ザ･ソプラノズ−74「聖者」

クリス、たまに飲むから禁酒は続くってRMのトミーの言葉を聞いてしまったのっだろうか。
酒だけでなくクスリにも応用してますけど…
結婚祝いの枠を超えてます。

クリスの恋人ケリーが妊娠。ごめんなさいって感じで恐る恐る報告するがクリスは大喜び。
子どもが欲しかったんだよね。アドリアーナが子どもを産めないと知った時の荒れっぷりは恐かったもの。
妊娠発覚の勢いで結婚、家も購入。
幸せの絶頂みたいだけれど闇もおとずれている。
トニーにワインをすすめられたらお祝いと称してとことん飲む、
殺しの手配の報酬を渡しに行ったのにオマケのクスリをご相伴、
依存症は歯止めが効かないからちょっとだけってのはダメなんですね。
クリスが逆戻りしたのは結婚でアドリアーナとのことを思い出さずにはいられなくなったからかな。
そういえばアドリアーナを消す相談のシーンってなかった。
だから余計にショッキングだった。
見ててアドリアーナと一緒にクリスは病院なんだ、と信じてたもの。
シルヴィオが手を下すとも思わなかったし。
重大な仕事はシルヴィオに。ポーリーには任せられないってことか。

教会のお祭り。
仕切るのはポーリー。嫌な予感は的中。
教会からも配分の増額を申し出られるし、乗り物業者は値上げしてくるし。
ついいつものではなく安い業者と契約してしまう。
案の定、コーヒーカップの点検が不十分、故障して怪我人がでる。
調度その時ジャニスたちが乗っていた。
業者を問い詰めるバカラだけど、業者の口からポーリーがしぶったからだと聞かされ大喧嘩。
ポーリーも前立腺の検査でそれどころじゃなかったとはいえ、キリストに金の帽子をかぶせなかったからではないかとくよくよ。
仲違いしていたお母さんを訪ね、並んで座るのは精一杯の仲直りだろうね。
本当は抱きついて泣きたかったんだろうな。
「まだあそこにいるのか？」って祭りでお母さんに声をかけるのはどうだろう？
清掃業者の息子に毎月8000収めさせてるんじゃなかったのか。
施設の月費用とぴったりだからてっきりそうだと思ってたのに。
自分からじゃなくて他の兄弟に渡してそっちから振り込まれるようにしてるのかな。
もう母親だなんて思いたくない！でも放り出すのは忍びない！っていうポーリーらしさだと思ってたんだけど。

一番恐かったシーン。
恒例のソプラノ家の会食。当然話題は昨日のコーヒーカップ事故。
歯を折った子もいたようだが幸いジャニスのところは無傷。
それが「後からああだこうだ言って金をせしめようってヤツが…」なんて聞いた途端、首を回し始めるジャニス！
なんだか私も首が痛いわって感じで。
すかさず「やめとけ！」とトニー。
ジャニスが何を考えているかなんてお見通し（笑）
聞く耳もたないジャニスは翌日ムチウチの症状を訴えたんだろうね。
バカラに業者のところに向かわせキャッシュを要求。
落ち着いたようにみえてもやっぱりジャニスはジャニスなのでした。