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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「NHK」の記事一覧

そして誰もいなくなった(終)

全3話を二日間で見ました。
今回の放送に合わせて本も買いましたが、まだ未読です。
あまりにも有名な原作ですけど、私の予備知識は「孤島でひとりずつ殺される」くらいです。
きっと、話の筋を知らないのは私くらいかもしれませんけれど、内容に触れるので一応間をあけます。
改めてお断りしますが、私は、ミス・マープルやポワロはドラマで見ていて、クリスティーの小説は「アクロイド殺し」しか読んでいない初心者です。









謎めいた招待状で集まった人々、主が姿を見せない孤島の館、と、期待は高まりました。
さらに集まった人がみんな後ろ暗い過去を、別解釈(=ウソ)で弁明するのですから、怖いったらありません。
最初に殺された若造が、気持ちよすぎるくらいの正直者だったのもいいですね。
しかし、途中「ホラー?」な展開があって嫌な予感がしましたが、余計なお世話でした。
これは心理戦ですねえ。
「この作品がなければ後のミステリが~」と言われるのがわかるような気がしました。
おそらく、「デクスター」もなかったかもしれませんね(笑)。
ただですねえ、病気を抱えた年配者がやったにしては行動的過ぎるように思わないでもないです(レバーの件が気になっていたのですが、そうでしたかっ!「誰か隠れて食べてた?」と思いもしましたが、「なぜレバー?まずパンだろっ!」とひとりつっこみをしておりました・笑)。
でも、ひとり、またひとりと減るにつれて、どこかおかしくなっていく様子、語られる過去の真相、疑心暗鬼なところの緊迫感にはやられましたね。
「オリエント急行の殺人」と真逆なところも私には驚きでした。
先に本を読んでいたら、というか読みだしていたら怖くてストップしたかもなあ、と思うのでドラマ先行でよかったです。
ちょうどよく記憶が薄れてきたら、本の方を読んで怖がりたいと思います。
この内容の記憶が薄れるのか?という疑問はありますけどね♪




改めて、クリスティーを読みたくなりましたけど、冊数が多くて困ります(笑)。

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トミーとタペンス #4~6「NかMか」

脱落した方も多くいらっしゃると聞きますが、見ました。
だって、「NかMか」の原作の評判はかなり面白いらしいではないですか。
しかし…やはりタペンスの無茶っぷりが強烈で、誰か彼女を止めろよっ!と思ってしまいました。
カーターおじさんが「タペンスには秘密だ」とトミーにのみ任務を授けたのもわかるような気がします。
が、トミーという人を知っていればタペンスに嗅ぎつけられることも必至なわけで、「おじさん、読みが甘いな」という結論になります。
トミーが「君の人の言うことを聞かないところが好きだ」というのですから仕方ありません。

「NかM」を探すためにおとずれた宿で、誰をも怪しむものの、誤解が解けて仲間になっていくところは、「ちびっこ探偵もの」としては合格点でした。
カールとシーラの密輸をベロニカも協力していたということですかね。
タペンスたちが追っているのは密輸ではないとわかったあとの仲良し感はよかったですね、一旦大揉めしてたけど。
原作によると、この事件はトミーとタペンスは子どもを巣立たせた後ということでそれなりの年齢のはずです。
ということは、本当はもう少しアクションは少なめなのかしら?

不可解なのは、おじさんがこの夫婦に探偵として専属契約もちかけたところ。
「もちろん危険は少ないの」とか言ってるけれど、MI5の仕事でそれは無理でしょう。
おじさんんがそんなだからタペンスが反省しないんだぞ!と思ってみたり。
あと、トミー、養蜂業辞めてかつら屋さんって…。

とにかく、やっぱりクリスティーものを読みたいなあと思わされるシリーズでした。
でもなかなかねえ…(笑)。

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トミーとタペンス #1~3「秘密機関」

「秘密機関」、視聴完了。
率直な感想として「タペンス、あんた何考えてるのさ?」です。
トミーはもうやめたがってるじゃん。
それなのに、ふつうの生活では経験できないスリリングな体験をさらに求める!という道を選ぶわけですね。
ちびっ子探偵が刺激を求めてしまうというその気持ちもわかります。
が、あんた人の親なんだよ!
その子が半ば人質状態だから、おじさんのファイルを盗み出したのだろうに。
やめろと言われても首を突っ込んだから、息子にまで危険が及びそうになったことを忘れてますよっ!
原作だとこのお話は、もっと若いトミーとタペンスに起きたことのようなので、それだったらわかります。
でも、スリリングなちびっ子探偵にはこのドラマの家族設定にはキツイものがあるかと…。
が、トミーがハチミツ作ってくれるならあと3話、見ようかなと思います。
なぜなら、最近ハチミツ贔屓だから(笑)。
ワンコも出てるしね。

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64(終)

NHKの土曜ドラマ「64」見てました。
ピエール瀧さん主演だしね。
興味はあるものの、一冊も読んだことのない横山秀夫さんの原作です。
これをとっかかりに、何か読めたらいいなくらいの気持ちでした。

