結構前の映画。
久々にスゴイものを見た。突っ込みどころ満載。
以前『裏関根TV』でとんでもない日本語が飛び交っていると紹介されていたのでムービープラスで放送されたときに録画しておいた。
ほんとに凄かった。
白人がたどたどしい日本語を話すのはいいけれど、東洋人(日本人役の韓国人や中国人、または日系人)がそのレベルだと困るからなのか吹き替えである。もちろん吹き替えなしの人もいるけど。
日本語が変である以上にチラッとのぞかせる日本風なところが変。
コタツに布団が掛かってないとか、いろはの一部分だけを貼ってあるとか。
主人公が(ドルフ・ラングレン)ヤクザのボスの刺青を見て、父の敵を発見するんだけど、それが腹。ヤクザのイメージとしては背中を披露していると思うのだが。
本当は日本ヤクザの麻薬を取り締まりたかったみたいだけれど、最後の最後は自分が両親の仇を討って満足みたいな。
仇討ちシーンでリトルトーキョーのお祭りに乱入していくんだけれど、そこのパレードで武士の扮装をして馬に乗ってる人の腰から刀を抜くと、なんと本物の刀。パレードの参加者の腰に本物!
その刀で戦ってヤクザのボスを殺して仇討ち完了。そして店の上がりを警備代として掠め取られていた日本人たちにも感謝されて終わりという。
退屈はしないけれど荒唐無稽。
捜査らしいけれどどうみても殴りこみだし、最後は私憤での殺人にしか思えないのに、「報告書になんて書こうか」なんてのんきな事を言ってる。ホントだったら処分されますから!
それまでも捜査と称してほとんど殴りこみだし、刑事なのにマシンガンぶっ放してるし。無意味に何人殺しているのやら。
ドルフ・ラングレンのアクションももったらもったらしている。なんかテンポが悪い。見せるための筋肉か。相棒役のブランドン・リーにはそんなこと感じなかった。彼のための映画ではないから、あんまりなかったけど。
ストーリーはあったみたいだけど、どうでもいいや。
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