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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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LOST−5「責任」

皆にリーダーとして頼られることに苛立ちはじめるジャック。想像できない状況におかれたためのストレス以上のことがある様子。
ジャックがあの飛行機に乗っていたのは、失踪した父親をオーストラリアに探しに来たが、遺体となった父親と対面し、その遺体と共にアメリカに帰る途中だったようだ。
ジャックの過去。子供時代、父親から「お前は決断をするな。失敗した時にそれを受け止めることがお前にはできないからだ」と言われる。これはジャックの性格を考えたうえでのアドバイスなのか、自分のようになれない息子への蔑みなのか。
母親までが父親の失踪をジャックのせいにするような事件って、いったい何があったのだろう。「お父さんには友達はいない。あなたのせいで。あんなことをしておいて」どんなひどいことをしたんだ、ジャック。
行き先がオーストラリアだとわかっているのだから失踪とはいわないか。
ケイトやロックの場合と同じように、事実だけを知らされて(歩けないとか、手配中だったとか)それが何故かということは明かされない。

ジャックにしか見えていないと思われていた謎の男性。やはり彼の父親のようだ。幻なのか、現実なのか確かめようと追いかけて奥地に入ると機体の残骸を発見する。そこには父の入っていたはずの棺があるが中は空。ということは、あの父親はこの島の不思議な力で生き返ったのか? ロックが歩けるようになったのと同じ理由か? だとすると他の人にも見えてなくてはならないが。

棺を叩き壊して気持ちの整理をつけたのか、皆のところに戻ったジャックは逞しいリーダーだった。ロックの助言も効いてるのかな。
ロックと言えば、山の中に入るのが楽しそうだ。ラリーに参加したかったくらいだから、緊急事態のサバイバル方に長けている様子。
ジャックには「見た」と告白している。でも恐怖ではなく、どこかうっとりしている。機長を襲ったものとは別なのでしょうか。

今回でこのドラマを見る方向性がわかったように思う。サバイバル群像ドラマなだけではなく、「不思議な話」の要素もかなり強そうだと。
予告でまた煽られてしまう。韓国人女性、あんたお嬢かい!



TBありがとうございました (KEI)

2005-12-13 05:54:35

yasishiさん、おはようございます。
こちらからもTBさせていただきした。

ロックが見たものは、何だったのでしょうね。
棺が空になっていたのも、気になります。
不思議な力が、ジャックの父親に命を吹き込んだとすると、それはジャックのためにでしょうか。
そして、父親は、今どこに?
ラストのジャックも、何か力を与えられたように、
逞しかったですね。
あれが、本来の彼なのでしょうけど。




KEIさんへ (yasishi)

2005-12-14 11:32:02

こんにちは、KEIさん。
棺を叩き割って、過去の父親からの呪縛を断ち切ったようなジャックは逞しかったですね。
棺を見つけて恐る恐る近づいて行くシーンはスリルがありました。
本文にも書きましたがこれでドラマを見る上での心構えができたような気がします。

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OZ−9「真相」

S2の第1話。
前回機動隊が突入して暴動の制圧にあたったところで終わった。その続き。
死者8名(看守2名、囚人6名)。首謀者とされるサイード、オライリー、アデビシは独房へ。ミゲルは怪我をしたらしく病棟。そしてロスは死亡していた。
機動隊の突入を指示したデブリン知事は非難されるが、その正当性を証明するために調査員をオズに迎える。知事は調査員の代表ケリーに御褒美をちらつかせる。
ロスだけ当たった弾数が多いことに疑問を感じ、暴動の場を借りた殺人が行われた可能性を思いつく。
あんな状況でも見ている人はいるものでケリーには話さないがシリンガーは「見ていたぞ」とダイアンに圧力をかける。でも結局調査を進めていったケリーはダイアンにたどり着くんだけれども。ダイアンも認めちゃってるし。
所長に次第を報告するが「囚人のロスと家族を養うダイアン、どっちをとる」というようことを言われ、最終的に「機動隊の突入も仕方のなかったこと、囚人にも責任を問わない」と記者発表することに。囚人をもっと締め上げたい知事には面白くない結果に。
ドビンズとプロバスケの安否を心配するヒル。ようやくプロバスケを見つけるも、ドビンズは助からなかったらしい。プロバスケも足を引きずっていたようだ。
ドビンズの死は死んだ囚人6名の中に入っているのだろうか。

