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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX10 #7「最後の賭け」

競馬場で優勝したばかりの騎手ジャコモが殺された。
借金取り、不正を企んだ仲間、と容疑者が浮上するが、後にわかった凶器の形状から思わぬ人物が犯人として浮上する。

オープニングの「レックスとロレンツォの洗濯コント」、ウィーン時代が戻ってきたのかと嬉しくなりました。
ウィーンだと、これが強引に事件解決方法に結びついたりしますが。
レックスが洗濯機に入れてしまったのは、おもちゃかな?
でも、あれだけキレイに薄いピンクに染まっていれば、かえってOKなのではないでしょうか。
PB病の私はあの見事な染まり具合に「逆マイケルだ!」と楽しむこともできたので、たいへんによろしかったと思います。
犯人追跡でも、ガレージのシャッターを下ろすボタンを押してましたね。
これが初なら「そんなっ!」と疑うところですが、ボタンを押したらどうなるか?は、レックス熟知してますからねっ♪
もっと日常を見せて!と願った途端の小技の披露、聞こえたのかしら?(笑)
本日のレックスの活躍ポイントは、車のキーを咥えて、フロントガラスの向こうから「あ、キーがないっ!」となってるジャコモの仲間に見せつけてるところでしょうか。
ちょっと悪い笑顔に見えてしまう、いい表情でした。
 
と、レックス部分はいいのですが、人刑事たちは大丈夫なのでしょうか。
ジャコモの死因、銃創と尖ったもので殴られた傷を間違えるかなあ?プロが。
鑑識作業が始まっているのに遺体の首で脈をみてしまうモリーニや、ちょっとアレなロレンツォならともかく、検視の人でしょ?
これはちょっと解せないです。
確かに、「ミステリ部分は凝らなくてもいい」と言いましたけども。
ジャコモの元嫁が「殺す気はなかったの~」なんて泣いてましたが、この女、倒れてる人のこめかみをピンヒールで踏み抜いたわけでしょ?
信じられないな~。
 
上司ゴーリは、ワンコを飼い始めたのでしょうか。
レックスは臭いに敏感に反応しているようです。
「連れておいでよっ!」と言っているのかもしれませんね。

「ちょっとアレなロレンツォ」とは…
容疑者逃がしてしまったことでゴーリに叱られている時、この男はゴーリに背中向けてレックスを撫で回してましたよっ!
確かに、レックスも落ち込んでいたようですが、この態度は何でしょうか。
海外ドラマを見始めて、叱られている時に腕組みしたり、ポケットに手を入れてたりの姿にお国柄の違いを感じましたが(特にER)、これは完全にその上をいってます。

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刑事フォイル S3~5(終)

こんな世の中だからこその正義感と裁量で刑事の職を務めているのに、こんな世の中だからこそのお国の理由で歯噛みをする想いに嫌気がさしたフォイルさん。
確かに、ちょっとシニカルな受け答えを上司に対してもする人ですが、辞表にまで皮肉をきかせるとは!
忠実な部下であるための辞表ととればストレートな物言いなわけですが。

S5 #2「戦争の犠牲者」で、違法賭博に嵌って借金まみれのモールズリーさんというのもどっきりでしたが、今回放送分でのどっきりエピソードは、S5 #1「クリスマスの足音」でしょうか。
犯人の、目的のためにまわりを利用し尽くす感じは恐ろしいです。
「芝居がかってる感じ」、「最初はいい青年と思った」とか、最初は素直に受け止めた人々が戸惑っていく風なところも見せ場でした。
事件そのものと関係はないところでも、事故死に便乗した工場長の偽寄付金集めなど、時代ならではの小ズルさだったと感心します。
もうひとつ、妻殺しの容疑がかかったミルナーにイーディが「殺したんならそれでもかまわないのよ」って言うのも怖かった。
弟の冤罪にはあんなに躍起になっていたのに、ミルナーの無実は信じてあげられないのかしら。
この時に殺したなんて思わないでくれ!ときつく言ったミルナーが、無実がわかって事件も解決、出迎えに来たイーディと抱き合っていたのもわかりません。
私、あそこは彼女を無視してすれ違うのでは?と思ってましたから。
でも、ミルナーがいいならそれでいいです(笑)。

新しくやってきた受付カウンターにいる人、最初は「こんな田舎いやだ、ロンドンに戻りたい」などと言っていて、いやなヤツでしたけど、S5になってそんなこと言わなくなったら、いい感じの人でした(笑)。
サムと一緒に七面鳥を気にしたり、あそこを通る人の様子をさりげなく把握しているところに好感が持てるようになりました。
彼、あの位置は適任だと思います。

さて、フォイルさんは辞表を出してしまったわけですが、シリーズは続いているのでこの三人組が解散ということはないですよね。
上層部からどんな引き留め作戦がされたのか、またそれをどんな皮肉を交えてフォイルさんが承諾するのかを楽しみにして続きを待ちたいと思います。
早めにお願いしますよ。

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REX10 #5「母さんは最高」&#6「マスカレード」

母さんは最高
ロレンツォのママって、医師である夫の愛人殺して、ニキが潜入捜査した刑務所の女牢名主で、ベビー・レックスでは犯人匿ってた人ですよ。
ロレンツォ、ママはウィーンで何してるかわかったもんじゃないぞ!