14年前の誘拐事件と同じような事件が起こり、そこに警察組織のあれやこれや、記者クラブとのあれやこれや、三上さんの娘の失踪が絡まり合い、それなのに5話でまとまるという見事さでした。
最終話は「ああ、あれが!」ということの連続で、もう一度第1話から見たくなりました。
無粋なのでしませんが。
雨宮さんの指の汚れ、気になっていたのですよ。
昔の電話帳が一番上にあるのもね。
ラストに出てきた新聞見出しにあるように、本当に「地道な捜査」ですよ。
それで、手紙をくれる幸田に打ち明けて…ということだったのでしょうね。
14年前に責任をとっていない警察の一人として、幸田は協力的だった、と。
幸田と雨宮さんは、犯罪が目的ではなく、子を奪われたものの引き裂かれるような想いを味あわせたかったのだ、と。
参事官の言うように、幸田と雨宮さんは目崎の自供があってから姿を見せるのだろうなと思えます。

三上の娘の失踪は解決しませんでしたが、これまでもが雨宮さんが地道な執念の捜査をしていたことのために存在したような、そんな気がします。
何故雨宮さんは三上を案ずるような言葉をかけたのか、どうでもいいことのようでいて、真相に向けての重要な一コマでもあったのです。
公衆電話の姿には狂気を感じましたが、この三上への対応があるから「雨宮さん」と「さん付け」できるのです。

娘の失踪でどうかしかけていた三上の妻も、今回の誘拐事件でこっちに戻ってこられた、その描き方もよかったです。
手離せなかった電話がテーブルに置かれている、それだけでよかったな、と伝わってきます。
そうやって電話を離せたから、最後にかかってきた電話の相手に希望が持てるというものです。

くせもの俳優さんもたくさん出ていて、とても見応えありました。
柴田恭平さんは、やっぱりかっこいいなと予想外の収穫です(笑)。
ドラマとしては絶賛なのですが、私が日本ドラマに距離を置きたい理由がここでも…
音とセリフのボリュームの差が大きすぎるのがイヤなのです(笑)。
セリフを聞くためにボリューム上げると、他の音が入ってくるところになるとセリフの何倍ものボリュームで、ストーリーとは関係なくどっきりしてしまいます。
このドラマではふつうに喋っているのもぼそぼそするような、そんな雰囲気俳優さんはなくてよかったのですが、音の差はやっぱり…でした。
あと、あえて言うとすれば、二渡ですよ。
後々の刑事部長のポストのために三上に圧力かけてたってことなのでしょうけれど、アイツ、うろうろしすぎじゃありませんでしたか?
仕事してないっていうか(笑)。
二渡に限らず、原作読めばそれぞれが抱えているもっと深い思惑を堪能することができるかも、と希望に変えられるのでOKですけど。

 
 
この「64」、三上役をピエール瀧さんから佐藤浩市さんにして映画にもなるのですよね。
映画じゃ尺が足りないような気がします。
これ以上削れないでしょ。
と思ったら、二部作なのだとか。
そうなると長くすればいいってもんじゃないとか思ってみたり(笑)。
配役も、ふざけてるのか?と思うところがひとつあります。
記者クラブのリーダー的存在、東洋新聞の秋川がドラマでは弟、映画ではお兄さんの方って…。

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ミス・マープル6 「終わりなき夜に生まれつく」

NHKでミス・マープル6が3話放送されましたね。
1話めは見逃したけど、以前に見たものだったのでほっとしました。

最終話、「終わりなき夜に生まれつく」です。
マープルの登場の仕方から、「これはマープルものではないな」と私でも推理できました。
マープルものではなくても、「なぜエヴァンスに~」みたいに主人公とマープルがちびっ子探偵のように駆けずり回っているのであればそれはそれで好きだったりしますけど。
コレは、どうかなあ…?

どうかなあ?と思ったのには、イマジカでポワロを見ていることも関係しているかもしれません。
ネタバレになりますけど、クリスティーのものを知らないのは私くらいのものだと思うので、続けます(笑)。
少し前に、「アクロイド殺し」を見たのです。
「一番犯人らしくない人が~」というのとは少し違いますが、手記の人(語り手)がというのが重なってしまい、緊迫感に欠けてしまったような気がします。
もっとも、「アクロイド~」で手記を読んでいたのはポワロさんですけど。
この二つを続けて見る人の方が稀でしょうから、ここは気にする箇所ではないとも思われます。

見た結果、これは読んだ方が面白かっただろうな、というのが正直な感想です。
「アクロイド殺し」を見た後にも、そう思ったのでした(笑)。

そして買ってしまいました、「アクロイド殺し」。
まだ読んでませんけど。



この前、ついつぶやいてしまいましたが、この表紙、書店や図書館で見かけると怖くて仕方ありませんでした。
何故なら、黒豹がグワァーっと歯をむいているように見えていたのです、私には。
そしたら、なんと実は黒電話じゃないですか。
…全然怖くないです。

こっちも読むべきでしょうか。



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