オトリーの極秘捜査からパーカー・ジョーンズが以前の勤務先で性的虐待の容疑で取り調べられていたことが判明。当時訴えた少年に話を聞くと、警察に出向いたら私服の刑事に別室に連れて行かれ、そこで虐待を受け訴えを取り下げるよう脅されたという。パーカー・ジョーンズと警察幹部とのつながりが見えてきたところへ、上司から警察幹部の追及は止めるようお達しが出る。「コニーを殺した犯人を捕まえたいだけ」と譲らないテニスンだったが警視正の席に空きができるという情報を自らアピールしなんとなくそういうことに。
ジョーンズとつながりのあった元幹部はとっくにそういう少年愛好家組織の一人としてお咎めを受けていた。世間に知られたくない警察は内々で済ませることにして両者円満のはずだった。
ダルトン投入はそれをテニスンに嗅ぎつけられては困るから。
最初から情報を出してもらえれば遠回りすることなく解決できただろうに。
虐待事件の真相を告白した青年は飛び降り自殺未遂、ジョーンズから逮捕されれば洗いざらい話すとでも聞かされたのか元幹部は自殺、自分が殺してしまったと思い込んだベラは自殺未遂、これらの不幸な出来事は防げたはず。
テニスンとの会話でベラがいつも怯えているのはジャクソンを恐れているのではなく、自分が灰皿で殴ったことがコニーの死因だと思っていたせい。
嘘をつき続けていたのだから責められるのは当然、でも「私のことが好きなわけじゃなかったのね」という言葉は寂しすぎた。テニスンが死因を明らかにしてあげていれば、と思うと。
灰皿で殴った理由も「二度と会えない大切な家族の写真を盗られたから」だもの。女性になりたいことを家族に受け入れてもらえなかった哀しみを物語っている。それを踏み躙った女性記者の手癖も事件の引き金だったとはね。
1や2とちょっと違うのはいくつものことが重なって殺人がおきたということ。
そのせいか、コニーの背景が弱かった感じ。金欲しさのしたたかさしか伝わってこなかった。
1も2もとりあえず犯人逮捕できたけれど、今回は逮捕すらできなかった。
「警視正の席はオアズケね」というテニスンに部長は「そうでもない」。評価してるんだか釣りエサなんだか。
上昇志向のかなり強いテニスンもあまり好きじゃないな。子どもを産まない決心をそこに置き換えてるのかもしれないけど。
HIVの少年に手を噛まれたダルトン、親身になってくれた彼女に応えるように捜査が元幹部にたどり着かないようにするのが任務だったと白状。検査結果は知らされなかったけれど次に続いたりするのだろうか。
ハスコンズともう一人の助っ人の女装潜入シーンは…サービス?(笑)
ハスコンズはともかく、もう一人はかなり似合ってた。そいういったオファーが相次ぎそうなくらい。
彼らを案内したゲイの刑事、部長から「もう来なくていい」と言われてたけれどこれは…?先日のRMで「ゲイを理由に解雇できない」が頭に浮かぶ。これは1993年だからなあ。
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