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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「バーナビー警部」の記事一覧

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もう一人のバーナビー警部 #4「不完全な完全犯罪」The Oblong Murders

ブラード博士の友人であるオリバー夫妻の娘ルーシーが行方不明に。
彼女はオブロング教団の信者であり、そこから急に消えてから連絡もないという。
ジョーンズを教団に潜入捜査させルーシーの行方を調べさせることにするが、教団建物の持ち主の両親が一年半前に不審な爆発事故で死亡しており、夫妻は大金を誰かに貸していたらしいことがわかり…。

ワンコ天国!(笑)
出だしから、サイクスが散歩でいろんなワンコと出会ってましたよ。
しかもサイクスの視線で!
警部も奥さんも拘束時間の長そうな仕事なので、日中サイクスを預かってくれる人を探していたようです。
それがブラード博士の妹さんミリー(フィッツの奥さんだ!)。
彼女はちょっと気難しいようですが、ワンコ扱いは信頼できるようです。
ワンコ散歩中に、教団が何かしているのに出くわした時の、4匹がちょこんと座っておとなしくしている様子がかわいくてなりませんでした。
ミリー宅でワンコが庭に飛び出していくのも、ワンコの素な感じで楽しかったです。
それにしても、サイクスの子、あんなに一生懸命穴掘るのって演技?(笑)

で、このワンコ預かり。
サイクスの出番が減ってしまうのでは?という心配も伴うわけですけども(笑)。
ミリーの人の出番もこのエピソードだけみたいなので、サイクスの送迎シーンとかもなさそうですよ。
むむむ…微妙だ。

事件は…
ルーシーは純粋な気持ちが裏切られたことでパニック状態だっただけで無事、ついでに見つかった教団建物持ち主夫妻の爆発事故が解決することとなりました。
しかも、発端が夫妻の傍若無人ぶりに嫌気がさしたパブの主人が出入り禁止にしたことだったとは…
パブの主人の状況読めなさ感が招いた事件(夫妻に金を借りたことを知らなかったとはいえ)で、またその性格が警部たちの命を救ったともいえる、不思議なつながりでしたね。

ワンコ預かりで口を利いてもらったことに恩を感じた警部が、ブラード博士にお礼をしたいと言うと「餞別でいい」と。
なんと、突然のようですが、博士はこれでさようならなのですね。
トムと釣り旅行に行くとのこと、素直に送ってあげたい気持ちになります。

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もう一人のバーナビー警部 #3「花嫁姿の死者」Echoes of the Dead

#1も#2も過去の事件が発端になっていたので、このシーズンはそういった形態なのかしら?と思ったら違いました。
そうですね、それじゃワンパターンですから。

それにしても異質な感じでした。
ミッドサマーは殺人は多いけど、たいてい関係や不正を知られたくない口封じ的なものだったように思います。
でも今回は、離れて暮らす婚約者の心変わりが信心深さを刺激しての連続殺人と、バーナビー警部には珍しい犯人でしたね。

あやしげな人たちの素性も…
金物屋で大家さんの人はただの覗き趣味の人で、最後は趣味がお手柄につながったという(笑)。
ジョーンズ君と同僚だった人は、昔は悪さをしていたものの今は嫁と仲良くしているパブの主人。
ガソリンスタンドの人は、あんな親の元でのがんばりについに限界がきたかと匂わせて、実にふつうの青年。
問題はロバ保護区の親子ですよ。
お母さんが結婚登録官を辞めた理由って何だったんですか?
「ここに来たのは災いから身を守るため」というのも含みがあるようでいながら、なるほどと思えることが見つからず…でした。
観察不足でしょうか。

あと、ジョーンズ君も問題じゃないですか?
警部と仲良くなりたくないのですかねえ。
なにかというと「学士様にはかないませんよ」みたいな言い方するし。
彼、こんな子じゃなかったと思うのですが。
新しい警部が嫌いとかではなく、自分が巡査部長のままであることがちょっと面白くないだけだといいのですが。

#2、馬係の青年をどこかで見た気がするのに思い出せませんでした。
調べたらフォイルさんの息子のアンドリューじゃないですか。
アンドリューの顔をどうしても覚えられないことが証明されたようで、妙にすっきりしました(笑)。

最後に、予告というのも珍しいですよね。
しかも日本語で、だし。

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もう一人のバーナビー警部 #1「隠された死」Death in the Slow Lane

ニュー・トリックスの最終回と重なっていたので、見逃し対策のオンデマンド「AXNミステリーHD」で見ました。
再放送ないの?よくないですよね。

トム・バーナビーの従兄弟、ジョン・バーナビーがコーストン署に異動してきたばかりらしいです。
案内するジョーンズ君に、「出世するんでしょ?なんやかんや言ってもバーナビーさんはココの人じゃないから」なんておばちゃんがかわいいです。
バーナビー警部を嫌っていたのではなく、地元っ子のジョーンズ君をかわいがっているのが伝わってきます。
「出世できなかったのは、まだ若いから」とジョーンズ君は言ってますけど、トロイ君が警部補になった時の方が若かったような気がする…調べてないけど。
でも、彼には先ほどのおばちゃんの言うように、出世とか関係なく地元に愛されるおまわりさんでいて欲しいなと思います。

