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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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デッドウッド #10「ウーとの約束」

中国人を仕切っているウーが、白人二人組に子分を殺されクスリを奪われたことをアルに訴える。二人の処刑を強要するウーだがアル「犯人とクスリは必ず探し出す、殺されたのは一人、二人殺すとまた別の白人が殺しに来るぞ」と約束&アドバイス。町としてデッドウッドが認められるよう賄賂を要求した判事から手紙を預かった者がやってくる。町のことはなんとかなりそうだがアルの殺人をなかったことにするにはもっと金が必要らしい。

デッドウッドのチャイナタウン、けっこうな人数がいるのですね。
今でこそ言葉は学ぶ気になればどこでも学べるが、この時代の移民のコミュニケーションはたいへんだったろうな。
で、日常語から接すれば悪い言葉から覚えるのはいつの時代も同じだ。
ウーよりもアルのほうが相手に伝えようといろいろ駆使してるのがちょっと笑える。
そんなアルでも掟に厳しく、自分の手下ジミーとサイの手下レオンの犯行と突き止め、どちらか一人ウーに謝罪しろと命じる。
それはくじ引きで決めるというがどっちなのかは既に決定済み。
ウーの引き受けてくれるのは裏仕事であるがゆえに肝心なことなので安泰な関係が大切だもの。
ファーナム町長は「賄賂の金をくすねるなよ」と全く信用がない。
公衆衛生局長セスの「ゴミ集積所と診療所のために税金を」を「賄賂のための税金を寄越せといいやがる」となんとも不思議な難癖。
セスの提案、「ゴミのルールを守らなかったら罰金、罰金は集積所の維持と診療所のために使う」は基本の基本。
できれば今の世の中もここからやり直したい。
そんなセスは死んだ兄さんの人生をたどっているにすぎない自分に迷ってる。
ソルの「人の人生から学ぶことは多い」と返すところに二人の結びつきを感じた。
おまけに「ギャレット夫人はキレイだよね」ってセスの気持ちを先回りしてるし。
スミス牧師はもうどうすることもできないのかな。
神の言葉を懸命に説いてきた結果が…と嘆いていたのに今はもう聖書を抱えているだけ、記憶もあやしくなっている。
察してあげられるセスとソルはやっぱりお友だちなんだろうな。
それが今牧師には聖書より大切。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #5「 老婦人連続失踪」

またもや穏やかでないタイトル。
なのに中味がこんなに楽しくていいのでしょうか。
見ているこっちが罪悪感を持つほどのお気楽さっさか解決は一周回って気持ちいいくらいだ。
犯人が一人ではなく、模倣犯がもう一人いたのは凝ってた(笑)。

今回もレックスなくしては解決を見なかったと思わせる活躍ぶり。
尾行するんですよ。
シェパードという大型犬が一人で街を歩き、電車に乗り、落とした発信機を拾い、尾行完遂ですよ。
目立たないようにベンチ下を匍匐前進(逆に目立ってたと思う)、見つかりそうになると物陰に隠れる、と優秀ぶりを発揮。
圧巻なのは逃げ出す第二の犯人を追い詰めるレックスですよ。
警官は恐れをなしたのか誰も追いかけません(笑)。
「また頼むよ」じゃないよ、モーザー君。
これなら現場におもちゃのボールを持ち込むくらいは許してあげなくては。
目撃者の少年とラジコンで遊ぶ姿も、警察犬というのは過酷な職業だったのだなと思いをめぐらし目頭が熱くなった(ウソ)。
しかし、あの尾行は人間がやったほうがスムーズだったのでは? 
電車内でほとんど誰も気にかけないのが信じられない。
私だったら臭いをかぎに寄って離れないぞ。
たまたまそんな人がいなかっただけで、モーザーは犬好きの心を読み切れてないな(笑)。
大型犬の一人歩きに寛大なウィーンに乾杯だ!
ちょっと心がくじけ気味だったのですが、すっかり元気になりました。
溜まってる他のドラマを飛ばしてまで見た甲斐があったというものです。

