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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「フランスドラマ」の記事一覧

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アヴィニヨン伝説~秘められた予言~ #7&8

最終回まで見たものの、わからないとこだらけ。
組織でへんなユニフォームがあるし、みんなを煙に巻くために普通の格好もするしで私には誰がスパイ活動していたのやらよくわからなかった。
オリヴィエが「まさか、あなたが!」なんて言うのを聞いて「こいつ、裏切り者か!」と推測する始末(笑)。
それにしても謎が多かったなあ。
列挙すると
アンリの飛び降り自殺の理由→ただ単に殺人がばれたから?
アンリの嫁ナディーヌの時を越えた若さ→秘密結社の騒動とどう結びつけたら…彼女もアチラの人?
ジルを殺した手裏剣→ほぼ即死とは、毒でも塗ってあったのか?
メディとエンジェルの闘い→スピード感ゼロ(笑)
「明らかに正当防衛」とメディに武器を渡してしまう警察→物分りよすぎ
ジュリアンを帰せ!と銃をかまえるジャンは野放し→銃口向けられたアンリは連行
ジョイスとよりを戻す気はないのに愛欲に溺れるジャン→予言はどうした!
オデットがサンドラの家系にしたこと→これも関係見えず
昏睡ジュリアン→結局誰に何をされたの?眠り姫か、お前は!

そんなこんなで頭を捻りながらも結論は、全てはエステルとオリヴィエの子どもを世に誕生させるためのものだった、でいいっすか?
それにしても昏睡状態のまま出産した話は聞くけれども、銃で撃たれたエステルが昏睡のまま胎児にも問題なく出産できたのはまさに奇跡。そうか、予言の子だからか!なら納得(笑)。
結局、ユダの兄弟への潜入捜査の理由がわからん!解読できた方、解説願います!
そう思うと「ゾディアック」は名作だ(笑)。

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アヴィニヨン伝説~秘められた予言~ #4~6

みなさん、気がコロコロ変わりすぎ(笑)。
エステルは、オリヴィエの背中に「ユダの兄弟」の印を見つけてパパに泣きついたと思ったら、死んだと聞かされていた実母が生きていたことでパパを責めてオリヴィエの元へ。
それに、自分を守るためだったとはいえ、オリヴィエが人を殺した直後に「今晩暇?おばさんのパーティーがあるの」って。死体とオリヴィエの心配しろよ!(笑)
パパはパパで、自分も「ユダの兄弟」に振り回されてきたから黙ってた、話さないわけにはいかなくなったけど話せないこともある、んだとさ。
そして継母は、再び予言に振り回される旦那に嫌気がさし、自殺を図った息子ジュリアンを放ったらかして何やら謎めいた男性と密会。
心に一貫性がなく見えるのは気のせいだろうか(笑)。
それに比べると、エステルの予言解読作業に協力的だったアンリの豹変振りは逆に正直に見える(笑)。表面取り繕ってただけで本音は目に出てたって感じですよ。それでも妻の妊娠問題は愛人(ジュリアン)の子であることの他に意味を含んでそうだ。これも違った展開には見えなくて想像どおりなので○。

エステルが振り回されているオリヴィエの怪しい行動は、彼が潜入捜査官だから。背中の焼印は「ヤツらを信じ込ませるため」らしい。
そこからどういう理由でダヴィッドの身辺を守ることになったのかは不明。
そして一番の謎はどうして「ユダの兄弟」に潜入捜査が必要なのか?だ(笑)。
予言の解読やら、発見した者が絶対的な権力を掴む、という伝説を信じて行動している組織に何故に潜入?アヤシイから?聞き逃したか?
謎の組織といえばもう一つ、メディの一族も何やら秘密の組織(名称忘れた)に属しているらしい。エステルの友だちの元夫の恋人という同性愛者カップルの脇役なのだとばかり思ってたら結構重要?
パパの刃物投げの技術はプロ並みらしいし、どういう組織だ?カフェの地下に眠るガーゴイルを「ユダの兄弟」から守ろうとしてるからおそらくは対抗組織。
それにしても息子が同性愛者だと知った後の両親の苦悩が、「お前の血はそこでおしまいだから(子どもを持てないから)組織の秘密を教えておかないと」と差別でもなんでもなく、組織の心配だったことにびっくりだ。
オリヴィエの家系も教皇に関わっているらしいし、継母の家系にも何やらありそうだし、他にも意外なところから意外な血のつながりが登場しそうで期待値アップだ(ホントか?)。

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アヴィニヨン伝説~秘められた予言~ #1~3

中世の予言伝説のことはわからないが、これは…「ゾディアック」系?(笑)
風景や街並みの魅力とは反対の意味で目が離せなくなりそうだ。

ローマ教皇ヨハネス22世によって西暦4000年(!)までが記された予言が隠され、それを発見した者が絶対的な権力を掴むという伝説があるらしい。
で、主人公のエステル・エスペランザの祖父が「エスペランザ家の選ばれし者が予言を発見する」と言い続け、教皇庁でバラ窓やら謎の箱事件に巻き込まれてエステルもその気になる(笑)。
そこへ「ヨーロッパ秘密情報機関(なんともざっくりとした名前だ・笑)」、700年の歴史がある秘密結社「ユダの兄弟」、と妖しげな組織が忍び寄り、さらには周辺で次々に人が死ぬエステルを警察が追うという具合。
この警察がまたすっとこどっこい。検視結果も待たずに自然死だと言い張ってみたり、車で逃げるエステル&オリヴィエを何人もで走って追いかけ「ちっきしょーっ!」て顔してるし。誰か一人車取りに行け。ナンバー通報して非常線引かなくちゃね。
ここでアメリカ警察だったらタイヤを撃つという手もあるのだろうが、フランスの警察はどうなのだろう? つい最近、イギリス警察はふだん銃を持ち歩かないというのを知ったばかりなのでここは今後の警察の身なりに注目だ。
これだけでもてんこ盛り状態なのに、エスペランザ家には何やら隠し事があるようだ。
ゾディアックのような入り組んだ一族の秘密が出てきたらどうしましょう!

