先立った愛する人からのメッセージを聞きたい、とフレッチャーズ・クロスでは霊媒師ロゼッタの降霊会が大人気。最近引っ越してきたエリザベスと親しくなったジョイスは、一緒に降霊会へ行こうと誘われ、「復讐の天使がやってきた」等と不思議な警告を聞く。降霊会の夜に葬儀屋が殺され、次にはエリザベスが、降霊会を手伝う男ジョンが、次々に同じ方法で殺される。果たして復讐の天使とは…?
ジョイスの行くところ事件アリ、という法則は新シリーズでも生きているようだ(笑)。
しかし、今回はまったく読めなかった。最初にジャネットが死体を発見するところから演技だったなんて。おまけに、霊媒師に死人の情報を流していたのもジャネットなのでしょ?「夫の仕事には関係していない」って全部嘘。これじゃ私たちに推理は無理ですな(笑)。
教会の合唱団の指揮者ロナルドとの愛人関係は、村というこのドラマならではの閉塞感が漂っていてよかったです。警部がちょっと問題ありといいながらも認めざるを得なかったスコットの自供引き出し作戦で、ジャネットとロナルドが責任のなすり合いをせずに正直に話したのは意外な感じもする。殺人に「笑み」がついてまわってたから、もっと狂気の存在を覚悟したのに。二人の間の愛情は本物だったということなのでしょうか。
葬儀屋を手伝っていた天然石ヒーリング店のトマス、降霊会通いも怪しすぎたのに、純粋にお母さんからのメッセージを期待していただけとは、やや期待はずれ(笑)。
この降霊会、ジャネットから情報を得た上でのロゼッタの完全な詐欺行為と思わせておいて、最後にロゼッタの伝道霊レイチェルが実在するかのような見せ方。ロゼッタが逮捕されたこともなく周辺がきれいというのはそういうことなのか…?
ところで、今まで犯行の回想シーンなんてありましたっけ?このドラマではあまりそういう印象なかったのですけど。私が忘れてしまっただけか?新シリーズで新手法なのかしら?
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COMMENT
無題
ジャネットとロナルド、完全に壊れてました。
このドラマって犯人が人殺しに罪悪感を感じてない場合が多くて、なにげに残酷ですよね^^;
先のシリーズで姉妹がキャーキャーはしゃぎながらオヤジを殺してたのも怖かったし…(T T)
今回スコットの存在がますます薄く感じたのは私だけでしょうか?(苦笑)
トロイならジャネットとロナルドの関係に絶対ツッコミ入れてたと思うんですけど(爆)
Re:Ayanoさん
行き当たりばったりかというとそうでもなく、かといって計画性も特にはなく、とりあえずの解決策に殺人を選んでいるようで恐くなることがあります。
子どもたちがにこにこして人殺ししていた回は、確かに一番恐かったです。
確か、もう少しで警部も被害者になるところでしたよね。
おっしゃるように、スコット地味でしたよね。
自供の引き出し方は警部にちょっと褒められて(?)ましたけど。
>トロイなら
ジャネットとロナルドの関係に絶対嫌悪の表情を見せていたと思います。
トロイ君は、そういうふつうの目線をもった愛すべき刑事で好きでしたよ~。