ビーチャー、またやりましたね。ロブソン(だっけ?)はこんな初めのほうでこんな目にもあっていたとは。覚えていなかった。こんなの序の口だね、ロブソン。先端だけみたいだし
「誰にも暴動の責任を問わない」という結果でエメラルドシティも存続することになるけれど、この時点でなにか改革を取り入れなかったのでしょうか。これじゃ囚人が勝ったも同然。

突入隊の一人、銃を取られて使用されたと言ってた人(名前忘れた)、あれは「24」のシャペルですよね。そっちに気をとられていたので名前を覚えられなかったみたい。スーツ姿しか知らなかったけど、体鍛えてたんだ。

「OZ」ではどうしても悪者役のデブリン知事。でも彼は私のなかではダン
バースなのですよ。本当はあんな人じゃない! と思いながら見てます。しかし、この俳優は何人なのか。「24」でドレーゼンという東欧出身の役をやっていたが、本当にそうなのだろうか。一番気になるのは彼の名前。日本
語的には何と発音すればいいのか? 読めないのです。


Unknown (ゆうき)

2005-12-11 19:48:09

こんにちは。TBありがとうございました。こちらからもさせて頂きました。
噛み切られた彼(ロブソン?)は今後も登場するんですね。ビーチャーにまた何かされるんでしょうか…? 恐いけど楽しみでもあります。
名前と言えば、ビーチャーの人もドイツ人みたいな名前でしたね。英語以外の名前は読み辛いです…


ゆうきさんへ (yasishi)

2005-12-12 10:45:57

こんにちは。
日本人だからなのか私が無頓着なだけなのか、名前や顔つきで人種を判断することが難しいです。
私など英語の名前でも難しいです…。

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OZ−8「革命」

ついにエメラルドシティで暴動。
きっかけは囚人同士のゲームでの諍い。それがあちこちに飛び火していく。あっという間に看守は人質にされ、通用門にはバリケードが作られる。
サイードは「リーダーになる気はない」と言ってるが実質リーダー。重大な事はトップの多数決で決定することにする。サイード、ミゲル、オライリー、スコット、アデビシ。ミゲルとライアンは状況をみて判断できるけれど、スコットとアデビシはとてもリーダーの器ではない。力はあるのだろうが。ライアンが言うとおり、サイードは喧嘩してつぶし合うのを期待しているみたい。

プロバスケの人は薬に溺れたり、弱いものいじめをしたりでヒルの信用を無くしていたけれど、大怪我をしたドビンズを連れ出してあげることでちょっとは信用を回復できるでしょうか。チェロを叩き壊したことへの償いもあったのでしょうか。あの暴動に「本物は違う」と度肝を抜かれてオタオタしていたようにも見えた。
ヒルは自分のヒーローが次々に壊れていくようでたまらなかったのでしょう。

囚人側の要望は、個室面会の復活、煙草の許可等他愛もないこと。しかし、サイードは暴動の根源をマクマナスに聞かせる。この国の間違った法制度。教育が満足に受けられないことが原因で収監されている人もいるという。具体的な所内での一つ一つの権利ではなくシステムを要求している。
薬がなくなってきて暴動ない暴動を起こすようなアデビシはそんなこと考えていないんだろうな。リーダー同士でも暴動の意味が違っている。

シリンガーは本当ならアーリア系のリーダーとして仕切っていたかもしれない。3ヵ月後の仮釈放審査を控えて行動も控えたいから、監房から出ないようにしている。暴動には内心舌打ちしているのでしょう。むしがいいよなあ、急に被害者だもの。
逆にビーチャーはかなり強気。暴動でも何故か張り切っている。消火器撒き散らしは今見てもすごい。リーダー会議の後ろでグルグルまわっているのは恐い。
「仮釈放が近づくと何故か揉め事が」とシリンガーを脅すビーチャーが一番恐いかな。あんなこと言うから…。

看守からもマクマナスは責められる。「お前が理想をふりかざすからだ」と。この後もマクマナスにはイライラさせられるから、あの看守の声も話半分くらいにしか受け止めていなかったのかな。
今回の最後はエメラルドシティの電源を切られて暗くなったところに制圧隊が突入したところで終わる。来週すぐ放送があるからいいけれど、間が開いたら嫌ですよね。気になってしょうがない。



