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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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少しずつ読もうと思ったのに…「本棚探偵最後の挨拶」 喜国雅彦



「本棚探偵の冒険」と出会ったのがもう10年以上前。
「回想」、「生還」と続いたこのシリーズも今回の「最後の挨拶」でとりあえず終了とのこと(喜国さんが出会った創元のホームズにならっているとのことなので。4冊並べた背表紙のマークもそれですよね?)。
古書マニアではないものの心もがっちりとつかんだのに終わってしまうのは寂しい限り。
しかし、本棚探偵の人のことはtwitterでフォローしているのでいつ活動再開されても大丈夫だ。
最初の「冒険」で、古書を楽しむことがこんなに活動的でわくわくさせられるということに度肝を抜かれましたよ。
それ以来このシリーズは、たいへんに待ち遠しいものでした。
連載を読んでいないことが後ろめたいくらいに。
それからというもの、喜国さんがワンコ好きであることもたいへんに嬉しく、ワンコさんたちの近況にもニコニコしたり、時には心を痛めたりと出会いとは違ったファンになっているような気がしないでもない。
先にも書きましたが、中途半端な読書家にもこれだけ影響を及ぼす本、本当の同類の方たちにはどれだけのものだったのか、考えるのも恐ろしいですよ(いい意味で)。

おまけのカラー口絵、エラリー・クイーン漫才と楽しみどころもいろいろですが、私が密かに一番気に入ったのは、帯。
箱の中に隠れてる部分で、本棚探偵さんが本を開いて「…♡」となってるの。
すっごくかわいく、幸福感が滲み出ていて、完結にふさわしいイラストであるとひとり納得した次第であります。

みなさまも連休に読むといいよっ!
「冒険」と「回想」は文庫もあるしね。
「生還」だって秋には文庫になるらしいし。

    



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REX、早く見たいな♪

5月、AXNミステリーは先行放送月間のようですね。
ミステリー in パラダイス、ブラウン神父、リッパー・ストリート、モンタルバーノの新シーズンはとても楽しみです。
ヤング・モンタルバーノっていうのもあるのですね。
若いカタレッラも見られるかしら?
ちょっと話がずれますが、ミステリー in パラダイスについて、局側が番組サイトに新シーズンのストーリー紹介としてひどいネタバレを書いてしまったらしく、掲示板で叱られてました(笑)。
早速当該箇所は訂正されたらしいですが、何を書いてあったのかしら?
見なかったことを感謝したいけど、野次馬的には見たかったような(笑)。
話を戻します。
せっかくの先行放送祭りですが、HDDが消化不良気味なので17日が近くなってみないとわかりません。
今のところ、本放送まで待つのがベストかなと思っておりますが。
しかし、待てそうもないのがREX(笑)。
5月31日土曜日18:00から、S10の4話分が放送されますね。
撃たれたレックスがあのままではかわいそうなので、回復とつなげるためにも見なければなりません。
私が上司ならロレンツォを降格処分(左遷)しますが、引き続き出るのですね、けしからんです。

ところで、AXNミステリー、REXの番組ページの写真ですよ。
警察のベスト着てますが、そこにセッティングされているのはカメラでしょうか?
これはコンパクトにまとまっていて、犬刑事レックスの機動力を生かせる素晴らしい備品だと思います。
同時に、ウィーンでモーザーが発明した「盗聴器」と「監視カメラ」が懐かしくなりました。
盗聴器は、携帯電話をレックスに咥えさせてターゲットのそばを歩かせてましたよね。
レックスの息ばっかりで会話は聞こえんだろっ!と楽しくつっこめました。
監視カメラは、レックスの身体にカメラを縛り付けていたように記憶しています。
スマートでかっこいいレックスもいいですが、超アナログな手作り捜査のウィーン時代も忘れられないですよ。
とにかく、犬刑事レックスが活躍してくれてかわいければ、それだけでもかまいません。
先行放送も4話だけなので、本放送が待ち遠しいです。

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ハッピー・タウン(終)

…打ち切りだったんですよね?
でないとこんなやりっぱなし許されません。
そして、スパドラ的には、何かのドラマと一緒に買わなければならなかったということでしょうか。

