時空の裂け目をくぐって、1953年から小型飛行機に乗ってジョン、エマ、ダイアンの三人がやってきた、というお話。
スーパーで、自動ドアや溢れんばかりの品物に驚くというのは楽しいですね。
私も海外のスーパーを見るのは好きだし、そんな感じかな?
ダイアンが「これ、ホント?」とタバコのパッケージの警告文のことを聞くのもよかったですね。その後も平気で吸っていたことを含めて(笑)。
イアントが「大丈夫ですよ、大袈裟なんですよ」とでも言ったのだろうか(笑)。
年配のジョン、18歳のエマ、女性パイロットのダイアン、と意識も何もかもが違う三人の選ぶ道が大きかったです。
若いエマはロンドンで仕事を見つけ再出発、ダイアンは冒険心旺盛なパイロットであり続けることを選び、女性二人はこの特殊な状況を自分なりに乗り越えていこうとしました。
しかし、ジョンは年もかなり上。訪ねた息子は認知症、頼れるものが何一つないこの世界では死を選ぶほかないと思ってしまいました。
サッカーの試合の記憶を息子と共有できた時は、本当に幸せそうだったのに。
逆に、もうこんな時は望めないのだな、と美しい想い出に背中を押されてしまったのかもしれません。
ということは、ジャックですよ!手を握ってあげること以外になかったのかっ!
望むことをかなえてあげるのは大切ですが…。
同じく時空を超えて生きる人とだからこそ、ジョンがこの時代を生きることは死よりも辛いのだと、わかっているからか…。
ところで、ジャックはスージーに撃たれた時は確か一旦死にましたよね?排ガスでは死ねないのかしら?それとも一度一緒に死んで生き返ったところだったのでしょうか。
美しいシーンに何を考えているのでしょうね、私は(笑)。
オーエンが切なくなっているのは理解しきれませんが(笑)、ダンスや空の夢へ駆け出すダイアンを見送るシーンはよかったですね。
グエンがエマを送り出そうと決められたのと同じくらいに。
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COMMENT
無題
>イアントが「大丈夫ですよ、大袈裟なんですよ」
わはは、言いそうです。
>ジャックですよ!手を握ってあげること以外になかったのかっ!
人との繋がりを一番求めていたので、ジャックがその辺りもっと力になって欲しかったです。努力した結果があーなんでしょうけどね。
>それとも一度一緒に死んで生き返ったところだったのでしょうか
ジャックの不死身な体はいろいろと謎が多いですよね。
死にかけても全然ヤツれませんし・・・。^^;
Re:さとうさんたさん
死ねないのか、仮死状態にはなるけれど戻るのか?とか。
やつれないということなので、仮死状態もなしというところでしょうか。
その不死身さゆえに、ジョンの悲しみを正面から受け止めるしかなかったのかもしれないと思うと、車中のシーンは切なさ増しますねえ。
それなのに私ときたら、生き返った直後なの?とかおバカさんなことを気にしてしまいました(笑)。