忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「フランスドラマ」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スパイラル3 視聴終了

う~ん…。私の印象は詰め込みすぎ。
1シーズン通して軸となる事件があって、それとは別に現代社会のはらむ問題を見せてくれるという基本は変わってないのですけど。
今まで枝葉だったはずのところに主要人物が割り当てられちゃったからかな。
ピエールやロバン判事のパートはほとんど別進行だったし。
その分、警察のすごさが際立ってたなあ。
ロールの暴走には今更驚かないけれど、方向修正したかったから異動を志願したジルは最後の最後で留まることを決断するし、暴走をストップさせたい派だったフロマンタンも、最後のロールの暴走を守ることに同意だし。
別組織(地元警察と警視庁みたいな関係?)の横やりをかいくぐりながら闘ってきたからの結束はわかるけれども。
ここの警察の少し道を外れた義理人情の世界は、嫌いどころかドラマとしてはとても興味深い。
だから結局これでいいのか(笑)。

ピエールは訴えを取り下げられたものの、ジョゼフィーヌがツァボと取引したことに腹を立て(で、キスしちゃうんだ。金を見つけたところで気付けよっ!)、
ロバン判事は弟の暗躍のせいで公人の汚職腐敗を裁く機会を取り上げられ、利用された研修生の処遇をめぐって母親である恋人との間が気まずくなり、あげくに研修生自殺(理由もわからず居合わせた判事と目を合わせても何も言わないところが憎しみの深さを感じられて怖かった、これがロールならわめきちらしてお終い)、
ロールはロナルド射殺の是非を問われる、と誰もが一段落と思う間もなく次なる波に呑まれてます。
次のシーズンはこれらがそのまま続くのかしら?ジルの発作も?

拍手

PR

SPIRAL 3 #1

梱包された女性の死体が発見される。
梱包を解くと、残忍なまでに身体を切り刻まれていた。
上層部は担当したがらなかったが、ロール警部の班が捜査に当たることになる。


今シーズンは、梱包女性死体がメインなのかな?
乳房を切り取り、腹部を抉り出し、ピエールは「異常者の犯行」との見解でしたが、それではおもしろくない(笑)。
異常者には違いないが、地位も身分もある一見そうとは想像つかないような人なのだろうな。
例えばロバン判事みたいな。
検視医からの報告の「古いメス使い」が事件のポイントとなりそうだけれど、弁護士につつかれるといけないのでオフレコにしたあたりが何かしらの失態につながりそうで期待は高まる。

失態といえば早速にジルが…。
被害者のおばあさんから2日前に行方不明の届けを受け取っていたのに何も手続きしてなかった、と。
自分が異動届出すことのほうが大事だったのかな。
シーズン2ラストで、まとまったように感じられたチームだったのに、ジルにはしっくり来なかったのが異動願いの理由のよう。
この事件を乗り越えると、ホームが恋しくなっているかもしれない。

異動したいのはジルだけではなく、ボスまで。
事件が解決できないと異動評価に関わるからこの事件を扱いたくなかったらしい。
ロール警部も、まだ完全に自由の身となったわけではないみたいで今度失敗したら刑事として致命的らしい。
まずジルが少し足を引っ張った、と(笑)。
ロールも怒鳴り散らすのは相変わらずなのでジルのせいばかりとも言えないですね。

政治屋に懐柔されない、立派な検事を貫いたピエールは出世コースから外されました(交通関係裁判専門?)。
ピエールの正義感も局長には融通利かないとしか映らないのです。
でも、ちょっと出かけている間に荷物丸ごと引っ越されてるのってイジメですよね。
今シーズンのピエールの出番は減るのかな?

AXNミステリーのHPに、「今シーズンはロバン判事がフィーチャーされる」とあったので、ここも期待が高まる。
お母さんが脳梗塞で倒れ、早速見舞いに行くも「嫌ってるくせに」と悪態を吐かれ、
毎週お母さんを訪問していることも弟から「頼んでないし、昔から嫌いなくせに」と。
もうあんな年なのでふさわしい言葉ではないけれど、かわいそうな子だったんだなあ、判事。
かわいそうというか、苦労性?