ハプリンの町を牛耳っていたのは見たままにペギーだったということですか?
そしてその片腕ともいうべき人物が死んだとされていたトミーのお母さん?
失踪させる理由って何だったのよ?
それ、お父さんも知らなかったの?
なんかそこ、へんだわ。
ふつう、こういう悪事には、保安官は関わってるよね(笑)。
でもそれがこの町の体質ということなのか。
ここ、トミーが「俺が変える」とか言ってたけど、これまでの彼を見てるとまったく説得力がないのがまたよろしい(笑)。
ペギーが孫のアンドリューに見せた映画だけでも、ちょっと見たかったなあ。
アンドリューが本を読んであげてたの、お母さんですよね?
「え、失踪はなかったの?」と一瞬思ったけれど、お母さん、髪染めたがってたものね。

ヘンリーの企みもよくわからなかった。
揺さぶって真実に辿り着く人(トミーか?)が欲しかったということでしょうか。
彼女もまた、マジックマンの被害者家族だったの?
まあ、疑問ばかり言ってもきりがないですね。

グリーヴスが本の文字を消したりしたので、この人が悪魔でマジックマンだと思ったのに、ダン・ファーマーと組んだマジックマン捜査班だったとは。
文字が消えるのは、ダン・ファーマーの持ってた薬品と同じで錯覚起させたということだったのかしら?
ここで終わらせるなら、「このコンビがマジックマンで、正体は悪魔でした」のほうがよほどすっきりしたでしょうに。
サム・ニールを悪魔にするのは、プライドが許さなかったのかもしれませんね。

疑問だらけで終わってしまいましたが、スティヴレット兄弟は微笑ましくて好きだった。
みんなで末っ子をかわいがってるのが、とてもよいです。
グレッギーが刑務所に入ることになったのも、末っ子をバカにするやつを懲らしめたってことらしいじゃないですか、殺しちゃいけないけど。
雪解け祭りの出し物作りも、「いい大人が、大人だけで何を一生懸命に…」と思ったけど、末っ子が喜ぶからというやさしさだったのですね。
ハプリン社長を人質にした刑務所襲撃も、「捕まって兄弟がばらばらになるぞ、そしたら末っ子は大丈夫かい?」というグリーヴスに、兄ちゃんは一人でもやっていけるからと末っ子のために決断する姿、美しくさえありました。
ただ、この兄弟、お母さんが複数いるよね(笑)。
そんな家族背景も想像させてくれたスティヴレット兄弟に感謝するという、へんな結果となったハッピー・タウンでした。

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ウォーキング・デッド4(終)

刑務所が襲撃され散り散りになってしまった彼ら、というシーズンでした。
ばらばらになり、途中ではぐれたり再会したりでみんなが目指したのは「終着駅」。
誰でも受け入れてくれる、こんな世の中のよりどころであることを期待していたら…
グレンたちが辿り着いた#15では不穏な感じはしなかったのですけどね。
正面から入らなかったリックたちのせいで警戒心を高めさせたのかとも思いましたが、貨物車の中にグレンたちを閉じ込めて、物品いただいてる時点で信用ならないわけですね。
人数集まったこともあって、「(あいつらは)悪い相手を怒らせたな」と決起宣言するリックでしたが、次のシーズンではバリバリのリーダーに復帰となるのかしら?
ハーシェルとの回想シーンで刑務所でリーダー的立場を退いた理由と、最終話のカールを守るためにしたことが、あまりにも両極端。
何があったのかわかった時、オープニングの血濡れリックのインパクトが来ましたよ。

道中のみなさんを見ていて、刑務所での生活から互いを思いやれるいい人たちの話になってきたようでちょっと停滞しそうになりました。
いや、ダリルが「やさぐれ者時代でも朝から呑んだりしなかった」とか、酒癖の悪さを自覚してるとか、だからボブが酒瓶大事にしてるのが気に入らなかったのだなとか、収穫はたくさんありましたよ。
が、最大は邦題で「正気な狂気」と付けられた#14。
生と死がまだ明確ではないであろう幼少期にこんな経験したら、どこか歪みが生じてもそれこそが正しいのかも。
愛していた家族、親しい知人がゾンビになることを受け入れられないというのとは違ってましたよね、リジーは。
「他の人と一緒には暮らせない」との決断を、キャロルとタイリースが下したというのも酷。
互いを思いやる中にも流れるイヤ~な感じを再認識でき、ほっとしたような気がいたしました。

