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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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「セブン・サイコパス」、ゼルさん出てるから見た。



映画「セブン・サイコパス」の脚本に行き詰っている脚本家。
その友だちが、題材を集めてあげようと、聞いてきた変わったエピソードを紹介したり、新聞に「どうかしちゃった人募集」の広告を出したり。
やって来たのは、ウサギを抱えた正義の殺人者。
彼は、エピソードを使う代わりに、見解の相違で別れたパートナーの女性へのメッセージを入れて欲しいという言うのだった。

ウサギの人みたいに、ちょっと変わったエピソードが短編集のように積み重ねられてました。
中でも、アーミッシュの復讐の話はよかったです。
改心したけれど、被害者の親からいつまでも見張られている男が、地獄に逃げるしかないと決断するも、追いかけてこられるという…。
エピソードの主は追いかけて行けなかったというのが、お気に入りです。

そうやって次々披露されるエピソードはよかったのですが、最後、本筋についていけなかった自分がいました…ゼルさんが逮捕されてしまったからかしら?(笑)
ゼルさんは、ワンコ大好きマフィアの参謀でした。
ヒゲ顔で、銃身の長い銃を振り回すという、あまり見たことのない役柄でした。
でも、やっぱり顔色が白すぎて、あんな砂漠に立たせたらいかんだろう!と心配でした。
マフィアの愛犬ボニーちゃんが、おとなしくてかわいかったです。
ゼルさんにワンコ、いかれたエピソードの羅列、と私向きの映画だったと言えるかもしれません。

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近況(~3月23日)。

AXNで始まった「ハンニバル」、2話まで見ました。
まだ私には本筋が見えてこないのですが、素っ頓狂な事件のために見続けた方がいいかしら?と思えてきました。
1話はともかく、2話の、キノコ栽培って!!!
CSI系を見なくなって久しいので、事件の新鮮さに驚きました。
キノコ栽培は、CSI:NYの事件に近いですよね?
勝手な思い込みかしら?
NYといえば、この前の「エレメンタリー」で、「歯型が同じ人がたくさんいる!」という予告に色めき立ちましたが、あまりそうでもなくて肩透かしでした。
何を期待していたのやら(笑)。
というわけで、「ハンニバル」はもう少し試してみます。
ローレンス・フィッシュバーンが、いつのまにやら「ハマの大魔神」になってるし。

イトコのお願いで、トイレの電気を検知式(+なんやらの機能)のものに取り換えました。
そしたら、案の定、他の箇所の電気の消し忘れが増えました。
トイレは放っておいても消えてくれるので、そっちの楽な方にシフトしてしまったようです。
以前から消し忘れが多いので、トイレや洗面所は検知式にしようかと思ったこともありましたが、それだと「忘れてもいい」と脳が覚えて、その回路が退化するような気がして敬遠していたのです。
しかし、今回、親が親戚宅に遊びに行った際、お願いされたみたいで(ノルマでしょ)、私には検討の余地はありませんでした。
他のところも検知式にした方がいいのでしょうか。
電気もガスも水道も、消し忘れたことを自覚しないと脳が鈍ると思うのですよねえ…。
それにですよ、この+のなんやらの機能、けっこううるさいです。
どんな説明されたんだよっ!と、ちょっと面白くないです。
自分で納得して変えたわけじゃないから、面白くないだけなのかなあ…と複雑であります。

体調くずしてます。
それなのに「ハンニバル」を見たのか?と聞かれると、耳が痛いですが。
体調くずすと、いろいろと面倒くさいのです。
それなのにちょっとでも動くといろんなことを手伝ってはもらえず、かえって辛いです。
これをやってくれるなら、あれはやりましょう、という発想がないようです。
「1」か「0」しかない昔のコンピュータかよっ!って感じです。
コンピュータといえば、将棋のコンピュータ戦の話、聞きました?
「金」に成っての王手が判断できなくて、
放置して負けちゃったのですってよ、コンピュータが。
じゃあ、うちのも期待しちゃいけませんね。

