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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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イマジカでの長編ポワロ(終)

イマジカのitvコレクション「名探偵ポワロ」の長編24話を見終えました。
今度は短編を放送しているらしいですが、それはチャンネル銀河で録画したので…イマジカはHD完全版らしいけど。

合間合間に短編も見ていました。
こちらのレギュラー陣、ヘイスティングス、ジャップ警部、ミス・レモンがいない長編はユーモア度が低いですね。
っていうか、ほとんどない。
後半にくるにしたがって、真相に対してのポワロの厳しい口調とか、シリアスドラマですよね。
ヘイスティングスの大切さがわかったような気がします。
そんな中で、結構好きだったのは「葬儀を終えて」。
散々ヤキモキさせておいて、結果「金持ち喧嘩せず」な感じの着地が好みでした。
「もの言えぬ証人」のワンコさんも名演技でしたけどね。

そして本日4月25日、AXNミステリーで最終シーズン5話分が放送されますね。
昼間はテレビが見られないので、録画予約しましたよ。
で、謎なのですが、イマジカで見た長編24話と今回の5話分の間に4話ほどあるではないですか。
これは、NHKで放送されただけで、他の局では未放送なのでしょうか。
AXNミステリーでは、それを飛ばして最終シーズンが放送されるということなのでしょうか。
ここまできたら全話みたいと思っているのですが、放送順が局でも違ったりしていて、これ以上混乱させないでくれ~というのも正直なところです。
だって、「エンドハウスの怪事件」(今月録画予定)、長編扱いだったり短編扱いだったりそれさえ定まってないのでしょ?

短編はまだ16話しか見ていないですが、とりあえず長編見ているので、最終シーズンを楽しみにしても大丈夫ですよね?

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近況(~4月25日)。


7巻が発売です。
帯に、「2015年秋 アニメ化決定」とあります。
以前の別番組内のワンコーナー、ラブリームービーとは違って、独立した「いとしのムーコ」のアニメ番組になるのでしょうか。
1話5分程度のラブリームービーは、ムーコにぴったりだとも思うのですけども。
とにかく、まだ詳細はわかりませんが、楽しみですね。





先日、日本推理作家協会賞の発表がありましたね。
喜国雅彦さんの「本棚探偵最後の挨拶」が評論その他の部門で受賞されたとのことです。
おめでとうございますっ!!!
なんですけど、大好きなシリーズなので、読んでるだけの私もたいへんにうれしいです。
最初の「本棚探偵の冒険」、著者の検印があるのですよ。
お手製ですよ。
高価な本ですが、検印と中味の楽しさで、たくさんお釣りが来ました。
シリーズ全部、そういう感じです。
なので、未読の方もこの機会に是非!
   

以上、まったく私のではない近況でした(笑)。
あえて付け加えるなら、今年は緑のカーテンの苦瓜はやめます。
だって、味がですね、あまりおいしくないのです。
食べられないことはないですが、さわやかな苦みが感じられないのです。
うちのは、ねぼけた苦みとでも言いましょうか、ぼんやりとした味なのです。
なので、今年の緑のカーテンは鑑賞目的に、かわいい実とか花のものにしようかと思います。
もうそろそろ決めないといけないなあ…。

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リッパー・ストリート2(終)

ドレイクにあんな哀しいことが待っていたなんて…。
過去から逃げて娼館にやってくる女性が多いでしょうが、ベラにまで。
ドレイク夫人となったベラは幸せそうだったのに。
彼が選んだのはローズじゃなくてベラ、それが全ての答えだったのにね。
残念でなりません。
自分がベラを不幸にしたと荒れた生活を送る彼を「親友」として探すのがローズというのも泣けてきます。
ローズ、好きじゃないけど、ドレイクが刑事に戻るには必要な存在なのだろうな…でも主演舞台を見に行く約束をすっぽかしたことが影響するかしら?

約束をすっぽかしたドレイクが何をしていたかというと、署対抗のボクシング大会決勝戦です。
それまでがんばってくれたウェインライトではシャイン警部補に勝てない!とドレイクが変わりに出場したわけです。
規定では、怪我してないと交代できないので、ウェインライトはリード警部補に指を折られる、と。
容疑者を殴るのにはためらうけど、これはためらわない、と(笑)。

このボクシングですよ。
これは他の人には単なるお楽しみですが、リード警部補にとっては公の場で裁けないシャイン警部補を叩きのめす唯一の手段です。
ベラへの罪の意識から人を殴ることにためらいを感じるドレイクも、シャインの絡んだ事件にはもどかしさを感じているからリングに立つことを承知したのでしょう。
前半はパンチをもらい続け、シャインが疲れたところでの猛攻です。
ドレイク、シャインを滅多打ちです。
もう誰の目にも勝負は明らかなのですが、そこへリングサイドのリード警部補の怒号ですよ、「ヤツを殺せ!」って。
先日書いたこと、撤回させていただきますっ!
リード警部補、全然紳士じゃないし、安心できませんっ!
最後のアレ、あえて言わせていただくなら、「ひとでなし」ですよ。
取り調べの時も、殴って聞き出せみたいにドレイクを煽り、汚れ仕事を部下にやらせる困った上司にしか見えませんでした。
警部補の声が届かなかったわけはないのにドレイクがとどめを刺さなかったのは救いでしたよ。

別れの手紙を読んで「そんなのイヤよっ!」と伝えようと、必死でリード警部補を探していたコブデン議員、彼女もあの言葉を聞いて別れを決心したみたいでしたよね。
ベラが行方不明になった時も、「君(ドレイク)が彼女と結婚したがった時に調べさせた」とか、まるっきり空気読めないこと平気で口にしてましたよね。
この時、大尉に窘められているの見てびっくりしましたよ。
もう、やだわ、この人(笑)。
「警部補も私も、警察の仕事のせいで家庭がボロボロ」みたいなことをドレイクは言ってましたけど、警部補のは仕事じゃなくて個人の問題のように思えますが、いかがでしょうか?

