カリーとのコンサート帰り、マーチ・マグナの村を通りかかったところで目の前の人影を避けようとしてジョイスは事故を起こしてしまう。
が、直後も翌日も警察に協力してもらって付近を探しても怪我人らしき人は見当たらない。
見間違えだと説き伏せようとしたところ、マーチ・マグナの墓地で遺体が発見されたと警部に連絡が入る。
マーチ・マグナは昔、結核病院があったことで有名な村。
当時結核は不治の病だったので入院したら村から出ることもできず、隣接墓地に埋葬されたらしい。
そのせいで地元民が埋葬されるスペースがなく、離れたコーストンに埋葬されなければならないことに怒りを感じた花屋の主人。
妻は遠くに埋葬されているというのに、願い出た特例を却下したアイツは大昔の少女の墓で友だちごっこ、コイツさえいなければ!と気持ちを抑えきれなかったのでしょう。
それにしても、ちょっとミスリードしようとしすぎじゃありませんでした?
第一発見者の学者の妻の浮気、その浮気相手は宿屋の女将とも浮気、図書館のいけ好かない女と彼女に夢中な花屋の息子(ツアー客を驚かす役を依頼されているのかと思ったのに)、宿屋の主人の咳だって!
どれもこれも、何か意味があるのかも…とついつい気になってしまいましたよ。
そのせいで花屋のお父さんのこと、ノーマークでした(笑)。
でも、「バーナビー警部」は、事件のせいで暴き出される人間関係を楽しむドラマだから問題なしです(たぶん)。
で、ジョイスが見たのは警部が見たとおりのことだったのですかね。
怪我人が出なくて幸いでした、死人は出たけど。

PR
COMMENT