強盗で服役中のディッキーから収監前事件の証言を聞き出そうとサム、レイ、クリスが彼を移送中、何者かに襲撃されディッキーは連れ去られてしまう。背後の強盗組織摘発を締めくくりに引退を考えているウルフ警視の参加で捜査を進めるが…。
やっぱりジーン・ハントは刑事だ!
解決よりも住民の安心!と証拠の捏造も常に視野に入れているが、犯罪が悪であるとの考えは揺らがない。
師匠筋ウルフ警視の強盗加担疑惑も、次々と出てくる怪しい動きを目にすれば道を誤ることはない。
警視が余命宣告された癌患者と聞いてもそれは変わらない。
全てを失い、病気に苦しみながら孤独な死を待つだけか…と懸念するサムに「自分がそうはさせない」と胸を張る男気!罪を憎んで人を憎まず、ジーン・ハントは男で御座るよ(笑)。
主役はサムですよね?(笑)
そのサムは「サム・タイラーの死を悼みます」なんて張り紙と、刑事道の指導者フレッチャーが死亡するという未来新聞を見てしまう。
直後にそのフレッチャーが新人刑事としてやってきて大混乱、目の前のフレッチャーは黒人であることが揉め事にならないようおどけて立ち回り、自分の尊敬する上司とはかけ離れていたから。
「僕は本当の君を知っている」なんていきなり聞かされたら危ない人だが、フレッチャーには伝わったようで刑事としての意志で動ける姿をサムに見せるのでした。
この二つの師弟関係に、サムとジーンは同じ道を歩んでいるのだなと感動さえ覚える。
前回の謎の電話相手に電話をかけると「かけてくるな、こっちからかける、それがルール」との謎の返事。
もがくサムも気の毒だけど、このままジーンと一緒にいて欲しい気がする(笑)。
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