学校側の指示どおり、試験でいい点をとれるような授業に取り組むプレッツさん。しかし、ようやう引き出せた子どもたちの学びたい気持ちが逆戻り。あんなに楽しそうだったのに(プレッツも含む)、静まり返る教室は異様。興味がなくても取り組むことを学ぶ場でもあるのが学校だというのはわかるけれども、今の彼らはまだそこに到達してないし…と教育現場の理想と現実というか、現実のみが圧し掛かる。ランディは、プレッツの教えてくれた確率を、生きた授業として実践できてるし。
ストリートで生きることの討論以降、特別教室の方は落ち着いてきたように見える。模型の組み立てに「やってらんね~よ」という態度ではないもの。喧嘩をしだす班、分担ができて仕事も早い班(ズルあり?)、と性格があらわれるいい課題だったのかも。
ご褒美のお食事会はネイモンドたちが選んだ店だったのでしょうか。もう少し敷居の低いところから始めたら…と思わないでもない。でもそこがまた、店に入るまでのはしゃぎっぷりと、受付係とウェイターが別にいるような店(=場違い)であったということへの方向の定まらない不機嫌さがコルヴィンには非常に興味深いというか、彼らの気持ちに近づいたようなものであったらしい。翌日の教室での自慢話も含めて。
え~と、市長選はまだ終わったわけではないのですよね。それなのにカルケティは警察人事を動かせるのですか。視察はわかるけど、バルチェックとダニエルズの昇進は…?働きかけただけで警察内部での人事の指示は別のところ、ということでしょうか。そうだ、まだバレルいるしね(笑)。
勝手に、ロールズが警察長、「その下で働かないか」と言われたダニエルズが文字通りその下の副警察長なのだと思ってましたが、警察長には外部からの黒人を招くつもりらしい。でも、強硬な反対でまだ先行きはわからない。
マイケルの気持ちが痛い。弟のお父さん(やっぱりマイケルのお父さんではないのか?)を遠ざけたいけど、声をかけてくれたプレッツ先生には自分で断ってしまったし、デニスは優しすぎるって(泣)。親切な大人なんて知らないできたから、見返りなく親切なことに素直になれないなんて。で、選んでしまったのが見返りを提示したクリス(というかマルロ)。お父さんを空き家に連れて行ってくれるよう頼んでしまうのかな。頼んだらマルロのファミリーになってしまうということだけどそれでいいのだろうか。
マルロを監視中のオマー(出られてよかったね)が、面会中のマイケルを見つけて「まだ子どもじゃないか」というのが…ね、子どもだからこそのマイケルの悩みと、オマーの人柄がよくわかるところ。
キーマは別居して養育費を払っていたらしい。彼女には司法試験に合格したという新しいパートナーが。彼女はやっぱり弁護士にこだわっていたのかな。二人が生活していた部屋をよく覚えていないのですが、あの白いソファは見覚えある。主が変わっても、の存在感がソファにあるというのもね…。
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COMMENT
プレズの成長。
コルヴィンが連れてった高級レストラン。日本だと余程の高級店でない限り、敷居が低いというか無視してずかずか乗り込んでしまう人が多い。でも欧米だと厳然とした壁があるんですよねきっと。
マーロを選んでしまった、選ばざるをえなかったマイケルの姿に涙です…。
Re:atsumiさん
思い通りにいかない数々がよほど影響したものと思われます。
ドゥーキーの「プレッツは頼りになるよ」が、マイケルがマルロを選ぶ前の最後のチャンスだったような気がして、「そうだよ、保護司の話は自分に話せないのならって意味だし」と背中を押したくなりました。
しかしそんなにヒドイお父さんって…