ミュージカル「ウェスト・サイド物語」の稽古に夢中の住民たち。しかし主役カップルの恋愛に娘の親(銀行家)が猛反対、上演まで止めさせようとする。弱みを握って上演中止を解除させようと、ヘーミッシュたちが銀行家の過去を探ると…。
興味半分で人の過去を穿り返してはならないですね。
高飛車な銀行家を黙らせるだけならそれもありかもしれないですが、父親に聞かされてきた母親のイメージを全て崩された息子はどうなりますか。
お姉さんは恋人と別れなくて済んだし、牧羊家も差し押さえはなくなったようだけど傷つく代償も大きすぎはしないか?
知ってしまった住民はともかく、銀行家が息子に話さなければいいのだろうが彼の性格からそれは許されないみたいだしなあ。
あちらをたてればこちらがたたず、ということか。
そしてうっかり見逃しそうになるがまたもやヘーミッシュの不良ぶり!
牧羊は毎月毎月決まった収入を得ることは難しいでしょうが、警察官はお給料が入ってくるでしょ?それなのにカード止められてますよ、この人。
銀行家の融通利かなさを表すためとはいえ、牧羊家と銀行家の和解に便乗してヘーミッシュのカードもううやむやになるのは問題だ。
だって原因は特売ウィスキーの買い溜めという無駄遣いですよ。
そんな無駄遣い男にジョックのご飯をツケでいいと持たせてくれる雑貨屋のご主人(ちょっと悪人顔)はいい人だな、と見直す(笑)。
「ウェスト・サイド物語」の稽古に、抗争が絶えないのに一緒に歌って躍るの?みんな両方やってるけど?若者じゃないの?とKYな質問を重ねるヘーミッシュ。
それなのに弱みを握ることには妙に積極的(笑)、いい具合に不良だ。
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