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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ−3「傷だらけの心」 4「正義とは」

「傷だらけの心」
救急車の荷物整理をしていて腕時計を見つけたドクとカルロス。
さっき搬送した男性の遺品と思い病院へ届けるが違っていた。
問い合わせがないのは亡くなってしまったからだと見当をつけ、1件1件当たっていくが見つからない。
直接届けることにこだわるドクをカルロスは「自分が満足したいだけ」と非難。
勤務を終えた後入院中のジェリーにこのことを報告。カルロスの言い分を認め「お前だったら必ず止められていた」と苦笑い。

「正義とは」
通報を受け現場に駆けつけたドクとカルロス。負傷者はガラの悪そうな連中に囲まれていた。
それを見たドクは警官の到着を待つという。熱血カルロスはそんなドクを歯がゆく思う。
負傷者は助かったものの、カルロスの気持ちはおさまらず言い合いをしてしまう。
この一件を相談されたボビーは、ドクの判断は規則どおりであり正しいこと、数年前の奥さんの事故死、ジェリーの銃撃事件からまだ2週間しか経っていないことを考えるようにとアドバイス。



ドク&カルロスは、危険な状態を自ら作りそうなカルロスをドクが制するだけかと思いきや、
そんなカルロスに新風を感じているようなドクもいる。
揉め事も多そうだけれど、一つ一つ積み上げていくような二人の気持ちの寄り合いに期待できそうかな。

サリー&デイヴィスの方は落ち着いた先輩と教えを請うことを厭わない後輩といった感じ。
サリーも無茶なことは言わないし。
ボスコとのイタズラ合戦は大人なんだから…って気がしないでもないが。
発端はジミーなんだし。あ、ボスコも大人だ。
イタズラ合戦の次の手を考えるボスコ。
帽子の中にうん○等、いくつか上げるが、相棒のヨーカスはありふれてるってそうなの?
警官も消防士もイタズラは止まらない…

お子様のようなボスコですが、署の近くに住む知的障害を持つ男性のパトカー泥棒への対応はお見事。
もうこの日は署長に怒られているから、なんとか穏便に済まそうと必死だったのかもしれないが。
ヨーカスも褒めていたから、彼の普段の子供っぷりがうかがえる素敵なエピソード。
肉に執着したり、さすがだな(笑)

キムに、お母さんを大事にしていることを揶揄され怒るボビー。
謝るキムに父親に出て行かれてから母親と自分がどんな想いだったかをまくしたてる。
ボビーの退場シーンを先に見ちゃってるので、この言葉はとても重い。
仲直りのためにキムの盗まれた財布を取り返した上に、中身まで補充するあたりもね。

2話続けて見るとどっちのエピソードだったかわからなくなる。
ただでさえアンサンブルドラマで交錯しているのだから。

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LOST−26「闇の底」

当然誰かのフラッシュバックかな、と思いますね。
でも顔を映さないあたり何かあるかも、と期待はしてましたが。
あの男はジャックのフラッシュバックのスタジアムランに登場していたデズモンドですよね。
今まであの飛行機に乗る直前に空港で接触があった偶然はわかるが、これはどうだろう。
そんな偶然作っちゃっていいのか。
ハーリーがロックの勤める会社の大株主だったり、
韓国でハーリーが映っているテレビニュースが流れていたり、なんて偶然もあるからなあ。
それともデズモンドのは偶然ではなく、何かしらの力が働いているのだろうか。
ハッチとデズモンドの居住空間がつながっているんでしょ?
いつからあそこにいるのか、電力・水道・食料の確保は、あのお薬は、
キーボードのENTERキーの言葉の違いは、等とにかくまた謎が増えたわけだ。

本当のフラッシュバックはジャック。
後に彼の妻となるサラが事故で病院に運ばれてきたところ。
脊椎の損傷箇所が難しかったのか、歩けるようになる望みは少なかったらしい。
それが失敗したと思われていた手術が成功し、サラは歩けるようになるらしい。
この特殊な出会いがきっかけで結婚するに至るのだろうが、
この当時いたサラの婚約者はどこに逃げたのだろう。
事故の具合をかなり気にしていたから半身不随のままなら逃げ出したかもしれないけれど、
奇跡的に回復するわけだし。
サラが奇跡を起こしてくれたジャックになびいたってことかも。
特殊な状況で始まった恋愛は長続きしない(スピード?)という例に漏れず
離婚しているらしいが。
手術が失敗したってめそめそジャック(あ、別の番組だ)を
慰める(?)のにデズモンド登場。
この人が不思議な力を持っていてジャックを通じてサラを回復させてしまったのか。
そうすると島に墜落後歩けるようになったロックにも通ずるものが!
いくらなんでもこんな「デズモンド様」みたいな展開はないでしょうね。