次のシーズンは、終着駅の人たちとリックたちの闘いが始まるのでしょうか。
でも、一方が貨物車の闇の中でどうなるのさ?という気も。
終着駅の人たちは何が目的なのか?
ここにキャロルとタイリースとジュディスは合流するのか?
ベスはどこに行ったのか?
ダリルとベスが一時過ごした葬儀屋さんみたいなところには誰がいたの?(きれいに整頓されていたものね)
あの博士はホンモノなのか?
いろいろ気になりますが、もうあまり続けない方が…という気がしないでもない(笑)。
だって、「どうしてこんなことになってしまったのかは描かない」と聞いたような気がするのに、なんとかできるかもしれない博士が出てきちゃったらちょっと意気が下がります。
でも、博士を護衛するのがサウスランドのジョン・クーパーなので、こっちの世界では頑張ってもらいたいような気もしてみたり。

とにかく、どんなことになろうとも私がリック派であることはかわりませんっ!
と宣言してS5を待ちたいと思います。

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サウスランド 5 #9&10(終)

J:COMオンデマンド、ワーナーTV配信のサウスランド、見終えました。
やっぱり、みんなが不幸な目にあっていきました(一部除く)。

誘拐事件からジョンは生還できたものの、ルセロは…。
あんなあっけなく終わらせてしまうとは思わなかった。
だからこそ、前夜に二人で呑みに行ったこととか、偏見はないといいつつもジョンと取っ組み合ったこととかがキツイ。
奥さんの言葉から、ルセロはゲイかもしれない自分を認めたくはなかったのでしょうね。
そう思うと繰り返されるゲイへ向けてのジョークも説明つくかも。
ジョン、生還できて心の傷はまだ癒えなくても、元嫁の力で家族となっていくのかな?とちょっぴり期待したのに、元嫁の答えは拒絶…。
これでジョンはまいったよね。
元指導官の「何故銃を渡した?」っていう心無い言葉のせいで沸点が近くなっていただろうし、
隣人の発電機騒動はたんなるきっかけで、暴れに行ったとしか思えない。
警察到着にも、とるべき行動はわかっていたはずなのにそれをしなかったことも、幕引きを願っていたかのよう。
「彼は、警官だ!ジョン・クーパーだ!息をしろ!」って暗転してお終い…。
これはまだ撮影時には継続かお終いかの決定がなされていなかったということでしょうか。
あの状態でジョンを生きさせるのは無理があるので、終わりが見えていたともとれるけど。
ジョンの人はウォーキング・デッドに出てるけど、腕の肉が落ちたように見えて少しだけがっかり中(笑)。

元指導官のジョンが誘拐されたっていうのに、ベンは自分の不始末でてんやわんや。
サミーは冷静に状況を分析して、自宅に押し入った犯人、犯人を逃がそうとする男=ベンを特定。
それでも「先にウソをついたのはそっちだ!」とサミーを責めるベンは最低。
涙ぐんでみせたって、ダメだよ。
パートナーを守るための偽証だと主張するけど、サミーの言うとおり自分のためでしかない。
守るための偽証だったら中途半端な、なれあいの気持ちでするんじゃない!
ジョンの痛み止め依存症や、サミーが偽証拠を仕込んだことを(これはまったくの誤解だった)正義感で追及した男とは思えない。
前回も書いたけど、ホントにベンのこと嫌いだわ(笑)。

こんな悲惨なフィナーレだけれど、リディアとルーベンにだけはちょっとだけ明るい兆しが。
ちょっとだけなんだけど、他が悲惨すぎるのでとっても喜ばしいような気もする。
警官誘拐事件の捜査で活躍したとして、ルーベンが会見の席でスピーチの指名を受けて誇らしい顔でしたよ。
その隣りで苦虫噛み潰したような顔してるイヤな上官がTWのドクだというのが…。
カルロス=ルセロ事件の捜査を仕切っていたのがドクって。
しかも人の情報を欲しがるくせに自分は与えないという典型的な手柄狙いの上官。
これじゃカルロスも浮かばれない…って違うから!

リディアはラッセルというシッターさんを得て安定していくのでしょうね。
しかしラッセルがパーフェクトなシッターぶりを発揮するとは意外。
この二人が恋愛感情に進むとは思いたくないけれど(何故?・笑)、お互いに心を寄せられる人であることは確かのよう。
めでたいのですよね、これは。

というわけで、サウスランドも終わってしまいました。
出てくる人それぞれに肩入れしたくなるようなエピソードがくっついていて、私は好きでした。
ジョンが死んだか死なないか、番組が続くのか続かないのか、はっきりとしたエンディングでないところもサウスランドらしいと受け止めようと思うほど。
いつかデューイを主役にしたスピンオフでも見てみたい気がしますよ。
それじゃコメディになっちゃうけど。
出てくる人みんな好きだったなあ…あ、ひとり除く!

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