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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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OZ−3「神様」

オルトラーニ殺害事件とその実行犯への報復殺人。イタリア系と黒人グループの報復合戦になりそうな。そこで知事はFBIを捜査に招く。
黒人リーダーのキーンは心を乱していき、サイードに救いを求めイスラムグループへ。そんなキーンをみんなうっとうしがる。黒人仲間も。オライリーはまっとうになったキーンが一連のことに口を割るといけないと思い手を打つことに。看守を抱きこんでキーンが加害者となる暴行死傷事件を起こす。キーンは独房でも祈り以外口にしない。
赤ん坊なんてどうでもいいと思っていたミゲルに赤ちゃん誕生。写真を皆に見せてうれしそうに自慢する。でも数日後に重病であることが発覚。自慢ばっかりしていたからこんなことになっちゃったのかなあ、と神父に告白する。夜中、ナイフで自分を傷つけるミゲル。

後に幾度が登場する神父とミゲルの関わり。ここが発端だったのですね。自慢をしすぎて罰があたったのならその自慢のものを傷つければ神様もなんとかしてくれるのではと考えたのか。
神父に告白のシーンがもう一人。お父さんを食べてしまってお母さんは感謝祭のためにとっておいた青年。自分なりに勉強して「カトリックは、キリストの血や肉を食べる宗教」と一部分に固執した理解をしてカトリックに改宗したいと申し出る。人を食することがいけないとわかっていない。彼が入るべきところは刑務所ではなく医療的なケアを受けられるところではないのか。悪いことの自覚がないと更生のしようがないと思うけど。後半に登場するライアンの弟シリルもそうだ。

キーンの出来事。「目を開けてものを見るのが恐い(だっけ?)」とサイードにすがる。今まで犯してきたこと、被害者にすまないと思う心。これが更生への一歩なのに、本来そうでなければならないのに、そういう気持ちを持つと腑抜け扱いされてしまうのか。それまでリーダーだしなあ。
看守にしむけられても「暴力は使いたくない」と言えていたのに、結局向かってくるものには応戦してしまう。更生したいという心が皮肉な結果になってしまった。

刑務所内にジムは必要か?
ランニングマシーンくらいは許せるけど、バーベル、ダンベル等直接武器になるものを置くのはどうだろう。グループ間でのいがみあいを危惧する前に刑務所は材料を与えちゃってることに気づいていない。それとも冒頭でマクマナスが言っていた基本的人権に基づいたチョイスなのか。
いつもジムの場面になると「喧嘩か?」と期待(?)してしまうよ。コントのセットじゃないんだから。



確かに… (ゆうき)

2005-11-04 20:29:09

TBありがとうございました。こちらからもさせて頂きました。
確かにジムのダンベルとかって武器になりますよね。実際それで殴ってたし。
ミゲルのナイフもマズイんじゃないかと後で気が付きました。
お父さん食べちゃった彼の入所といい、OZが何をしたいのかまだよく掴めません。



ゆうきさんへ (yasishi)

2005-11-05 11:23:07

TBありがとうございます。
OZが何をしたいのか、そうですねえ、よくわかりません。責任者のマクマナスが迷走していくことを考えると誰にもわからないような。
「実験的更正プログラム」この言葉につきるのでしょうか。

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スイミングプール

スイミング・プール 無修正版

「8人の女たち」が面白かったフランソワ・オゾン監督の作品。
だけど、???。私の頭が弱いのか。よくわからなかった。
あの別荘で起きたことは編集者に渡した本の中味、と解釈したけれど。
そうすると別荘には編集者の娘は来なかったことになる。
最後に出版社ですれ違った時、一緒に過ごした仲には見えなかったもの。
でもエンディング、別荘でプールとテラスで手を振り合う二人が。ムムム? 
考えてはいけない映画なのか。私の頭が働かな過ぎるのか。

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リトルトーキョー殺人課

リトルトーキョー殺人課

結構前の映画。
久々にスゴイものを見た。突っ込みどころ満載。
以前『裏関根TV』でとんでもない日本語が飛び交っていると紹介されていたのでムービープラスで放送されたときに録画しておいた。
ほんとに凄かった。
白人がたどたどしい日本語を話すのはいいけれど、東洋人(日本人役の韓国人や中国人、または日系人)がそのレベルだと困るからなのか吹き替えである。もちろん吹き替えなしの人もいるけど。
日本語が変である以上にチラッとのぞかせる日本風なところが変。
コタツに布団が掛かってないとか、いろはの一部分だけを貼ってあるとか。
主人公が(ドルフ・ラングレン)ヤクザのボスの刺青を見て、父の敵を発見するんだけど、それが腹。ヤクザのイメージとしては背中を披露していると思うのだが。

