私としては戻して欲しい。
だってみんなを一度に見せようとするから時間軸がぐちゃぐちゃなんだもの。
今は夕方か?明け方か?
ラボの人達のシフトはまた時間が違うのか?
いつもそんなことに振り回されて気が散るベガスだったんだもの。
S5はこればっかりだったな。

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SFU−33「時期」

本編よりインパクトありの予告編は妄想でしたのね。しかもルースの。
ジョギングに行くと聞いてこっそり様子を見に行ったことへの罪悪感妄想。
これ、ストーカーだよね。罪悪感があるからそうでもないのか。
アーサーにのめりこみ始めてる。友達になったばかりのベティーナと会えないことも影響しているかも。
お友達としてはアーサーの方をオススメします。
いとこ(?)へのヴォイスレター、穏やかで優しいお兄ちゃん!
裏に何もないことを望んでみたり、逆を期待してみたり(苦笑)
ルースのアーサーに対する気持ちがお友達以上のような予告編。
予告も最近は騙してくるから鵜呑みは禁物。

フードショーにリサが出かけるのでマヤの面倒はネイトがみる。
が、ブレンダのお父さんの新聞記事を発見し、リサの了解を得て葬儀に行くことにする。でもマヤの子守が見つからない。
クレアはデート、ルースはストーカー中、フェデリコの奥さんに預けることは不安。
というわけでマヤも連れて行く。
葬儀でのブレンダの家の人達とは旧交を温めるといった感じ。
あのお母さんも旦那の兄弟(たぶん)には悪態をついていたがネイトには感謝の意を表してるし、ビリーも落ち着いた様子。
参列したことは予想以上にあちらには歓迎されていたみたい。
この前は謝るだけだったブレンダも、ネイトの手術跡を見て涙したり、恋しさの再確認。
やり直したいのなんのと発展しないのはリハビリが効果的なのか。
自宅へ戻ってからのネイト夫婦には嵐が来た。
マヤを連れて行ったことを正直に話したのにリサは「元婚約者にマヤを抱かせるなんて!」とお冠。
気持ちがわからないでもないけど、ネイトだって抱かせてないと誓ってるんだから。
真の大物はマヤ。リサの帰宅時ネイトの膝にすわり絵本を広げてたけど、
あれ、本当に読んでるみたいだったぞ。
この子、気になりだしたらとまらない。全部知ってて演技してるみたい。
あの頬っぺたに秘密のものが詰まっているに違いない…
あそこで「私見てたけれど心配することなかったよ、ママ」と言い出すんじゃないかと思ったくらい。

デイヴィッドはコーラス隊のパーティーにキースを連れて行く。仲間に恋人を初お披露目。
楽しそうなデイヴィッドとは対象的にキースは居心地悪そう。
「私は女優」ゲームでは最後まで正解できず。いらいらしながらも爆発しなかったのは精一杯の気遣い。でのそれもそこまで。先に帰宅することに。
みんなと趣味が同じではなかったのね。
オトコ女子高生軍団に迫られる妄想はステキでした。

最近フェデリコばっかり仕事してる。
遺体修復の腕はフェデリコが一番なのはわかるが、デイヴィッドもネイトもいないことが多い。
必然的に超過勤務、そして親を亡くしたばかりの奥さんの精神も不安定に。
奥さん認めてませんが。
共同経営の分配率、再考の余地ありかも。

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サード・ウォッチ−25「灰色の4日間」

レストラン銃撃事件で5人の死傷者。犯人は黒人少年2人との目撃情報。
マスコミは死亡した白人教師のことばかり報道し、
警察は黒人少年への過剰捜査。
犯人が潜んでいると思われるアパートへの一斉検挙では、4人いたうちの3人が射殺される。1人逃亡。
現場にいたドクは理不尽さを感じる。

というわけで黒人のドクが過剰に反応してしまったエピソード。
警察は被害者が白人だと懸命な捜査をするけれど黒人だとそこまでしない、
犯人が黒人だとしらみつぶしの捜査をする、
警察ドラマを見ているとしばしば取り上げられる問題。
これもその傾向は多少あり。
でも一番強いのはドクの被害妄想。
何故黒人の被害者のことを報道しないのか、
犯人達を最初から射殺するつもりだったのではないか、
もう一人の怪我した少年も殺してしまうのではないか、
妄想はどんどん拡大。
ついにはボスコの「ジャンキーの手当て」といった言葉を「モンキー」と聞き違え殴りかかる始末。
ボスコの口が悪いのはいつものこと。
口にするだけで深い意味はゼロなのに。
怪我人の手当てにかかっていたカルロスにまで取り押さえられ
「モンキーなんて言ってない!」と窘められる。
呆然としたドクは間抜けにも見えた。

間抜けを通り越して過剰反応する人権主義者に見えた。
黒人警官であるデイヴィスにまで嫌味を言う必要ないし、
自分を頼ってきた逃亡犯(と見られている)の搬送にマスコミを呼ぶのもどっちつかずの判断に思える。
結果としてドクは警察も黒人も敵にしてしまった。
腕は最高!と尊敬しているはずのボビーにもどうかしていると指摘される。
救命士チームでなければ警察と同じ目で見ていたかもしれない。

一番身近だからどうかしているドクにいち早く気付いたカルロスの気遣いは泣かせる。
医学部の試験のおかしな出来事をがんばって話してたのに、ドクは上の空。
パートナーの一大事には大人になれるカルロスを見直しました!

ドクが救命士を志すきっかけとなった出来事がモノクロシーンで挿入されていた。
これもなんだかアンバランスにしか見えなかった。
幼い頃見た頼もしい救命士の姿。それに憧れて同じ道を歩む。
命を救う仕事の大切さ、幼心に感動したんだろうね。
今もその想いは変わらないのはわかるけれど、違う想いが入ってきているのも確か。
今回の行動を完全に否定することはできないけれど、
まあこれでドクは仕事の腕はいいけれど頑固者って決めていいのかな?

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