こんにちは (ゆうき)

2005-12-04 15:44:51

TB上手くいってましたよ。ありがとうございました。こちらからもさせて頂きました。
前は確か最終回の後はS1の再放送だったんですよね? S2の放送まで待ち遠しかったでしょうね。
マクマナスは今後も迷走しそうですね(笑)
ピンを抜いた手榴弾のようなビーチャーが恐いです…



ゆうきさんへ (yasishi)

2005-12-07 08:53:53

こんにちは。
TBできていましたか。確認もしないで申し訳ございません。最近ゆうきさんのところに送れない状態が続き、あきらめていましたので。
「ピンを抜いた手榴弾」、今のビーチャーにぴったりです!

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LOST−4「運命」

今回過去が語られるのはロック。島に着いてからの彼は皆と同じように救助や活動をしていたので、車椅子生活をしていたとは想像つかなかった。
回想シーンの会社で。大佐と呼ばれているのは何故だろう。除隊した後に勤めているのか、と思ったら直後に若い上司が「軍隊経験もないのに何で大佐だ?」と言っていた。戦争ゲーム(サバイバルゲーム?)好きが高じてついたニックネームだろうか。
私たちにはオーストラリアに着いたロックがウォークラリーの担当者と言い合いになるところまで、車椅子のことは見せない。会社で若い上司が憎々しく「お前には絶対できない」と言い放つことから想像させるのみ。
個人参加で保険の対象となるようなラリーなんだから、主催者側の言い分のほうが世間的には正しいのだろう。自分の境遇もロックは伝えなかったんだし。
「この4年間、何でも一人でやってきた」ということは、先天的ではなく何らかの事故あるいは病気が原因で歩けなくなったのか。その原因にロックの謎の部分が隠れているのだろうか。
それが飛行機の墜落の衝撃で歩けるようになったのか。先週言っていた「奇跡が起こった」とウォルトに話していたのはこのことだったのですね。
しかし、私には疑問が。4年もの間車椅子生活をしていたら足に感覚が戻ったとしてもそれまで休んでいた筋肉がついていけないと思うのですが。立ち上がるとすぐに走って救助に向かってたし。機内で彼が車椅子を使用していたのを見た人はいないのか。かなり目立つと思うが。それも含めて奇跡なのか?
マイケルが怪我したっていうのにそれも目に入らずに、憑かれたように猪狩りを再開するのはちょっと恐かったです。
電話で知り合ったヘレンをオーストラリアに誘っていたのは彼の孤独な日常が伝わってきた。あのヘレンは電話の風俗嬢みたいな人だと受け止めたが。

ジャックが見たものは現実なのか、それとも彼だけに見えるものなのか。「SIX FEET UNDER」のお父さんみたいに。来週はそれにジャックが悩まされるみたいだった。
機内でトイレにたった旦那さんが見つからない女性は「主人は死んでいない」と言う。機体の後ろ半分ごと見つかっていないのだから、もしかすると島の反対側にでも落ちていて生存者がいるのかもしれない。ジャックが見たのはそういう人か。それなら隠れる必要はないが。

4話まででなんとなく過去が明かされたのはケイトとロック。放っておかれずにまた触れられるのだろうか。このままじゃ消化不良だし。



TBありがとうございました (KEI)

2005-12-03 17:32:24

こんばんは。
こちらからもTB送らせていただきました。

ジャックの見たスーツの男性、SFUのネイトの父親と違って正体不明で怖いです。

ロックに起きた奇跡、不可解な現象、ひょっとして異次元にでも飛び込んだ?と思ってしまいます。

今夜の字幕版は、再びジャックがメインのようです。
こうやって小出しにされて行くの、じれったいですね。
それが、また、ワクワクさせてくれるのですけど。



TBありがとうございます (モリー)

2005-12-03 18:03:16

もう4話まで見られたのですね。早かったですね。次回は追い越されるかも。
「SIX FEET UNDER」初回だけ見たのですが、なるほどお父さんを思い出しますね。
最後の追悼式のシーンでのロックの目。イノシシを一人で倒した事で自信を取り戻したのでしょうか。