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「今日も一日きみを見てた」角田光代



他のエッセイでもチラリと出てきた、美人猫トトちゃんを見つめ続ける角田さんのエッセイ。
初めて家庭に迎える生き物がトトちゃんであるとのことで、その興奮と不安に読んでいるこっちもにんまりしてきます。
最初の方はトトという猫のことが大半ですが、後になるにつれ、家に動物を迎えるということといった趣も強くなってきます。
「トトが犬でも鳥でも好きだったろう」、一緒に生活して、子どもではないけれども、何ものにもかえ難い大切な存在だ、との言葉ですよ。
この前、障害を持って生まれたお姉さんを亡くした妹さんの投書で、「たとえ障害があっても〇〇ならもう一度産まれてきてほしい」とお母様が語られたというのを読みました。
人間と動物は同列にすることはできないけれど、慈しむとはそのようなことなのだと思えてきます、自分は子どもをもつ経験はできませんでしたけど。
BC(Before Cat)時代、AC(After Cat)時代というのもいい表現です。
私には、BDとADになるわけですが。
確かに、私もAD以降、百閒先生の「ノラや」は読んでません。
何故なら、読んだらどうなるかがわかるからです。
でも、まさのことを本当の意味で乗り越えるために、いつかは読み返したいと思いますが。
いや、そんなたいそうなことでもないのですけどね。
そういったことが心の真ん中に、ほわっと灯るような、そんな本でした。

当然、トトちゃんとの愉快な日々も、にゅるーっと出てくるとか、表現がステキです。
猫のくせに、テーブルから落ちるなよっ!とか、トトちゃんにつっこみたいこともたくさんあります(笑)。
ただ、私は犬派だけれども、他所の犬の写真も大好きです、と宣言しておきますっ!



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ヒンターランド S1(終)

いやあ…すごかった…ダ・ヴィンチ・コードのCMが(笑)。
昨年12月頃の放送を録画したものを視聴したのですが、一週目と二週目の間にダ・ヴィンチ・コードの放送があったらしく、一週目はひどいものでした。
CM入りの局のサウンドステッカーみたいなものがなく、いきなり映画のCM。
そして、CM終わりのサウンドステッカーもダ・ヴィンチ・コード。
さらに、ドラマが始まると画面右上にまたもやダ・ヴィンチ・コードのお知らせ。
これだけやられると…見ないよね(笑)。
何か、番組アピールの仕方がどうかしちゃった感が強いです。
でも、「ルイス警部」のレギュラー放送時は画面右上の入り込みもなくてよかったですけど。
ただ、この右上のお知らせを当て込んで、保存用にしなかったのが悔やまれます…。

ヒンターランドです。
重苦しいところが、なかなか好みでした。
4話見終えてから番組HPを見たのですが、ここに書いてあること、ドラマ上では語られていませんでしたよね?
マサイアスの、「望んだ異動だとでも?」の言葉から、都会の警察にいたけれど(走ってるから・笑)懲戒処分まではいかない程度のことをやらかして、階級そのままで地方の警察に、というのは予想できます。
けれど、この町に来るまで10年かかったほどのどん底の経験とか、わかりませんよ。
少女二人の映る写真を大切にしていて、メグって人から返送されてくる手紙から、娘二人を何らかの事由で失って、そのせいで夫婦関係がこじれて…と思われますが、そこからの回復に10年とは想像できないですね。
言葉で語られるよりも、想像しながら進む方が好みなのでいいのですが、S1終わってから隠されたエピソードの存在を知るとか、思ってもみなかったので、少しばかりショックです。

マサイアスだけでなく、若い女刑事シャーンのアウトラインも、寝耳に水でした。
町に寄りつかず、田舎で燻ってる自分の将来を案じているようなこと、ドラマ上ではわからなかったです。
マレッド・リースが、家庭の問題を抱えている雰囲気はありましたけど、彼女が「刑事フォイル」でミルナーの嫁だったとか、全く気付きませんでした。
ロイドは、なんとなく、そのままのような気がするけど。

