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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「バーナビー警部」の記事一覧

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もう一人のバーナビー警部 ~#29

昨年放送された新シーズン29話までをようやく見終えました。
サイクスも元気に登場してくれてよかったです。
赤ちゃんにヤキモチやいてぬいぐるみを隠したり、自分だけ置いて行かれそうな旅行を察知して悪い子ぶってみたり、かわいらしいエピソードばかりでしたね。
特に、最終話の旅行のやつは、しつけのできてない悪い子のはずはないのに、「もう預けるペットホテルがない」と言わしめるほどのお利口っぷりです。
美容室で大暴れして飼い主さんが「もう行くところがない…」と言っていた、お友だち犬(女の子)のことを思い出してしまいましたよ。
警部の奥さんが、警部のへんてこな服をリサイクルという名の処分に回したの、「ジーヴスかっ!」とつっこみましたよね?(笑)
さて、サイクスですが、続きのシーズンでも出てくれますよね?
今回の放送、サイクスの猫背がとても気になったもので…猫背の犬って…(笑)。

今回放送分、出てくる人みんな仲悪くていやな感じでした。
対立してる中でも、誰かしら味方がいたりするものじゃないですか。
それが、みんなが一匹狼的に他の人と争ってるように思いましたよ。
村の人たちはもっと団結していて欲しいな、と思ってみたり(笑)。

村といえば、絵画教室、演劇、コーラス、祭り、庭コンテスト…と、どこにでもいたジョイスがいないのは寂しいですね。
祭りっぽいことやってると、「ジョイスが来てないはずはない」と思って、つい姿を探してしまいますね。
こんなに姿を見かけないのは、もうミッドサマーには住んでいないと思わないと不自然ですよね。

チャーリーと新しい検死のカムのライバル関係は続くのでしょうか、と思ったら!
まあいいです。
前の検死の人がいなくなったみたいに何かエピソードがあることを期待しますよ。
放送はしてくれるでしょうからね。

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バーナビー警部 #8「不実の王」Dead Man's Eleven

警部の管轄、物騒だよな、ジョイスも事件に遭遇しすぎだし…
後に、そんなことを思ったりもしましたが、なんと、驚いたことにこの第8話で警部自身が言ってましたっ!
ちょっと田舎に引っ越したいというジョイスに、警部は「コーストンがいい」のだそうです。
何故なら「私が担当した田舎の事件、殺しに誘拐、詐欺…と物騒このうえない」と。
そうか、ここで既に宣言していたのなら、もう何も申すまい(笑)。
#6にも出てきた人がチラチラとしていましたね。
同じ俳優が違う役でしれっとしているより、せっかくの村なのですからこういう再登場の方が見ていて楽しいなあと思いました。
再視聴だし、続けて見たのでたまたま覚えていたから言えるのかもしれませんが。

まったく記憶になかったですが、ストリックランドのAnthony Calf さんが犯人たちに利用される金持ちの息子役で出演されてました。
嫁のいる身でありながら、若い娘にいいように扱われ、犯罪の証拠品となるようクリケットバットを持ち出されてました。
父親からも愛想を尽かされ気味の、典型的な金持ちボンボンのようでした。
見た目も、中途半端なこの時よりも落ち着いた感のあるストリックランドか、ポワロの「スタイルズ荘」のようにピカピカのハンサムである方が好ましく感じました。
なさけない役だったせいでしょうか(笑)。
で、それぞれ何歳くらいだったのかしら?と調べてみたら、このエピソード(1999)でも「スタイルズ荘」(1990)でも Cavendish という名前だと判明しました。
どうでもいいことですけれど。

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バーナビー警部 #7「首締めの森」Strangler's Wood

9年前の犯人が戻ってきたのか?と思われる事件でしたが、単に似せて演出しただけでした。
それにしても9年前の事件、お母さんの力ってすごいなと思いました。
そのお母さんの元で鬱屈した結果、あんな連続殺人を…とも言えますが、お母さんの一声でぴたっと止むあたり、自分のことを本当に見ていてくれる人の大切さを感じてみたり。
「首締め犯人再来?」の新聞を見せたくなかったのは、自分が潔白であるからだったのに…。
警部が言うように、トロイ君が殺したも同然とは悲しいです。