それに比べて大尉ですよ。
酒と金にだらしないけれど、酒を飲んでなければかっこよく頼りになるし、仕事も確実。
科学捜査を持ち込むところなど、たいへん頼りになりますよね。
今回も正しいとは言えませんけど、ロング・スーザンの窮地を救ったわけですし。
でも、彼女の信頼を取り戻すのはまだまだ無理だったようで、少し気の毒。
だけどさあ、リード警部補よりも応援したいですよ。

新人のフライト君の秘密というのも気になってましたが、シャイン警部補のスパイだったとは!
っていうことは、異動前の署でひじょうに成績がよかったというのも捏造だったのですか。
でも、この署でのフライト君は真面目でしたよね。
時々、「バーナビー警部」のジョーンズ君みたいな表情するので応援してたのに。
犯罪者ということでもう出番はないのでしょうが、今の私にはフライト君の方がリード警部補よりも上だよっ!(笑)

ああもう、この警部補、まだ出るんですか?(笑)
こんな人にはなりたくない、と、みんなの反面教師としてがんばっていただきたいものです(投げやり口調で)。

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「ラスト・ワルツ」 柳広司



「ジョーカー・ゲーム」、「ダブル・ジョーカー」、「パラダイス・ロスト」と、文庫でおさらい読みをし、ようやく新作を読むことができました。
初出の日付をみると、連載から本になるまでがかなり早いので、映画に合わせた?と勘繰りたくなりますね。
そのせいで、映画に合わせて無理矢理~とか否定的なレビューも目にしてしまいましたけれど、私はやっぱりこの世界観が好きです。
たとえ登場していなくても、圧倒的な存在感のある結城中佐の虜です。
本のタイトルはこれと思われる「舞踏会の夜」では、結城中佐と思われる人物が前面にも出てきますね。
しかし視点は、侯爵の不良娘顕子。
顕子が少女時代、興味を持ったのが結城中佐らしき男。
20年以上経ち、その時の約束「一緒に踊っていただける?」がかなったという、プチ・ロマンスを匂わせながら、暇に任せた顕子が何をしていたか、結城が何を見ていたかが集約されていくラストも好みでしたよ。

この本が出た少し後、A日新聞の読書欄「著者に会いたい」のコーナーに、柳広司さんが取り上げられてました。
読書家だけど書くこととはなじみがなかったけれど、会社員時代の長期研修で読む本がなくなり、自分が読むために書いたのが創作の始まりだったとは驚きです。
そしてなによりも、作品を発表する時に「こんな面白いものを書いて、世界が変わったらどうしよう」と思っているというのがツボでした。
柳さんがそう思って書いている限り、私も読みたいです。

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パンダ~♪

この春、NHKで始まった「NEXT 未来のために」というドキュメンタリー番組(水曜深夜0:10~)の初回を見ました。
パンダだから。
それも、あのアドベンチャーワールドが舞台で、昨年暮れに産まれた双子の赤ちゃんとお母さんパンダ良浜のお話とのことだし。
ああ、もう一回借りてくればよかったよ、あの本

当然のように、「かわいい~♪」で始まりましたが、目にしたことのないパンダの育児…切なくなってきました。
あんなに大きな身体なのに、産まれてくるのは拍子抜けするくらいに小さい赤ちゃん。
双子くらい育てられそうなものだと思ってましたけど、あれでは無理です。
パンダは相当にデリケートなのだということを忘れてました。
入れ替え作戦の授乳で、双子も育つようになったとはいえ、お母さんが気付いていないわけありませんよね。
その時々では誤魔化されているでしょうが、長めの時間で考えると何かが違うとわかっていると思います。
それを証明するかのようなシーンにはちょっとばかりショックでありました。
HPで双子を抱っこしている写真を見ているだけにね。
同時に抱っこはできても、授乳はちょっと違うのでしょうね。
ある日突然、赤ちゃんの首の後ろを咥えて振り回したのですよ…。
飼育員さんが急いで引き離しても良浜は落ち着かず、その夜はずっと鳴いていたとのこと。
声を出して鳴いていたけど、その表情は「泣いていた」です。
人間でいう、育児ノイローゼとか産後うつとか、そういったことと近かったのかもしれません。
でもベテランの飼育員さんは慌てません。
良浜のお庭や遊具の掃除をして、「外でリラックスさせてあげよう作戦」です。
なんと、出産してから3カ月、ずっと屋内にいたそうです。
芝の上を散策して、お気に入りの遊具の上でぐっすりと眠った良浜、その夜は赤ちゃんをしっかりと抱っこして、その日最後の授乳を終えました。
その後も外で過ごす時間もとりながら、なんとか3頭で外での育児へとなったようです。
めでたし、めでたし、ですけど、順調なことばかりではない裏側に、ため息がでました。
なんという生き物なのでしょう、パンダは。

他にもですね、驚いたことがありました。
園内で採取した竹を、洗ってからあげるというのです。
野生だったらそのまま食べるのでしょ?
う~ん、なかなか難しいですね(笑)。

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