コカイン売買でビリーを逮捕するが組織の親分の名前を吐かない。ハント警部は凶悪犯と同房にして怯えさせて吐かせる作戦を指示し、サムと二人で食事へ。戻ってみるとビリーが死んでいる。死因は同房者による暴行ではなく、クスリによる心臓発作。二人がいない間に警察内で何があったのか?
手柄を焦ったレイの行き過ぎた取調べがビリーの死の原因という、
#4の悪徳組織との癒着に続き、警察への不信が生じるかのような内容。
あえてジーンがレイたちを問い質さなかったのはサムが放っておかないと見込んでのこと。
実際そのとおりにサムは孤立しながら真実を導き出す。
コカインそのものは定番の麻薬でもこの頃はまだ効果持続時間や、どんな言動をするか、などの情報は調べないとならなかったのですね。
あ、「今」から行ったサムが調べているのでここでのポイントは「検索エンジン」だ。
これがあれば、ビリーがいつクスリを摂取したのかが即わかったのに…ということでしたか。
サムの教えを仕事に生かしたクリスの取調べ録音で真実がわかるが、ジーンは独自の処分をレイに下しただけ。
自分も含めた仲間のミスに悩みながらも警察だからこそ不正を正さねば、と直々に訴えるが警視にそんな気なしで落胆するサム。
この警視、ジーンに「お荷物」みたいなこと言ってましたよね?最高の機会を逃すうっかりさんか?(笑)
ジーンはそうなると知っていたから自分で処分を言い渡したのですね。
レイはジーン、クリスはサム、とそれぞれボスをお手本にした結果、最悪の事態を呼んでしまったという苦いエピソードでありあました。
孤立してるサムというのもなんとも…。これが1973年はウソの世界という証拠なら救われる気もする。
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COMMENT
無題
ハントはリアリストなだけで、本当はサムに近いところにいるのです。
自分にはどうすることも出来ない警察の実状を目の当たりにして絶望はするも、次の事件に取り組むしかない。
部屋へ戻っていくサムの姿に感動しました。
素晴らしいドラマですね!
Re:無題
粗雑に見えながらもそれを自覚してコントロールしているジーンにちょっぴり惚れました。
>部屋へ戻っていくサムの姿
アニーの存在も大きいですよね。
恋愛対象になるかもしれない女性以上の雰囲気が好きです。
無題
>ジーンはそうなると知っていたから自分で処分を言い渡したのですね
荒っぽくてもちゃんと考えて行動しているんですよね~。私は完全に惚れてます。(笑)
適度に笑いもとってくれるし。
現職刑事との殴り合いで勝つぐらいサムは剛腕なのに、先週の老犯人には何故あんなに手を焼いたのか不思議になりました。(笑)
Re:無題
黙っておいた方がいいかな?と思ったのですが、さんたさんも同意見と知り、遠慮はいらなくなってほっとしました(笑)。
その力、先週使えよ!とテレビの前でサムにつっこみましたよ。
もしかしたら、「銃は恐ろしい」という教えなのかもしれませんね。←無理がありますか?
無題
あの警視もジーンがお荷物とはいえ事を公にすれば署の恥になるし、
最終的には自分も責任を問われることになるから、もみ消すのは当然かも。
最後まで良心を信じたサムってきっと性善説の人なんだ…^^;
73年と81年のレイのキャラクターがあまりに違うので不思議だったんですけど、
なるほどここで反省したんですね(笑)
そういえばレイが容疑者を留置場に放り込んでブタの鳴きまねするシーン、
シムさんが爆笑しちゃって何度も撮り直したそうです^^
Re:無題
あ、そうですね(笑)。
理由を公表せずにジーンを処分にはできませんからね。
うっかりさんではなく、しっかり計算したうえのことでした。
>73年と81年のレイのキャラクターがあまりに違う
お灸が効いているのですね。
ジーンの下した処分はレイのためになったということを感じ取れるので、益々ジーン株が上がります(笑)。