KEIさんへ (yasishi)

2005-12-04 11:08:39

こんにちは。
ホントに異次元にでも飛び込んだのでしょうか。ひょっとしてSFドラマなのですか? そうは思ってませんでしたけれど。
KEIさんは字幕版のみ見ますか? どこかで字幕も吹替えも両方見るという人を見かけたような気がするのですが。



モリーさんへ (yasishi)

2005-12-04 11:14:57

こんにちは。
まず追い越せませんからご安心を。早くても木曜日の夜ですから。その時間もまず見られないので金曜日かな、という日程ですから。
ロックの見つめる先は何なのかと思うと恐いです。

「SFU」も面白いです。初回の偽CMの演出ににうれしくなってしまいました。オススメです。

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OZ−7「計画」

サイードを見殺しにしようとした奴。それだけならまだいいが(よくないけど)よくも「自分が皆をまとめるように頼まれた」などと言えたものだ。サイードが助かることは考えなかったのか?
復帰したサイードに事の次第を話され、無視される。ムスリムだけでなくほかの囚人からも相手にされない。変わった区画で孤独を強く感じ自殺。
このエピソードで在職中に倒れて亡くなった当時の小渕首相をめぐる一連の騒動を思い出した。あの時も後継者について「本当にそんなこと言ったのか」「話せる状態だったとは思えない」等ありましたね。


両親を殺して食べてしまった青年。かってにサイードに洗脳されてしまって所長を殺さなければという思いに一人で走ってしまった。ミゲルがびっくりしているのが面白かったなあ。そうか、この時もうミゲルは抗鬱剤を飲んだりしていたんだ。
結果、所長は殺せなかったけど止めに入った看守を殺してしまい死刑になる。死刑囚監房で何故かオーバードースで自殺しかけるが何とか助かる。その時所長が「なんとしても助けろ。死刑囚は刑の執行の時その罪を意識していなければならない」みたいなことを叫んでいたけど。彼が両親を殺した理由、テレビが見たかったからですよ。そんな彼に普通の人と同じ刑罰で対処していいのか。
殺された看守のお母さんに会って彼は最後に何を思ったのだろう。ムカダ神父は最後の言葉を書き留めたかったのに突然のスピーカーの故障で何を言っているのかわからない。
死体安置所に隠れていて怒られたり、病棟で嬉々として働いていたりコネタで楽しませてくれていたのにこれでもういないんだなあ。

今回は最後に衝撃の出来事が。ビーチャーはこの前暴れてシリンガーに怪我させたけれどあそこまで思い切ったことをするとは。
懲罰房で自分で眼鏡を叩き割り、あそこから何か決意のようなものが感じられる。それまではおとなしい囚人でいたけれど闘う囚人に変身したというか。
いくら区画を別にしても、食堂やジムは共有スペースなんだからあんな諍いがあった後では看守も注意しなくちゃ。
ジムでビーチャーがシリンガーに攻撃するときの外野が楽しそうだった。「手伝おうか?」、一撃をお見舞いした後には「そりゃ、痛いや」。自分に関係ない揉め事は楽しくて仕方ないんだろうな。

次回はもうS1の最終回。



ビーチャーのリベンジ! (Garoto)

2005-11-30 21:20:39

こんにちは。
さて、これからビーチャーにどんどんパワーアップしてもらわないとケラーが出てくる必然性がなくなってしまうので、しばらくはシリンガーに小さくなっててもらいます。
ビーチャーの長いOZ生活の最初のターニングポイントかな?

S1は結局今回は観てないんですが、S2はまたケラー登場から復活しようと考えてます。
だからその前の部分をよく覚えてないんですよね。

ちなみに両親を食べちゃったグローブスを演じているSean Whitesellは「コールド・ケース」で脚本を書いたりプロデュースに携わっています。
OZの脚本も書いています。
本当は才能がある人のようで…



がろとさんへ (yasishi)

2005-11-30 21:40:00

コメントありがとうございます。
えっ! グローブスの人、プロデュース業もしているのですか。「OZ」でも脚本を! 今度からもう少し注意してクレジットを見るようにします。貴重な情報、有り難いです。
逞しくなっていくビーチャー、楽しみですよね。ケラーの登場は、もう何を信じていいのかわからなくて混乱したのを思い出します。

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