梱包女性死体事件もロバン判事が担当することになったので、こちらは次回以降のお楽しみですが、
もう一つ扱っていたお祭りで犬に噛み吐かれ死亡した子どもの話。
両親は犬の飼い主と共に、祭りの監督責任がある市も訴える勢い。
しかし、噛まれた時両親は一緒にいなかった、つまり、監督責任を全うしていないことを判事は指摘。
ここ、弁護士が言っていたように、ご両親は被害者。
でも、落ち度がなかったかどうかまでを調べるのが判事の仕事。
秘書に「私は厳しすぎるのだろうか…」とたずねているところから心を鬼にして、あえての質問だということがよくわかります。
犬の飼い主へも栄養状態の悪さを指摘して監督責任問題を提起しているので偏った見方じゃないですものね。
このままだと、飼い主の雇い主まで召喚されそうだ。
がんばれ、ロバン判事。

メインの事件と並行していくつもの嫌な話が登場するのがこのドラマの特徴。
今回もカリーヌ殺害に関わったと思われる男を捕まえたら(親友のお父さんだって?)、若い娘好きだったことが判明。
カメラマンの立場を利用しての裸の写真がわんさか出てきた。
娘さんたちがこのおじさんに恋してるような手紙を書いてるのが解せない。
そんなにいいか?あのおじさん。
娘のゾエがお父さんを愛しているのも微妙に意味が違っていそうで怖い。
娘がお父さんに若い娘を紹介、しかも行為の様子を撮影するって尋常じゃない。
お父さんが少年課に引き渡されてお終いとはならずに、まだ引きずりそう。

あれ?カールソン弁護士は?

拍手

Secrets~過去を秘めた女たち~ #8(最終回)

ジュリエットは闇の大物(マフィア?)と化粧品会社社長の娘だった、クロードは自殺を図った時に交通事故を起こした闇の大物を救助した、マリナは高級娼婦時代に闇の大物のお気に入りだった、と三人のつながりは闇の大物でしたっ!
あまりのことに、名前忘れちゃったけど。
第1話で死亡したリストのトップの女性は、警視が付け足しただけで無関係。
全ては妻を殺された私憤を晴らそうと、闇の大物と接触するためにスタン警視が計画したものでしたよ。
殺し屋では?と思われていたエヴァは警視の命令で覆面捜査官だったわけですね(落下事故もお芝居)。で、殺されちゃった、と(笑)。
これはヒドイ。
マリナが困れば大物があぶりだされてくると睨んで事件を捏造したんでしょ。
警視は上司にお小言喰らってパリに戻るって、待っているのが閑職でなければ許せないな(笑)。
これだけ関連者を探し出せるなら、他にも方法があったのではないかな?と思えるけど。

前回警視を狙った殺し屋が、あんな大勢の警官に包囲されているのに気がつかないのも(一般人を装っているにしてもさ)、警視妻を殺した時に100%マッチするような指紋を残しているのも解せない。
でも真実みたいだからしょうがない。

結末は、クロードの元夫の披露宴パーティーの場に、エヴァよろしく、ジュリエットの実母(社長)がメモを握らされて落下、「さすがは警視、今回は君の勝ちだ」って…警視、勝ったの?次があるの?(笑)
闇の大物が追い詰められた感じを味わってしまったのなら仕方ないか。
警視の復讐は、殺し屋が死んだことで完結なの?
あれを殺したのもだれなのか、イマヒトツわからん。
だいたい、容疑者を乗せた車を放置してパーティーに行くか?あ、真犯人に入れられちゃったのか。
一番わからんのは、妻の復讐計画なのに、クロードと仲良くしたくてたまらないところかな。

結局、元サッカー選手はただのお人好しで、リオネルは所詮金が好き、ダニエルは大バカ、警視は言うまでもない、と出てきた男性みんなバカじゃないですか。
ダニエルの、自殺を図ったマリナに「結婚してからずっと君を憎んでた」って告白、どうですか。
そんなだったのに、飛び降りたと聞いたら身を引きちぎられるように辛く哀しくて、愛情を感じたってことでしょうけど、「憎んでた」部分は今はなくてもいいんじゃないのか?
まあ、これがきっかけで円満になったらしいので、当人同士がよろしければかまいませんけど。

それにしても、不思議なドラマだった。二代目スゴーイはこのまま生き延びられるかと思わせておいて、ラストでジュリエットのママの下敷きだし(パーティーに連れてくる理由はこれかっ!)、おしゃれなドラマっぽいのに主人公たちが服を着まわしているのは好印象だし、一方向からでは見られない、実に多面的なドラマでありました。

