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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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今度は字幕。チェブラーシカ



この前は吹き替え版しか見られなかったけれど、今回字幕版を逃さずに視聴できました。
圧倒的に字幕版の方が親切です。
果物屋、動物園とか看板の字幕も、「動物園はおしまい」とかシャパクリャクのカード&貼り紙へのイタズラ書きも何て書いてあるのかがちゃんとわかったし。
まあ、だいたい想像してたけど、そんなところを考えながら見るものでもないでしょうし。

吹き替えで、チェブラーシカの絶望感のすばらしさにやられましたが、見直してみて、ゲーナはさらに何割か増して絶望感に秀でている(なんだ、この日本語・笑)と感じました。
「次で降りて」の列車のシーンのチェブラーシカ、うつむいてる印象だったけれど違いました。
言われたままの姿勢で一点をしばらく見つめ、それからのまばたき。
これが切なさを強く物語ってます。
そして並ぶゲーナの目ですよ。
あの出っ張った目、涙が盛り上がってると錯覚するほどです。
「モスクワまで〇〇キロ」の案内板を見た後のゲーナもいいです。
見た目何も変化がないのに、そこからは絶望が滲んでます。
ああ、絶望はチェブラーシカだけでなくゲーナとふたりで共有されていたのですね。
こうやってこの映画は私の心に刻印されたのでした。
どんなにかわいいグッズを見つけたって、かわいいだけじゃないチェブラーシカたちが頭から離れませんよ。

かわいいグッズといえば、スライスチーズでサンドイッチケース、〇ップスターでおやつタイムセットorピクニックセットのプレゼントを見つけてしまいました…。
チーズの方は応募すればもらえるので応募してしまいました。
これを機会に、チェダー、モッツァレラ、カマンベール、ゴーダ等、ふだんそれほど食べないチーズを試してみましたが…
私はごくふつうのスライスチーズで十分だ、ということがわかりました(実験か?)。
これから新作公開に向けて、こういうキャンペーンを目にするのが増えるかもしれませんね。
どうしましょう。
できるだけ注意しますけど。

余談
4話で、字の読めないチェブラーシカが学校に行く話がありますけど…
1話で、ゲーナの「友だち募集」を読んで訪ねて行ったよね?
友だちの家が出来上がった時も、シャパクリャクからの「もうイタズラしません」っていうお手紙読んでたよね?
そんなこと言ったら、チェブラーシカがまた固まってしまうかしら?

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THE KILLING 3(終)

アメリカ版のS3。
どうしようかと思いつつも、ホールダーの着崩したスーツ姿に惹かれて見始め、エプロン姿や巻きずしに出会えることを期待して見続けました。
が、今シーズンは何も作ってくれなかったなあ…。
昇進試験のためのスーツも、いつのまにやら元のフード姿に戻りましたが、こっちの方がいいですね。
「なんて格好してる」と非難されても着替えなかったところに、リンデンとのコンビへの意志を感じました。
途中、二人の関係が変わりそうになったけれど持ちこたえたのもよかったです。
あれは間違い。
ホールダーが精神的にまいってたからね。
フード着てればあれさえもなかっただろうに。

というわけで、このドラマはリンデン&ホールダーのコンビを見るものだと改めて思いました。
S2終わりの「連絡しろよ、パートナーなんだから」が、ドラマそのものでしょう。
なので、今シーズンのラスト、これもS4で二人がそろってること前提で受け止めることにしようと自分を納得させます。
最初は離れていたとしてもまた二人はコンビに戻るのです。

このラストは、本家デンマークの最終話へのオマージュでしょうか。
あっちは本当のお終いだからいいけど、こっちはどうする気なんだか。
ホールダーはリンデン守るのに必死になるのだと思う。
というか、そうであって欲しい。
で、パートナーであることは認めざるを得なくて、だからこそ鬱陶しくも有難くもあって、そんな二人にまた会えるのですよね?
そして次のシーズンこそ、ホールダーはエプロンして何か作って下さい。