本当は日本ヤクザの麻薬を取り締まりたかったみたいだけれど、最後の最後は自分が両親の仇を討って満足みたいな。
仇討ちシーンでリトルトーキョーのお祭りに乱入していくんだけれど、そこのパレードで武士の扮装をして馬に乗ってる人の腰から刀を抜くと、なんと本物の刀。パレードの参加者の腰に本物! 
その刀で戦ってヤクザのボスを殺して仇討ち完了。そして店の上がりを警備代として掠め取られていた日本人たちにも感謝されて終わりという。
退屈はしないけれど荒唐無稽。
捜査らしいけれどどうみても殴りこみだし、最後は私憤での殺人にしか思えないのに、「報告書になんて書こうか」なんてのんきな事を言ってる。ホントだったら処分されますから!
それまでも捜査と称してほとんど殴りこみだし、刑事なのにマシンガンぶっ放してるし。無意味に何人殺しているのやら。

ドルフ・ラングレンのアクションももったらもったらしている。なんかテンポが悪い。見せるための筋肉か。相棒役のブランドン・リーにはそんなこと感じなかった。彼のための映画ではないから、あんまりなかったけど。

ストーリーはあったみたいだけど、どうでもいいや。

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OZ−2「面会」

オルトラーニを殺したのは誰なのかの調査。何人もに話を聞いたけれど面接してた人、最初からオライリーの企みだってわかっていたようだ。キーンの弟の暴行事件を利用しただけ。オライリーは策士だから。
自分にたどり着く道をみつけられたとなると復讐をしたいイタリア系に実行犯を差し出して口封じ。刑務所の中でも外でやってることは変わりない。

奥さんとの個室面会っていうのは意味あるのだろうか。刑務所は罰として入るところですよね。もしかすると里心(?)がついて残りの刑期をおとなしくつとめて早く出所しようと決意する人もいるかもしれないが。

やっとミゲルに会えました! シリーズを通じてミゲルとライアンのファンなので、元祖ミゲルの声が聞けてうれしかったです。
というのもミゲルの声優の方が途中で変わるのですよね。後半変わられた方には申し訳ないですが、私の中でのミゲルは清水敏孝さんの声なのです。ミゲルに惚れなおしてしまった。
どうして変わってしまったのか、本放送の時にはプンプンしてましたが、その後亡くなられたようだという情報がありました。不確かな情報ですが。声優さんも体調を崩されたり、それこそ亡くなることだってありますものね。シリーズものを途中で変わることはどちらにとっても不本意なことですよね。

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OZ−1「楽園」

待ってました、再放送。この前は中途半端な再放送のされ方だったので今度はうれしいです。
第1話を見て驚いたのが、「エメラルドシティはオズの中でも規則の多いところ」と新入りに看守が説明していたところ。そうだっけ? 後半になればなるほどなんか自由な感じがしていたので忘れてた。絶対に聞いているはずのセリフなのに。

最初はあっけにとられたうえに人物もわかってなかったからいまひとつつかめていなかったことが明らかになってよかった。2度見の利点ですね。
オルトラーニがライアンを刺していたのですね。それでオズに来たライアンを見て落ち着かなくなっていったのか。
ミゲルがビーチャーと同じ日に収容されていたのにも驚いた。監房に行く前に刺されて入院だったんだ。あれがミゲルだったとは。
シリンガーの毒牙にかかったビーチャー。これが始まりだったんだよなあ。

イタリア系のボス、シベッタ。今思うとちゃんとしたボスじゃないですか。
「罰を与えられたならちゃんとまっとうしろ」
「だから注意したじゃないか」
「昔の殺しはビジネスだった(素人には迷惑をかけないという意味でしょ?)」
とか筋の通ったことを言ってる。
後半になっていくと各グループのリーダーが小粒になったのかな。

マクマナス、最初は実験施設であるエメラルドシティを任されてかなり張り切っていたようだ。それゆえに終盤は囚人のことをかなりないがしろにしていたみたいに感じられる。
新しい更生プログラム。そういえばいってたな、高校卒業の資格は取らせたいとか。
またはじめから見られると思うとうれしい。



こんにちは (ゆうき)

2005-10-20 16:47:51

TBありがとうございました。こちらからもさせて頂きました。
私もオルトラーニが刺した人物がライアンだったのを、ビデオでもう一回見直してから気が付きました。
登場人物が多いので、一度見ただけでは把握できませんね。



ゆうきさんへ (yasishi)

2005-10-21 09:42:10

こんにちわ。こちらにも来ていただけてうれしいです。
OZのファンに出会えて良かったです。
ゆうきさんのように細かく書くことはできませんが、見たら少しでも感想を書きたいと思います。
またよらせていただきますのでよろしくお願いします。

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