ここらへんのそれぞれのエピソードは、次のシーズンで浮き彫りになってくるのでしょうか、署長(警視正って言ってましたか)の隠し事と一緒に。
違う人を犯人にしたがったり、元刑事の人が調べていた事件に対して何かありそうですね。

番組HPを先に見ておけば、もう少しそれぞれに肉付けしながら見られたのかなあと、残念な気持ちがいたします。

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ルイス警部8 #3「善悪の彼岸」Beyond Good and Evil

3人の警官を殺して有罪判決を受け、医療刑務所に収監されているグレアム・ローリー。
が、裁判に使われた証拠に問題があったため、控訴審が開かれることになる。
その最中、ローリーと同じ手口で警察官が殺され、模倣犯や共犯者の存在、さらには当時担当したルイスの誤認逮捕までが疑われる。
証拠の不備で自由の身となったローリーが、不当逮捕の13年間を取り戻そうとルイスに圧力をかけてくるが…。

誤認逮捕じゃなかったわけですけれど、これ、当時の捜査がよくないですよね。
科学捜査班がハズレだったことを除いても、提出してないアリバイの書類とか、身辺調査の甘さとか。
「電話をかけるのが私で実行犯はローリー」と言ってたのだから、緊急通報の音声に誰か注目しなかったのかしら。
連続警官殺しで、現場は一種のヒステリー状態だったということか。
13年間主が不在だった部屋のおかげで、パメラとローリーの関係がわかったのをよしとするしかないですね(当時に見つけられたはず、とも言う・笑)。

この事件の指揮を執っていたのがルイスだと思うと、少しばかりがっかりというか、イメージにないというか。
裁判に使われなかったアリバイの書類に対しても「こんな呑んだくれのこと、誰も信じない」とか、控訴審に提出するつもりのハサウェイにつっかかるのもルイスらしくないというか。
まあ、二人の仲良しが根底の怒鳴り合いを見せてもらえたと思えば、ラッキーなのですけどね。

今回、ローリーの担当医、その部下、その学生、弁護士、弁護士と結託している記者、病室担当看護師、製本係、とあやしさを臭わせて、ぐるぐる回っていくのが、コールド・ケースを見るようでした(笑)。
過去の事件ということで仕方ないのでしょうか。

マドックスがあんなことになってしまいましたけど、回復してくれそうでよかったです。
でないと、ルイスを恨みたくなってしまいますよ。
意識を回復したばかりのベッドの彼女に向かって「月曜に待ってる」の、上司ジョークはハサウェイらしいです。
最初の方であった、揚げた菓子(豚肉?)はここにつながっていたのですね。
キウイを持ってきて場の雰囲気を悪くするルイスと大違いでした。
好き嫌いを知らなかったのはともかく、ジプロックみたいなのにゴロンといれてるのが、焦げ焦げグラタンやカヌー製作と同じ意味合いのような気がします。

でも、モースから教わったことを後輩に伝えていける、そんなルイスです(だから、今回の事件はイメージ外ですよ)。
ハサウェイもそうなっていけるのでしょうか、ルイスが現役の時から見た目は上司ですけど。
そうなると、やはり部下は同じ人でいてもらわないとおさまりが悪いように思います。
っていうか、もう、最後の二人の後ろ姿で終わってもいいよ!という気もします。
続きが作られるのは嬉しいし、見るけどさ。
二人が歩きながら話してる姿(たわいもないこととか、捜査会議とか)が一番好きだなあ、と再認識いたしました。

これで、本国での放送済みまで放送しちゃったわけですね。
ブラウン神父、リッパー・ストリート、ミステリー in パラダイス…みんな一気にストックなしまで放送してしまうので、間が空きすぎて不安になります(笑)。

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