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刑事フォイル #1~4

戦時下での警察捜査の厳しさというか…
時代が時代だけに、背景のどうかしちゃってる感が半端でない。
この4話中で一番それを感じたのは「#3 兵役拒否」でしょうか。
少年がメモ魔であるということが、悲劇の引き金だったとは。
メモ魔で好奇心旺盛で頑固、これらを利用して葬り去ろうと計画したとか、子ども相手に何やってるのさっ!とつっこむ気力も失せ気味。
事件のラインも最もながら、一番衝撃的だったのは棺桶工場でしょうか…
お国の仕事だけど士気が下がるから内密にって。
今世界がどんな状況なのか正しくとらえているのは事実だけども、そこをやるのか、と。
イタリア参戦前夜でもあり、イタリアから移民してきたフォイルのお友だちのレストラン店主に起きたこともキツイ。
#1のドイツ軍の攻撃に対する村の人々の視線も然り。
別の理由で殺されたけれど、アイツに殺されなければ似たような目にあっていたかもしれない。
こういったことも実際にあったのだろうけれど、平和ボケしている国民としてはドラマとはいえショックが大きい。
どのエピソードもそれなりにうわ~…となるけれども、やっぱりこの#3は特にすごい。
 
そんな中、フォイルを取り巻く人間関係はいい感じです。
素直に父親を愛する息子、その息子を心配しながらも尊重する父親、心をどうにかされてしまっている人が多い中、ここだけは守りたいと思わせるもの。
戦争で足を失った部下ミルナーへも、時には厳しく律し、それも君が必要であるからだとストレートに伝わるものだし。
だからこそ、彼の嫁の態度がきついですよ。
「事件のことには触れないで」と言っていた運転手サムのことも、「私(フォイル)と君(ミルナー)とサムの三人でチームだから」と、サムのいないところで宣言するのがたいへん気に入りました。

#4終了後、5月14日から放送済み4話に新エピソード4話(S2ってこと?)を追加しての毎週放送が始まるとのCMがありましたね。
いや~な気持ちになるのがわかっていながらも、楽しみにしてしまうのだろうな。

余談
#4の、上官の失態を尻拭いしているストリックランド(ニュー・トリックス)というのは、はまり役という感じがいたしました。


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4月のまとめ

本棚探偵が一応の終結を迎えたことが大きいかしら。
これでおしまいなのに、さっさかと読んでしまったのも、良いやら悪いやら。
「生還」を、もったいないからという理由で3年も寝かしていたと書いてあるのを読んで、自分のことなのにたいへんにびっくりした(笑)。



2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1431ページ
ナイス数:23ナイス

本棚探偵最後の挨拶本棚探偵最後の挨拶感想
またいつの日か本棚探偵の事件簿で楽しませていただきたいです。
読了日:4月30日 著者:喜国雅彦
ひとみしり道ひとみしり道感想
ひとみしりだけどチャレンジャーだよね。
読了日:4月17日 著者:べつやくれい
下に見る人下に見る人
読了日:4月15日 著者:酒井順子
人間コク宝サブカル伝人間コク宝サブカル伝感想
安東アナウンサーが一番だったかな?
読了日:4月8日 著者:吉田豪
親バカ本親バカ本
読了日:4月6日 著者:五月女ケイ子,細川徹
東京日記3 ナマズの幸運。東京日記3 ナマズの幸運。
読了日:4月1日 著者:川上弘美

読書メーター

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L&O S20(終)→S1

いろんな合間にぼちぼち見ていたL&Oがファイナルを迎えました。
ヴァン・ビューレンの病気もとりあえず落ち着き、グリン所長の人とも婚約で、めでたしめでたし。
数話前で修復不可能かと思われたヴァン・ビューレンとカッターさんのハグも、あってしめくくりにふさわしいシーンでありました。
ルーポの気遣いも泣かせるじゃないですか。
気をまわし過ぎと強情さん、この二人が歩み寄った感じだしね。
確か、ホントはまだシリーズファイナルとはなっていなかったのでしたっけ?
それでも覚悟が見えるような締め括り、これはこれでよかったのかも。

そして、続けてS1の#1という、タイムマシンに乗ったかのような見方をしてしまいました。
服装、捜査、タバコ、尋問、どれをとっても時代を感じます。
20年ってこんなに違うんだな、と。
なかでも、警察官の制服。
あんなに大きな帽子は、もうコントの世界でしかないなあ…と感慨深くさえある。
家宅捜索で素手なのも、REX以来だ。
と思ったら、L&Oは1990年で、REXは1994年だ!
L&Oがいつまで素手なのかが今後の見所のひとつに加わりました。

初期の方が、その後に有名になる俳優さんのゲスト出演を見つける楽しみもありますね。
この#1では早速、ウィリアム・H・メイシー、ブラス警部の姿を見ることができました。
さすが20年前とあって、メイシーさんはそれほど老犬ではありませんでした。
ブラス警部の人は、すでに額に注意信号が見られました。
こんなチェックは間違っていると承知しつつも、やっぱり喜んでしまうのだろうな…。

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