ロサンゼルスで連続して銀行強盗事件が発生。スキーマスクをかぶった犯人は人質の服を脱がせることで恐怖心を増加させ逃げられないようにしていた。回を重ねると人質に危害を加え残虐性がエスカレート、計画的だった行動にも綻びが見え始めてきた。犯人の目星をつけ男を捕らえるが、調度その時スキーマスクの男がカフェを襲撃。犯人の目的が銀行強盗でないことが判明しプロファイリングを練り直す。
捜査モノでゲスト出演といえばまず犯人、なのでJason Wilesがゲストなら犯人だとの覚悟はできてました。途中までスキーマスクで顔を覆っていたものの声がTWでのボスコのままなのでもう最初っから確信ですよ。
しかし哀しすぎる犯人だった。ボスコは愛すべき熱血警官なのに。
幼い頃に父親を亡くしそれから母親は母親であることを放棄、姉は自殺、本人は少年院・刑務所を出たり入ったり、どれだけ荒んだ生活だったのだろう。
今回、犯人シェパードの家庭で何があったのか具体的に見せてくれなかったのは伝えるのも憚れるものなのだろうか。
銀行支店長家族にしたこと、幼い子に母親を殴らせる命令、人質たちに演じさせたかったのは悪夢なのか願いだったのか。酷いことをしながらも「ごめん」と声をかけた真意は何だったのだろう。
犯人の悲しさは家庭環境だけでなく、銀行強盗の装備にシークレットシューズも入っていることだ(笑)。アジア特有なの?日本が世界に誇る発明だったのか?
ホッチに危険信号。息子の検査に立ち会う約束を仕事のせいで忘れる。病気が見つかったそうだが治療ができるとの事。
しかし奥さんの怒りは治まらず、ロスに出かける直前のホッチに詰め寄る。「今回は残ろうか」のホッチに「行って。帰ったら話しましょう」と奥さん。
そのせいで今日のホッチは何だか急げ急げモードだった。眉間の皺もいつもより深かった(気のせい)。
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COMMENT
無題
シェパードの母は相当ひどい虐待をしてたんでしょうか。母に見捨てられたのはかわいそうだけど、他人に迷惑かけすぎです。ごめんって謝られても…謝って済むなら警察いらねえ!なんてボスコが言いそうなのに(笑)。
Re:無題
うわ~ひどい(笑)、確かに犯人捜しというより闇を追うドラマとはいえ一応スキーマスクさせるんだからそれなりの配慮はしてあげないといけませんね。
シェパード家の虐待は、母親が何かを子どもにしたというよりも「放棄」だったような気がします。
家庭に飢えた末に歪んだ妄想に支配されたのかも、とボスコのためにそう思いたいです。
無題
ボスコもシークレットシューズも、ホッチ夫婦のだまし合いも。
犯人の行動が、そのまま母親にやられた事だったと想像しています。
あまりその核心には触れませんでしたね。
触れたら、視聴者は眠れないほどのストレスをもらうんじゃないかと、
制作者が思いやりをかけてくれたのかしら。
含みを持たせた事で想像がふくらんで、余計怖い思いをしています。
Re:無題
家族の愛のわからない男が、思いつく限りのことを演じさせていたのかな、と。
演じさせたことそのものだったら嫌なので私、心にブロックしてしまったのでしょうか。
ホッチの家は無事でしょうか。壊れない家庭もあるんだよ、というのを期待してるんですが。
無題
しばらくTWのことを忘れていても情けないやら悲しいやら・・・
Jasonここまで壊れ役をしたかったのかな?
次は思いきりクールなゲスト出演(レギュラーでもいいけど)を期待しています。
Re:無題
直後に急いでTWを見て、さっきのは錯覚だと無理矢理納得しました。
いつまでも熱血のイメージでは…ということもあるのでしょうが、シークレットシューズのくだりなど、どうやって受け入れたのか余計なことまで気になります。