「祖母の伯母の事件を調べて欲しい」と遺品のペンダントに隠されていた手紙を見つけた女子学生がリリーを訪ねてきた。
1919年、フランシス・ストーンが自宅階段から転落死、地元の大手ビール会社令嬢の事件だったのに大きく扱われることなく迷宮入りしていた。今回見つかった手紙とは婚約者とは別の相手との親しげな手紙。これが事件に関係しているかもしれないと再捜査開始。
何も心配することなく育った良家のお嬢さんが、活発になり始めた女性参政権運動に魅せられ、一時は説得で今の生活の維持を選ぶが自分を殺して生きる恐怖に立ち向かう決心をしたところで反対する母親ともめ、吹き抜けから転落した事故死、ということになるらしい。
ストーン家が女性の参政権に危機を感じていたのは、実現すると女性が指示すると思われる禁酒法が現実のものとなり、職を奪われてしまうかもしれないからだ。
家の娘が稼業を潰すような活動に力を入れるのを許せるはずない。
だからお父さんが…と思ったら実際はお母さんらしい。
自分を殺しても生活を守りたいというのは家柄に恵まれていたからと言えるだろうが、後に発見された参政権承認の日に吹き込まれたレコードから本心は娘を応援したかったというのがうかがえる。
しかし、これ、解決でいいのですか?フランシスの日記があったとはいっても全てが憶測じゃないですか。
最期の日、部屋を出る前までを克明に書いていたとしても転落の瞬間は誰も見ていない、関係者も生きていない。
事故死が真実なのだろうが、警察が「解決」とするのは疑問。
私立探偵が依頼人を満足させるのとは話が違うと思う。
関係者のウソに振り回されている最近よりは、紐解いていく感じでよかったですが、危険信号点灯か(笑)。
次回予告はThe WireのS2を思わせるので見ますけど(笑)。
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COMMENT
無題
>しかし、これ、解決でいいのですか?
ダメですよね~。『THE WIRE』の市長がゲストで出ていた『名探偵ポワロ』を見た時も、憶測ばかりで自信たっぷりに話を進めるポワロさんに疑問を感じたんですが(苦笑)、あちらは探偵で一応犯人もあがりました。古い話で証拠も取れないだろうし、被害者家族たちにはあれで納得してもらうしかないんだろうけど、警察がスッキリしちゃうのは…(苦笑)。
>次回予告はThe WireのS2を思わせるので
予告までチェックしませんでした~。今週も見なくちゃダメ??
Re:無題
なんたって最古の事件、証人も証拠もよほどのものでない限り当てにならないですから。
しかしですね、警察として解決と言えるのか?ということですよね。
ボスとヴェラ(だったかしら?)がにこやかに箱を片付けているのにとってもひっかかりました。
>次回予告
コンテナに女性がどっさりでした。命はありました(笑)。
無題
これを解決とみなすか否かは、難しいですよね。
普通の感覚だと事故だから解決ではないけど、
何が起こったのかがわかったからってことでしょうかね。
母が娘を殺したと言うことになってしまいましたが、
それが仕方のない事情(事故)だったので、
ちょっと安心しました。残りのシーズンのエピは、
すっきりしたものだといいですよね。
どうなることでしょうか。
TBさせていただきます。
Re:無題
これは多分、きっと、おそらく、事故死ですよ。
事件関係者がそう納得してくれるのはかまわないですが、警察がすっきり解決に分類してしまうのはいかがなものか?と思いますよね。
スティルマンが理想の上司なので、あのすっきり感が微妙にショックです(笑)。
無題
記事とは関係ないので恐縮なのですが、AOLダイアリー閉鎖に伴い、
ページが移行されたのでご連絡させていただきます。
お手数ですが、リンク先URLの変更をお願いいたします。
http://moon.ap.teacup.com/comedyshow/
Re:無題
Anneさんの引っ越しではなく、AOLが閉鎖してしまうのですね。