コンビに強盗と警官の撃ち合い。負傷した警官がパトカーで運ばれてくる。
犯人の方は後で救急車。しかしERで死亡。
警官の方もかなりの重傷。
治療に二つの選択が提示される。
リスクは少ないが回復の可能性が低い治療と、回復の可能性は高くなるがリスクも大きい手術と。
本人に意識がないため決断できるのは肉親。
彼の家族と呼べる人は3年一緒に暮らしている婚約者、元妻と15歳の息子。
この場合、法的に決定権があるのは15歳の息子。
少年は「お父さんはきっと手術を選ぶ」と一端は決断するが…。
今回の大きなテーマ。
たとえ一緒に暮らしていても肉親でなければ決断することができないということ。
法的に家族でなければ意見は通らない。
「危険な手術を選択して、もしそれが失敗に終わったら一生後悔する」
母親にそう言われてしまえば気持ちは揺らぐ。
結果手術は中止され(とりあえずか?)回復しきれないとしても生きていてもらうことを選択する(させられる)。
あの身内3人の中では一番冷静にお父さんの状態を把握し、治療の説明にも積極的だったとはいえまだ少年。
一生の責任を負わせるのは酷。
意見の違うお母さんを説得する見方になるといったレイは勤務が終わると少年に一言もかけずに帰ってしまうし…。
で、ニーラですよ。
帰ったレイを追いかけて心配りのなさを糾弾する。
「あんたが付いていてやらないから、手術を取り止めた」と。
言いたいことは「あそこまで親身になったんだったらもう少しついていてやれ」ってことでしょう。
「そんなことしていたら一生病院から出られない」ってレイの言い分もわかる。線引きも必要。
でも今回は特別だったような気がする。
ニーラの何が嫌だったかっていうと、レイへの意見は同調もできるが
まだ捜査段階であるお父さんが撃たれた理由を軽々しく少年に教えたこと。犯人の少年が持っていたのは空気銃、でもお父さんは警察官の持つ銃で撃たれたらしい。
事実だとしても
ニーラの言うことではない気配りをしているようでいてそうでない。でも他の人の行為には猛烈に正義感を発揮して意見する。そこが嫌。
腹痛の少女。私が症状を聞いても虫垂炎じゃないか?と思ったのですが…。
胃炎と診断していたころから転院を希望していたのに、アビーは何故認めなかったのだろう。
いよいよという状態まで待たせておいて「重篤な状態なので動かせません」では家族も納得できなくて当然。
結果的には転院させなくて正解だったが、アビーの対応がよくわからない。なんだか投げやりで患者と家族を不安にさせるためのような行動に見えた。
ニーラのことでいらついてたからかな(私が・笑)。
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