そのトロイ君。
現場に落ちていた時計の持ち主宅のお手伝いさんアナがブラジル出身で英語が苦手と聞き、スペイン語で話しかけるのが…(笑)。
「見事なポルトガル語だな」の警部に「スペイン語講座に行ってましたから」と得意そうな顔がなんともいえません。
実は、最初、製作側の「ポルトガル語もスペイン語もたいして変わらないんじゃないの?」ってな感じのいい加減な作りかと思ってしまいました。
が、よくよく見ればアナはスペイン語で話しかけられても英語で答えてましたね(笑)。
つまり、警部の英語を聞いて通訳トロイ君の言葉は聞いてない、とそういうことでしたね。
おまけに警部も、「スペイン語講座に~」というトロイ君の言葉にのけぞり気味だったように思います。
最初の被害者の衣服のタグの「サンパウロ」に「イタリアか…」というのは、ここのマエフリだったということですね。
トロイ君の愛すべき性格の見せ場的なエピソードだったということでしょうか。
勘違いしてごめんなさいね。

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バーナビー警部 #3「劇的なる死」Death of a Hollow Man

初めてジョイスが現場に出くわしてしまうエピソードでした。
あまりに殺人に出会い過ぎたのか、後半はあまりショックな感じが見受けられなかったですが、最初は真っ当に(笑)ショックを受けていました。
警部も、仕事の合間にジョイスの様子を見に家に戻ったりしてました。
そうか、こんな時もあったのだな…と感慨深いものがありました。

ジョイスの料理下手ネタは、このエピソードにもありました。
コーストン劇団の「マクベス」で、ジョイスの演じる役が「よりによってコックとは!」と、警部はイタズラっ子のような顔でカリーに話してましたね。
そういえば前はよく警察の食堂のシーンを見たような気がします。
あれは「警部がジョイスの手料理を逃れたがっている」というお知らせだったのかなあ、と今さら思いました。

トロイ君とカリーの初対面エピソードでもあったのですね。
上演前、カリーの方ばっかり見ていたり、幕間でとんちんかんな感想をひけらかしてみたり、ちょっと舞い上がっている風でした。
そのカリー。
少しふっくらした後半のイメージしかなかったのですが、かなりシャープな美人でした。
「あの夫婦にこの娘はないだろう」と思わないでもないですが、この前たまたま見た「アガサ・クリスティアワー」の「第四の男」というエピソードに、若い頃のJohn Nettles さんが出ていて、これがシュッとしたハンサムさん。
1982年のものらしいので39歳ですか。
顔も身体も一回りそぎ落としたような感じです。
若い頃の警部の人を見ると、カリーとの親子役はありだな!と思えました。

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バーナビー警部 #2「血塗られた秀作」Written in Blood

#1は、結末を思い出せたけれど、これはそうはいきませんでした。
演じる俳優さんのイメージで犯人の見当がついてもね(笑)。
このオノリアさん、#69「スパイたちの秘密」のあの人ですね。
そして、ルイスとハサウェイが謎の暗号を助けてもらおうとした教授で、この前のポワロでもスパイでした。
…そういう雰囲気ということでしょうか。
「スパイたちの秘密」って、警部がMI6にいたことがあるとか、驚きの過去が出てきて、さらには「REX」やら「マクベス巡査」のエピソードを思い出させるものがあってかなりお気に入りだったようです。
「ルイス警部」のハサウェイもスカウトされたことがあるので、もしかしたらバーナビー&ハサウェイというコンビもあったかしら?などと浮かれていたようですけれど、今読み返してみたらハサウェイは6じゃなくて5って書いてありました。
…まあ、一時でもいい夢を見せてもらったということですか。

事件の本質のアイツ、精神科医の風上にもおけません。
よくもハドリーの前に顔を出せたものですね。
個人を特定できなければいいとか、そういう問題でもありません。
その後の本も、患者の告白から引用しているのでは?と疑念は尽きませんね。
ハドリーがエイミーに「ヤツと二人にしないでくれ」と頼んだ理由は、相手に対する恐怖ではなく、自分が何をするかわからないからとは、なんとなく想像できたというか、覚えていたというか、そんな感じでした。

後期ほど複雑ではないものの、人間関係のドラマ性が効いてました。
先生のアレは、必要ないだろうと思わないでもないですが、あの地域&生活で抱えていた鬱屈としたものを雄弁に語っていたように感じました。
これも、#1の医者夫婦のお互いの浮気も、そんな手近なところで…というよりも、狭い社会だからこそ陥ってしまう何かなのだなあ、と思ってみたり。

こうやって改めていろんなことを考えられるのは楽しいものです。
本当は「フロスト警部」も見たかったのですけれど、そんなにいっぺんには無理ですからね。
それに「フロスト警部」は、43話中35話までの放送だとか。
最初の頃の権利がなくなるのはわかるような気がしますが、新しいものを放送できないというのはよくわかりません。
「ポワロ」のS12もそうでしたけど。
自分の都合で「バーナビー警部」も途中までしか見られないかもしれないですけど、それとこれとは別ですから。
扱っている番組に対して愛情薄いと思えて仕方ありませんよ(他の理由も+して)。
誰か、私の考えすぎだと言ってください(笑)。

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