拍手

Secrets~過去を秘めた女たち~ #7

どうした、ジュリエット!
クロードの言う通り、薬を盛るクセも治したほうがいいが、化粧ボロボロでお別れの言葉言ってるマリナも、それを聞いて「私が自殺図った時の言葉と一緒だわ」というクロードもスルーしてる。
クロードには「いつ?一体どうして?」と質問して当然だと思うが。
テレビを見ている私たちには見せなかっただけで、本当はマリナの元に駆けつける車の中で話してたのかな?
まあ、それが最終回の謎解きにも関係するからまだ秘密ってことだと思うけど。

マリナのイザベルとしての過去、もしかして「男はみんな謝ってばかり、父も夫も!」なんてのと関係する?
別の人がいるなんて…イヤですよ、いままでそんな気配なかったじゃないですか。卒倒したってマリナはそこにいたじゃないですか。
意識の中だけでイザベルなの?でも高級娼婦の過去はマリナもご存知だし。
何か思いもつかない真実があるのだろうな。

次回が最終回だけど、マリナとイザベル、ジュリエットの経歴詐称以外の秘密、クロードが自殺したかった理由、スタン警視の事件への関わり、と本当に全てがすっスッキリするのだろうか。
予告によると、マリナの旦那にもまだ隠し事がありそうだし、元サッカー選手の関わりが未だによくわからないし、ここへきて、彼女たち三人は殺し屋に狙われているけれど守ってくれている人も登場だし。
謎が解決するのかが一番謎なSecretsであります。

一番笑ったのは「スナックがない」(笑)。
マリナにはショックの引き金のようで、スーパーでの幻想で常に旦那が「スナックがない」って言ってる(笑)。
こんなに笑わせておいて意味があったらどうしましょう。
今日は二代目スゴーイは無事でした。お隣さんのために用意した肉にありつけたり、お庭で噛み噛み遊びをしたりと幸せそうでなによりです。

拍手

Secrets~過去を秘めた女たち~ #6

うわ~ん!!
感電死しちゃっただろうとは思っていたけど、いきなり黒いビニールに包まれたスゴーイから始まるなんて!(泣)
それになにさ、あの埋め方。どうして手が出てきちゃうのよ。変な死後硬直。
そして想像通り、マリナは新しい犬を迎えることにしてますよ。
今度は「これはスゴーイです」と言い張るために、同じ種類の犬をご希望ですよ。
しかし額には、そこだけ茶色い異質な毛が。そして何故にジュリエットに染毛を依頼する?自分でやれ!っていうか最初から「染めてみたの」でいいじゃん!!
今度のスゴーイは、キーパー能力もなく、噛み噛み遊びが大好きのようで、息子も心の底では「別犬」と気付いているはず。
まったく、マリナの犬の扱いには驚かされることばかりだ。

驚くのは犬の扱いだけではなく、終盤に入ったということでへんなスパートがかかってきた。

ジュリエットへの脅迫メールの犯人は、何かと親切にしてくれていた女上司だった。
好きなタイプの娘が来ると、イジワルメールをして反応を楽しんでいるようだ。
本採用を前にして、「一晩過ごしてくれないと履歴書のウソをばらすわよ」とセクハラだ!
すごいな、ジュリエット。みんなが憧れるような化粧品会社にウソ履歴で入っちゃうなんて。っていうか、そういう会社に調査機関はないのか?

クロードが毎週末を別荘で過ごすのは、子どもに会うためだった。
誰の子なのか、というのは重要なのかな。元旦那の子ではないから秘密なのかも。

マリナは、これがどういう事件であるのか知っていた様子。
何者かに「ジュリエット」名義で手紙を書いてました。
で、スタン警視がしっぽをつかむために改ざんして投函。
さて、誰がどんな反応を見せるのかってことですよね。…当然、宛先は張ってますよね?(笑)
スタン警視がボルドーにきたのはワケアリだったことがはっきりしたので疑いたくもなる。
女性の写真を見ながら、誰かに「予定通りでもうすぐ片付く」みたいなことを電話してました。
そうだよね、スタン警視が事件にかかわってないとおかしすぎるもの(笑)。

さて、これらをどうやってあと2話でまとめてくれるのか、とっても楽しみ。
最後のお願いとして、今度のスゴーイは長生きしますように(笑)。

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]