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CREA 2008年9月号


普段の私には縁遠い雑誌です(笑)。
こういうのは学生の頃一番よく見るわけですよ。
今回購入したのは特集が「読書の快楽!」、第二特集が「海外ドラマ中毒急増中!」とのことで。
読書特集の方の「桜庭一樹が選ぶ人生の100冊」は是非とも見たかったのです。
彼女の本棚を見てから読書傾向にかなり関心ありなので。
で、このブログにふさわしい方の海外ドラマ特集ですが、時期的に想像できるように「SEX AND THE CITY」がバーンと。これは全く見ていないのでスルー。
他は、中毒者続出(?)の理由を検証、カッコイイお兄さん方の紹介(Wentoworth Miller含む・笑)、人気ドラマ6作品のガイド(付録DVDに収録されているもの)、買いつけ裏話等。
買いつけ裏話はNHK、FOX、WOWOW、AXNの担当者の座談会。
FOXの担当者さんのイチオシのところにJames Woodsの「SHARK」が。今秋放送予定だとか。
とりあえず見てみるか。

感想としては…まあ、第二特集だから(笑)。

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デッドウッド #9「臨時政府」

デッドウッドが準州扱いになると不法にこの町に住み着いて築き上げたものは没収されてしまう。そうならないよう判事を通じて賄賂を渡し、町としてすでに機能していることを証明するために臨時政府を作ろうとアルが提案。チャーリーは郵便・運送の店を構える。ジェーンをスカウトするが彼女は天然痘患者の看病が一段落したら町を出るつもりだ。自分の部屋で泥棒殺しがあったジョアニーはサイの出資で娼館を独立させる。

自分で開拓した土地は自分のもの、でもデッドウッドはそうしてはいけないところだったので政府が介入すると全て取り上げられてしまう。
でも賄賂や口利きでどうにかなるんだ。
臨時だ、と言いながらも役職決定にはみなさん何かしらの腹積もりがあるようで。
町長のファーナムは何も考えてないだろうが(笑)。
セスが公衆衛生局長に立候補したのは保安官の仕事が回ってきたら困るから。
保安官から遠ざかりたい強い理由があるのだろうか。適任だと思うんだけど。
この会議、何があったのか一部始終見たかった。
エドが荒れていたようなので、それを睨むサイなんか見ものだったろうな。

ギャレット夫人は町に留まって鉱区の様子を見守ることに。
で、セスとアルマはなんとなくな雰囲気だ。
唐突にも思える妻子を呼び寄せる話、そして騎馬警官だった兄の死の話、アルマとそうならないようにとの牽制なのか、妻子への少し違った愛情を言いたかったのか、セスも複雑?
トリクシーもソルの話に微笑んでるし、急にあちこちで花が咲いてきたぞ。
でもトリクシーはソルのこと好きだけど愛があるのはアルなんだろうな。

スミス牧師の病気とジェーンの飲んだくれについて話すドクターとジェーン、何回か見たが「身体をこわす」と話すドクターの目から涙がこぼれているように見えたのだけど。
背を向けるジェーンは気付かず、牧師の具合を見てやれと突っぱねる。
背中でもわかっていたから牧師の話題に変えたのかな。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #4「死への逃亡」

今回の事件は人身&臓器売買。
重いテーマなのに…誰でもどこでもって…以下自粛、のつもりだったけどやっぱり無理。
「8月で凍死?」と言っていたくせに、冷凍車から滴った道路の染みは翌朝まで消えず、聞き込みもワンさんお散歩中のオネエチャン情報だけだ。
でもその情報で犯人グループにどんぴしゃり(笑)。
事件がとてもわかりやすいので心ゆくまでレックスのかわいさを見ることができますね。
モーザーはけっこう簡単に犯人に捕まってしまったので、レックスの頑張りが全てでした。
鉄格子を外し、モーザーの手の縄を解き、撃たれた傷のせいでモーザーが倒れると助けを呼びに走り、パトカー止めて誘導。
レックスがいなければモーザーはお陀仏でした。
でもロシアから売られてきた男性はモーザーに感謝(笑)。
冒頭のトレーニング&縄跳び引っ張りあいは手の縄を解くことへの伏線だったのですね。モンクさんみたいだ。
そしてゴミ捨て場で鼻の下に検死医が使うジェルをぬってまで何かを食べようとするシュトッキーは絶対にどうかしている。
敗血症にならないよう裸足のレックスをかつぐのを「甘やかしすぎ」という君も甘やかされてますよ。
レックスはモーザー療養中、あの店へ行き靴を買うな。ショッピング好きだから。

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