エステルと行動を共にする教皇庁修復人のオリヴィエ、実は殺されたエステルの元恋人の身辺を守っていたとか。
これもどこまで本当かわからない。だってこのオリヴィエ、「スパイラル」のブノワですよ(笑)。
フランスドラマ3本目にして見たことのある人が登場するとはびっくりだ。

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スパイラル~連鎖~ 視聴完了

メインのエレナ&ソフィア姉妹殺人事件は、流れを考えればそれしかないだろうと思ったとおりの真相。
しかし、ピースがはまるでもなくただ再現フィルムのように一連の経過を見せられるというのは…(苦笑)。
見せたい部分はこの事件を軸にした関係者の心の揺れなのだろうからいいですけどもね。
強いて意外だったところを挙げれば検事ピエールの親友ブノワが仕事では汚いが心根は純情だったことか。
エレナを愛し、その妹ソフィアをも妹のようにかわいがっていたと。
だったら犯人庇うんじゃないよ、って気がしないでもないけど。
結局は政財界の要人に人を紹介することで弱みを握ったつもりで仕事の便宜をはからせていたものの、自分の首を絞めてたってことですか。
口封じに刺されて意識不明状態だもの。
実行犯ミシェルは車に撥ねられ死亡、共犯にされたブノワも意識不明、証拠となるエレナの手帳も盗まれたままで事件の発端の少女趣味の要人を追及する手段はなくなり、やりきれなさのみが残った結末。
…やりっぱなし?(笑)
それにしても毎回起こる事件のヒドイことといったら。
ベビーシッターの個人的宗教観で赤ちゃんを殺された母親を予審判事が義父母に問題ありのシッターを雇った罪で母親を訴えさせ刑を免除されたが有罪となり母親自殺、これは衝撃だったな。
予審判事ロバンの真意がわからなかった。
他にも、父を亡くしたため収入源のクスリ売買を兄にやらせ進学の邪魔になると売人仲間に殺させる弟、
力の誇示のためだけに工事現場へ発砲し娘を性的虐待する父親、
ユダヤ人の娘はいらないと中絶させた男がその後に生まれた障害児の息子を殺して元妻とよりを戻したがる、
悪い組織と関わりクスリから抜け出せない刑事、等々スゴイ事件ばっかりだった。
女性弁護士カールソンの雇い主のレイプ事件は微妙。
私の読み方が足りないのか、依頼人の意向を無視して再審を起こさないことにした理由がわからなかったなあ。
死を覚悟して証拠の映像を記録したのに。
法律のシステム、法曹関係者の服装と共に残った謎だ。

驚いたことにIMDbで見たら「2」がある。
それならやりっぱなしというわけではなく、「2」へ向けて敢て謎を残しているのかもしれない。
ブノワが目覚めて真相を語り出したり、カールソンがソフィアをヒドイ目に合わせた雇い主に鞍替えして検事チームと対決なんてこともあるのだろうか。
そしてロバン判事の恋の行方はいかに(笑)。
どうも主演二人ピエールとロールが「ER」のルカとアビーに見え好きになれなかったので、そうならそうとロバン判事が早く告白してくれれば応援したのにな。

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スパイラル~連鎖~ #1&#2

「ゾディアック」をベルト放送していた頃に一緒に録画したフランスのミステリドラマ。
そしたら今また放送中らしいじゃないですか…。

若い女性が顔を判別できないほど殴打された死体で発見される。検死の結果、骨折治療のプレートから東欧出身であることが判明。行方不明者リストから姉の元へ遊びに来ていたソフィアが浮かび、姉エレナを訪ねるが彼女こそが身元不明遺体の当事者だった。エレナは優秀な学生で就職したばかりだったが、エスコート・ガールという裏の顔も持っていた。手帳に記された「顧客」には検事ピエールの友人と義父の名前が。

こんな導入部ですが、同時に小学校教師解雇嘆願、ベビーシッターによる赤ちゃん殺人、聾唖者窃盗団、といった事件も進行中。
それを主人公である(おそらく)検事ピエール、警部のロールが、判事ロバンの指示により捜査。
フランスの刑事事件捜査って判事も最初から関わるの? 
素人目にはそれでは公平な判断ができないような気がするが。
あれじゃまるで検事の親玉だ。
赤ちゃん殺しのベビーシッターの精神鑑定で責任能力なしと出たことに、
「罰ではなく治療を、と言われるが彼女は殺したことを認めているので責任能力ありと判断する、鑑定のやり直しを」というのには賛同できるけど。

タイトルからこれらの事件が何らかの繋がりを見せるのかと思ったが、ミステリチャンネルのドラマガイドによると政界の大物の名前が書かれた手帳を持つエレナ殺害事件を主軸に、他の事件が同時進行で展開していくらしい。
絡み合うのは事件そのものではなく、それをとりまく人間の思惑のようだ。
もうすでに真面目実直と思われたピエールが友人と義父、離婚の危機にある妻のために証拠の手帳に手を出しかけてるし。
これは「ゾディアック」とはかなり趣の異なるドラマのようだ。
違う意味で先が楽しみ(笑)。

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