このフラッシュバックでも違和感。
それまでのジャックはかなりの現実主義。患者にもありのままを伝えるのが彼の方針みたい。
そんなジャックに「患者は希望が欲しいもの」と、ジャックのお父さん、かなりまともなこと言ってる。
それがどうしてあんなことを引き起こしてしまったのだろうか。
酒が入らなければ立派ないい人ってことか。
それとも酒が入りっぱなしになるような出来事があったのか。

ハッチの中へ入る入らないの話はロック、間違ってる。
あんな暗闇の時間に急いでやることじゃないだろうに。
あの時間に残されたみんなが欲しいのは安心感。
自分の興味だけで入っていくのはどうかな。
みんなの安心を選んだはずのジャックも後追いしちゃうのでお互い様。
あれじゃ、ハーリーもまた心が押しつぶされちゃうよ。

筏組の消息が語られないのは不満。ソーヤーが心配じゃないか!
シャノンが見たウォルトの姿、
あれは普通考えたらもう命がないってことになるけれど。
ウォルトは不思議な力を持っているから伝えたいことを強く念じた結果なのかも。

S1の終盤あたりから純粋なワクワク感はかなり失速していたので
待ちに待ったという感じではない。
でもやっぱり見ちゃいますね。以前とは違った好奇心が湧いてきたみたい(笑)
展開は確かに面白いもの。ただ広がりすぎていく謎の収拾が楽しみ心配なのですね。

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BONES−2「自爆テロリストの真実」

白昼の街中で車が爆発。車の所有者が政府関連の人物だったため、FBIは身元の特定に躍起になる。
爆発の中心にあったと思われる遺体なので身元の確認は困難かと思われたが、テンペランス博士チームの尽力により、車の所有者と同一人物、ハミド・マズルクであることが確認される。
となるとマズルクはテロリストだったのか?
奥さんと弟は無実を主張。

アラブ系がテロリストという設定はもう珍しくないが、反感持たれないのだろうか。
爆発を企んでいたのはハミドではなく弟の方。キリスト教に改宗したと思わせておいて実はイスラム教の兄よりもテロリストでした、という結末。
兄弟揃っての皮膚結核も、弟が仕組んだダイオキシンの健康被害だった。
これ、何のためだったのかちょっとわからなかった。疑われないためか?
最後のモールのシーンでは今度は弟が自爆テロを決行する予定だったが、
先読みしたブース捜査官に実行を阻止すべく狙撃される。スナイパーの腕を見せつけたわけですね。
手や足を撃ったくらいでは起爆スイッチを押してしまうから、殺さなければならなかったんですよね。
博士も表彰ものだって言ってたし。

ブースの恋人を無理矢理登場させちゃったのは、博士とのラブストーリーを展開させるため?いらないよ〜。
変な人物設定で十分可笑しいもの。
科学者チームもだんだん色づけされてきそうだし。
そういえばみんなが身元確認に忙しそうな中、フィクション3D復元術のお姉さんは一人で暇そうだった。友達思いのお節介キャラか。

テンペランス博士とブース捜査官のはみ出し捜査振りが見事だった。
身分的には捜査に直接タッチしていないテンペランス博士なら何をしてもいいってことか?
ハミドの奥さんの浮気相手からは確実に訴えられると思うが。
今「刑事の墓場」という本を読んでいる。
懲戒免職にしたら警察の信用に関わるような失敗をした刑事が集められた警察署が舞台。
前回窓際捜査官と表現したブース捜査官だが、こんなことをしていたら墓場行きかも。
いや、既にあれが刑事の墓場なのかもしれない。

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CSI:5−13「人形の牢獄」

「タールで固められた遺体が見つかったんだって?」
自宅で警察無線を聞いていて駆けつけてきたとしか思えないグリッソム主任。
はしゃいでましたねえ。
私が最近ずっと気になっているシフトについてもさらりと説明をしてくれるあたりうれしい。
「シフトまでまだ時間がある」そう、私は早出ですよって。
結局はタールをはがすことにちょいと失敗し、頭蓋骨を壊す。
キャサリンに非難されながらも「シフトの時間だ」と逃げ出すのでした。
今回も捜査をしていない主任でしたが、楽しそうだったので勘弁しましょう。
せっかく主任がシフトのことを気遣ってくれたのに、同時間帯と思われる頃グレッグは裁判所に行くなんて…
ベガスの裁判所は24時間営業か?

