ああ、そうだったのかっ!
6が本当にどこかの村に送られたのではなく、あそこは深層意識に作られた理想の村だったのですね。
前回、11-12のお母さんの「(息子に向かって)あなたはここの子だから他の世界はない」でなんとなく想像できたけど。
スマコア社が監視した「よくない人」に、家族愛、隣人愛に溢れた理想郷を見せることで現実世界で「よい人」にするという…魂の矯正施設だったのか。
でもその割には、弟のふりしろ、目が見えないふりしろ、とか荒んだ指令出してるよね(自殺者が出るのも無理ないな~)。
時々6にフラッシュバック的に見えるのは過去ではなく、村の時間と並行だったわけだ。
2の奥さんの中ではもういっぱいいっぱいだったので、村のいたるところに穴が出現したり、自殺者が多発したり、6への意識の操作が不完全だったということなのでしょうか。
っていうか、2は6に丸投げしたかったってことか?
引き継いだ6が村を美しいと思ってるし、白い服も着てしまっているので(2としてのユニフォーム?)、両者共に異存はないようなので、めでたしめでたし、だっ!
オリジナルの6はいつも闘う気満々で、こっちの6の腑抜けっぷり(2には反抗する男に映っていたようだけども)が不満でしたが、そういうカラクリとあっては仕方ない。
「ある日男が目覚めると全く知らない村で、6という番号で呼ばれる」という導入部が同じだっただけで、全く別物でしたね。
オリジナルを知らなければそれなりに楽しんだと思うけれど、あっちを見てしまうといろいろ期待しちゃうから(笑)…ちょっと気の毒だったかも。

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COMMENT
無題
無意識の世界では2は6を嫌っていたようだったけれど、現実世界では彼を快く向かいいれてたわけで、でもそれって丸投げして奥さんと普通の生活に戻りたかったからだったんですよねぇ。
時々NYでの台詞があれ?とか思って時軸が違うのかなとか悩みましたが、平行した世界とはまったく思いつきもしませんでした。
TBさせていただきます♪
Re:ぽっこさん
なので、リメイクの6には歯痒かったです(笑)。
しかし、最終回で明らかになったストーリーの性質を考えると、あの6でよかったのだろうとも思えます。
「しくじっては交代させられる2」というシステムが大好きだった私が何かを間違っていたのかもしれないと反省させられました(笑)。