カルケティが悪徳不動産屋の弁護をしたとウソ合成写真をばら撒くほど、ロイスは切羽詰っているようだ。こういう話題、市民には本当かウソかなんて伝わらない、言った者勝ちなところがあるからなあ。使える参謀ウィルソン(まだあまり信じられないんだけど・笑)が、元記者の立場を使って元写真を探し出し、ロイスの作り話であることを証明。あとは今までの地道な訴えを市民がどう受け止めてくれたかを信じるだけ。
そして投票日。長い夜になりそうとのことだったがロイスの敗北宣言でカルケティの勝利。これが「予備選挙」というのがよくわからなかったけど、勝利宣言で「共和党の候補は誰だ?」と言っているのを聞いてようやく察しがつきました(笑)。
前シーズンでは、女性に手を出すことに躊躇わないタイプに見えましたが、勝利したカルケティはそういう方面で自制ができる人になってます。「ハークが来ちゃう」というのが噂になっているわけでもなさそうなのに。これが市長という仕事への本気の証なのだろうか。
プレッツ先生が、ドゥーキーの生活をなんとかしてあげたいと行動し始めました。着替えを持ってくるので更衣室のシャワーで身体を洗うように、服はバッグに入れておけばプレッツ先生が洗ってくる、と。小学生の頃、似たようなやりとりを見たのを思い出しましたよ。その子は、親に取り上げられるようなことはなかったけれど、今考えると立派な養育放棄だったなあ。
前回、ランディがトイレの見張りをしたことには続きがあったのですね。レイプの加害者にされそうだから、知っていることを次々並べ立てた中に「殺人を知っている」と聞き捨てならない言葉が。元警察官のプレッツ先生に話が来て、ダニエルズに相談し、カーヴァーが相談相手に。「いい子にすること」で話は収まりそうだが…フリーマンが捜している死体だと話がつながったらこれでは済まなそうだ。
ランディは養母への遠慮から商売に目覚めてしまったのですね。養母、お金のためにランディを引き取ったわけではなさそうだもの。何より、選挙のビラ配り代金を先にもらってもビラを配り続けるところに仕事がどういうものかわかっているのがうかがえる。
それに比べると、ネイモンドのママ、ひどくないですか。バークスデール組からもうお金がもらえないとなったら、ネイモンドに「クスリを売れ」って。ここのうち、他の家に比べて余裕がみられたのは罪をかぶったウィーベイへの謝礼のおかげだったということですか。ブリアナが十分というくらいの金の底が見えるくらい、ネイモンドのママは使ってしまったということですか。「私も働くからアルバイト探して」とどうして言えん!ウィーベイと一緒に、この世界しか知らないとはいえ親として哀しすぎる。
マルロは順調。隠しカメラを逆手にとって警察をからかい(様子見?)、偽強盗でオマーを逮捕させることにも成功。
オマーが指名手配されたことに「一般人を?」と疑問を持ったマクノルティは、これがきっかけでパトロール警官だけではいられなくなるのかもしれない。
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COMMENT
あと1話だ!
ネイ・ママ、酷いですよね。ネイの分もとブリアナはくれてたのにぜーんぶブランド物とか贅沢三昧に使っちゃったわけでしょ。貯金という単語が彼女の頭にないことはわかってますが、ちったあ貯めろよ!と言いたくなります。ネイは強がってるけど、ストリートに全然向いてない…。中学生に「今日からあんたが稼ぎ頭」って酷だよなあ。とりあえずベイの熱帯魚を売り払って生活費を作ってはいかがでしょう。隠し部屋の分も売れば結構な金額になるのでは。
ランディ・ママは厳しいけど、ランディのことをちゃーんと考えてる。多分貯金もしてるよね。
Re:atsumiさん
どういう理由での生活レベルかというのを失念していました。
金銭感覚も、中学生に稼ぎ頭の責任を負わせるのも、母親として哀しすぎる言動です。
ネイモンドも「まさか」という表情に見えたのですが気のせいでしょうか。
ランディのママはランディを中学生の男の子としてみてますよね。
二人ともしっかりしているから血縁がないだけにランディは甘えずに生きたい、と背伸びしてしまうのかも。