事件の方は、タールの遺体は行方不明だったロシア女性スベトラーナ。
日本にフィリピンの女性がたくさん働きに来るように、米国にはロシア女性が行きたがるのだろうか。
彼女達が望んでいるとはいえ、あんな美容室、摘発されないことが不思議。
スベトラーナを外に出したくなかったのなら、美容室を辞めさせることが先立ったんじゃないのかい?
スベトラーナを飼い殺し状態で虐待といえば虐待だけれど、暴力は決してふるわなかった夫。
暴力を偽装してまで離婚したかったスベトラーナ。他に好きな男ができちゃったからといっても…
嘘の申し立てをされたことに腹を立てはずみで殺してしまった夫が、あるシステムの温床となっている美容室の受付の男に遺体の始末を頼んだ、と。
その結果が主任が興奮して駆けつけてきたタールの遺体。

この夫役の人、私にとってはダンバースでしかないのです。
OZでの知事の悪行振りにも
ダンバースは本当はそんな人じゃないからっていつも思ってしまう。
今回も人間として侮辱したような奥さんの扱いだったけれど、
暴力だけはしてないよね、って無理矢理同情できる部分を探してみたり。

ちょっと前に触れられたサラの里子の真相が。
DV父さんに耐えられなくなったお母さんが一線を越えてしまった。
DV関連の事件の捜査に落ち着かないのはこのため。
今回行き過ぎた行動で処分を受けたサラの家を主任が訪れてって展開。
前回のサラの告白がなければ、上司と部下が心の闇を解いていこうとする素敵なシーンだったかもしれない。
でも私はあまりこの二人の恋愛話は見たくないので…
この二人に限らないけどね。

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コールドケース2−3「ダニエラ」

旦那と離婚したい女が警察に旦那の過去の「殺人の証拠」として8ミリフィルムを持ち込む。
若い女性に銃を向けている映像が映っていた。
そのフィルムが1979年に撮影されたものであることからその年のファイルを探すと、ゴミ箱から脳しょうのついた衣類とバラの花びらが発見された事件が浮かび上がる。

79年当時、性同一性障害というものは世間的に度の程度認知されていたのだろうか。
ダニエラの家出はこのことが原因だろうし、今よりもさらに生きにくかったことは確かだろう。
ダニエラとクリスの出会いは最悪だったけれど、お互いそれが運命の人だったなんて。
クリスもダニエラの素性を知った上で交際していたのだから、真剣さがうかがえる。
が、それも普段から頭の上がらない父親が介入してきたことで壊れてしまう。
巡り会った運命の人が男性だっただけ、そう告白して欲しかったんだろうねダニエラは。
でもクリスは父親の言いなり。
二人の関係を信じていただけにダニエラのショックは大きく、思い直したクリスが駆けつけたときは時すでに遅し…
これを通報すると、ダニエラなんて女性は存在していない、彼女が身元不明の男性として検死されてしまう。
彼がダニエラの死体をこっそりと埋葬したのには、女性でありたかったダニエラを尊重したのだろう。父親の前で正直になれなかったことへの償いもこめて。
男性と付き合っていたことが発覚することへの世間体を考えてではなさそう。未だ独身みたいだもの。
世間体考えていたらとりあえず、自分の性的嗜好を考え直すとか、元に戻すとかの勝手な理由を自分で見つけて結婚していると思うな。
ダニエラのお母さんには早く知らせてあげないといけないよな。
さんざん嘘をつきまくったクリスを最後は勇気付ける形で事件解決に導いたリリーは凛々しかった。
あ、ダジャレになってる(笑)

事件と直接関係ないがプロムのシーンでビレッジピープルの曲がかかっていたのはわざとだろうか。
クリスと昔つるんでいた離婚されそうな旦那、あれ、悪い病気でしかない。
街で女の人を拾うのがられ止められないんだ。

最後にクリスに一言。
彼女を尊重していたのならコサージュとドレスは遺体と一緒にしてやれよ!

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