フジテレビ放送時、録画失敗してあきらめましたが、BSフジでの放送を教えていただき見終えることができました。
電車の中で、ドンが違う名前で呼ばれている回までしか見ていなかったので、もやもやしたままというのが辛かった。
そしてその後に明かされたドンの捨ててきた過去、それを大切に追ってきた弟アダム、この二人の関係も非常に辛いものだった。
ドンはアダムには何の悪意もないが、ディック・ホイットマンではなく、ドン・ドレイパーでいるためにはアダムを受け入れるわけにはいかない。しかしアダムにとってドンはお兄ちゃんのディックでしかない。お兄ちゃんと再会できて嬉しい気持ちしかなかったアダムにこれは死別よりも苦しいことだったのね。アダムはドンが探している家族に必要な人だったのだと思うけど。
ベティに対しても、彼女を愛しているというよりも自分にはなかった家庭・家族を作ってくれる人としか見ていないような気がする。ドン・ドレイパーが他人の名前であることをピートに握られた時、一緒に逃げ出す相手に選んだのがクライアントのレイチェルだったことからもそういえるかも。
それでも最終話、回転木馬スライドショーで自分の結婚生活を振り返って、形式以上のものがそこにあったのだと気付いたように見えましたが。感謝祭の旅行に一緒に出発できるかできないかはとても重要なことだったのかもしれない。追いかけてはいかないところが、ドンであるということなのかな。
ペギーにずっと違和感あったのですよ。どんどん太っているみたいなのに誰も何も言わなかったのかな?と。なんと、妊娠しているという筋書きだったのですね。陣痛くるまで気付いていない、産んでも抱こうともお乳をあげようともしない…この期に及んでも認めたくはないのはピートの子だからか?それともジュニア・コピーライターという肩書きが勝っているということなのか…。とにかく、次のシーズンのペギーはスリムなのだろうな(笑)。
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COMMENT
無題
私はフジテレビでS2が半分進んだところで冬休みに入ってしまいました…来週ようやく復活です。
地味に面白いドラマですよね。そしてすごく腹立たしい場面も多いし(男尊女卑とか)でもそれがまた新鮮なのかなって思います。
BSフジではいつからS2なんでしょう。S2も面白いですよ、またいろいろありますから。多少ペギーは痩せたかな(苦笑)
Re:Garotoさん
しかも砂浜は見えない(笑)。
こういう社会を経て今があるのだな、というのも辿れてとても興味深いドラマです。
>多少ペギーは痩せたかな
え、「多少」程度なのですか(笑)。