ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2005-11-02)
売り上げランキング: 15523
テリーは息子サムを14ヶ月前に飛行機事故で亡くし、哀しみから抜け出せない。そんなテリーのまわりで、止めた車の位置が変わっている、コーヒーがない、など不思議なことが起こり始める。精神科医は記憶の捏造だというが、家族写真からサムが消え、夫ジムも「私たちに息子はいない」と言い出す。テリーが精神に異常をきたしているのか、想像を絶する陰謀が進行しているのか…。
映画の説明文読んで興味を惹かれたし、The Wireのマクノルティが出てるし、merlinさん情報で他にもドラマでのおなじみさんがいるとのことで視聴。
いや~、驚きました。
流産の哀しみから記憶を捏造してしまった母親の哀しみか、財産目当てか何かで母親を精神病に追い込む巨大どっきりか、どちらにしても心理サスペンスだと思ったら…SFどっきりサスペンス(笑)。
へんだと思ったところへこれでもかというくらいLinus Roacheは無表情(役作り)。
それからは「そうでなければいいな」という方向へまっしぐら。
そういった意味では退屈しなかった。
反則技の「おしおき」も何故か責める気にならないのは、いきなりのおどかしがアクセントになっていたとも言い換えられる(笑)。
一言で言うと「母性を知らない集団による実験に母性が勝った」という映画。
主人公テリーの旦那が「ER」のグリーン先生、精神科医が「CSI:NY」のマック、テリーと一緒に子どもの記憶を信じる男が「The Wire」のマクノルティ、国家安全保障省の役人に「PB」のルチェロと「OZ」のビーチャー、実験の責任者が「キッドナップ」のアンディ。
海外ドラマ好きなら出てくる人を楽しんでいるうちに終わってしまうという見方もありだ。
私はきっとそうやって見ていたと思う(笑)。
PR
COMMENT
無題
マクノルティはワイヤーでの酔っ払いぶりでスカウトされたのかしら。
Julianne Mooreはまたイライラさせられる役でしたが、それだけうまいってことでしょうか。
内容はテレビ映画レベルですね。映画館まで行っちゃったのは失敗でした(苦笑)。
お空の彼方へ飛ばされる皆さんのお姿は滑稽でしたけど、
逆バンジーみたいでちょっと楽しそう、と思ったのは私だけ(笑)?
Re:無題
>マクノルティはワイヤーでの酔っ払いぶりでスカウトされたのかしら
酒瓶ととても相性がいい感じでしたね。
>お空の彼方へ飛ばされる皆さんのお姿
あれはお仕置きですよね?
それがちっともかわいそうに見えなくてどちらかというと「私も、私も」と順番待ちしちゃいそうでした。
だからJulianne Mooreも目の前で見てたのに恐怖しないのだな、と。
映画館で見たら、このシーンは見応えがあったのでは?(笑)