ジョーンズ君が4年前に指揮を執った名門女子校で見つかった自殺死体が実は他殺で、今回舞台を同じくして起きた殺人と関係している…という事件でした。
利き手のことを考慮してないなんて…そんなことあるかなあ?と、REXに続いてそんなことを思うことになるなんて(笑)。
人間関係のややこしさが原因だったわけですが、心理学の学位のあるジョン・バーナビー警部が見事にややこしさを見抜きました。
これからも、心理を探って事件の裏側にある闇を見つけていくのでしょうか。

新しいバーナビー警部は、従兄弟ということで別でありながら似ているところもあるという描かれ方をしているみたいです。
含みのある、ちょっと目を剥いて口を結んだ笑顔で「うん、うん」と頷く姿、意識しているように見えませんでした?
「署長と寝たのさ」で、パブの人を大笑いさせるような、見た目からは想像し難いとんてもないジョークにも注意が必要かもしれません。
次回以降登場する奥様は教師ということなので、ジョイスのようにあっちこっちで事件に出会ってしまうということはなさそうですね。
そしてこの夫妻の家族ですよ!
子どもはいないけどサイクスというワンコがいます!
HPのキャラクター紹介に、ジョーンズ君はいないのにサイクスはいますよ。
ということは出番の多さを期待してもいいのでしょうか。
ドラマのワンコは、その視線の先が気になってしまうのですが、サイクスはかなり自然だったように思います。
警部とジョーンズ君が話しているとき、会話の行方を追ってる様子がたいへんよかったです。
呼び鈴の音にも、音のした方を見てから「誰か来た?」みたいに警部を見るのが、飼い主とワンコの関係そのものみたいでした。
トレーナーの姿を極力感じさせないサイクスの演技にも注目ですね。
バーナビー警部をワンコ目当てで見る日が来るなんて、夢のようです(笑)。

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バーナビー警部 #81「安らぎのスパ殺人」 Fit for Murder

警部とジョイスは、リラックスしに出向いたスパで殺人事件に遭遇。
休暇中の警部に代わってジョーンズが捜査の指揮を執るが、今度はスパのオーナーまでもが殺されて…。

いや、連続殺人になったのはジョーンズ君のせいではないですよ、いつものことだし。
お金と友情が交錯した事件よりも、警部が誕生日後に長めの休暇をとるつもりが引退するという心境の変化の方が主役でしょうか。
お父さんが亡くなった年を迎えること、身体のあちこちが痛むこと、超自然的な力で心を見透かされたこと、でも結局ジョイスの言葉が一番だったということかしら。

このシーズンでJohn Nettles さんが降板するとは聞いてましたが、最初に従兄弟が登場しただけでそれらしき話題はまったくなかったので、心配でしたよ。
まさか何も触れずに次シーズンから従兄弟が、なんてことはないだろうとは思いましたが。
引退へ向けてカウントダウンされるのは警部の性に合わなかったでしょうしね。

印象的だったのは、事件が起きてジョイスが自宅に戻る時。
「帰るのですか?」というジョーンズ君に「犯人にされる前に帰るわ」とジョイスが。
そうです、今まで疑われなかったのが不思議なくらい事件現場に居合わせてましたよね。
ジョイスにも自覚があったのか!と、最後にわかってよかったです♪
そう思うと、彼女も多大なストレスを受けていたと思われます。
事件から解放されるのは警部だけではないのだな、と口元がほころんでくるラストシーンでした。

S14以降の従兄弟バーナビー警部がAXNミステリーで放送されるかはまだわかりませんが、たまにはJohn Nettles さんもゲストで姿をみせて欲しいものですね(今のところ、そういうことはないみたいですが)。

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バーナビー警部 #79「ボクシングに沸く村」 The Noble Art

警部と一緒に騙されましたよ。
おっとりした領主ジェラルドと、現代っ子で金にこだわる息子セバスチャンとの意見の相違だと思ったら、全くの逆転。
セバスチャンはただ継父に反抗的なのではなく、屋敷を維持することと、度を過ぎた継父ジェラルドの賭け事と、自分の性的嗜好でいっぱいいっぱいだったのだとわかると、冒頭みんなで地元の英雄キンセラの試合を見ている姿にも、後のぶっきらぼうな態度にも納得がいきますよ。
同じ表情なのに、真相がわかってからだと違ったものに見えて、楽しめました。
親しいからと騙された警部は面白くないでしょうけど。
でも、それほど苦々しい顔でなかったのは、自分で気付いたからなのでしょうか。

ちょっと前にラジオで「子どもの幼稚園が金持ちばかり、ケンカなんてもってのほかで相手を尊重する人ばかり、金持ちケンカせず」というような悪口オペラ(ご存知の方、いらっしゃいますでしょうか・笑)を聞いたばかりだったので、余計にジェラルドはそういう類の人なのだと…。
セバスチャンとは血縁もないっていうから、なおさら「代々の金持ちは違うのだな」と騙されてしまったのかも。

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