ふだんはウィーン暮らしのロレンツォのママが別荘滞在中に親しくしている隣人が殺された。
管轄違うけど、ママには頭が上がらないロレンツォが地元警察の元恋人と捜査にあたるというお話。

この前のエピソードよりも、私は好きです。
レックスが野菜を残したり、ヤキモチ焼いたり、アクションもありましたし。
ミステリ部分も、柵越しに杖で車のトランク開けて胸像放り込むとか、強引に押し通す感じもごちゃごちゃ入り組んでいるよりは好感が持てます。


マスカレード
モデルのロザリオが撮影中に倒れて死亡。
死因は毒殺で、楽屋にそれらしきものを発見。
これを置いた人物が犯人だ!と捜査するわけですが…。

ロレンツォが足をすべらせて負傷、レックスはモリーニとコンビを組んで捜査にあたるわけですが…モリーニの指示では車に乗らず、勝手に家に帰ったりとわがままっ子です。
レックスはそんなわからず屋じゃないですからっ!
試すような、利口故のちょっとしたイジワルをすることはあっても、ああいうのはなしですよ。
でも、4~5段下にいるロレンツォがわからないモリーニなら、レックスもちょっと懲らしめたくなっても仕方ないかも…。
警察で姿が見えなくなって、食べ物を買ってひとりでバスで帰ったということですけど、私たちが期待してるのはそこです。
レックスが買い物して、ひとりでバスに乗ってる姿です!
ローマはウィーンほど寛容ではないのでしょうか(撮影に関して・笑)。
病院を脱走して夜警を見ながらバスに乗って警察に向かってたレックスを思い出してしまいましたよ(何回もいうけど、大好きなシーンです)。

事件は、バーチャルな世界での恋人に会いに行ったら、自分が恋人であることに気づいてくれないうえに、ドラッグで乱れていたから憎くなったと、身も蓋もないものでした。
しばらく職がないらしい、決まった時間に薬を飲まなければならない、お母さんが心配性等々、犯人は何かしら抱えているらしいのに、最終的には「ハッカーだから」。
ハッカーだからバーチャル世界の恋人やロレンツォの住所が簡単にわかった、とか残念すぎ。

残念なことが目立ちましたけど、その残念さを妄想に変えて楽しめたので合格エピソードです(笑)。
何って、レックスがローマのバスに乗ってる姿ですよ。
あ~、バスが無理なら、買い物シーンだけでも見せてもらいたいです。

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モンティ・パイソン 復活ライブ!

CD買って予習した甲斐がありました。
DVDは見直しきれなかったけど。
お馴染みのネタが出る!となった時の会場の盛り上がりも含めて、楽しかったです。
ミック・ジャガーもコントに参加してくれてたし(笑)。
一番のお気に入りは、ジジイたちの不幸自慢合戦かな。
ずっとやってろっ!って感じがよかったです。
全体的に、テリー・ギリアムが特にはしゃいでいるように見えたのは、私だけでしょうか。
アノ映画に見通しができたと聞いたので、そう見えてしまったのかしら?

ついこの前、何か例を挙げて話してる時、「〇〇だったら二つかな。AとB、あとCね」とかマジボケしてしまいました。
ひとつ少ないとはいえ、どれだけこのライブ楽しみにしてたんだ、私。

最後に画面に出てたように、モンティ・パイソンとしてのステージはもうおしまいでしょうね。
悪ふざけがすぎるジジイたちも休ませてあげないといけないですから。

まったくの余談。
松尾さん、宮沢さん、須田さん、いとうせいこうさんがお話されていたじゃないですか。
あの時の、いとうせいこうさんの眼鏡が、眼鏡屋さんでレンズの度数決める時のカチャカチャとレンズを出し入れするヤツに見えて、気になって困りました。



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8月のまとめ

もう新作はないのだな…と、しんみりしてしまう連城さん
同化できたと思える瞬間の気持ちよさ、過去の本でも体験できるだろうな。

8月は、なんといっても「辞書になった男」。
辞書編纂の裏側が、こんなにもドラマチックであったことに、ただただ驚きました。
こんな魂の宿った国語辞典のどちらにも自分は接していなかったことにも驚きます。
新明解使ってたら、そして「辞書になった男」を先に読んでいなかったら、私の性格からして「新開さんの謎」をもっと面白がっていたに違いないです。
これは、良いのか、残念なのか、わかりませんが。


2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1474ページ
ナイス数:33ナイス

小さな異邦人小さな異邦人感想
途中で「あっ」となる瞬間が好き。
読了日:8月31日 著者:連城三紀彦
新解さんの謎 (文春文庫)新解さんの謎 (文春文庫)感想
おもしろいのだけれど、「辞書になった男」を先に読んでしまったものには上っ面だけをおもしろがることはできない(笑)。
読了日:8月22日 著者:赤瀬川原平
マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫)マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫)
読了日:8月16日 著者:池田清彦,マツコ・デラックス
辞書になった男 ケンボー先生と山田先生辞書になった男 ケンボー先生と山田先生感想
辞書を作ることがこんなにもドラマだったなんて、驚きました。
読了日:8月14日 著者:佐々木健一
リスの窒息リスの窒息
読了日:8月3日 著者:石持浅海

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