少し趣が変わったような気がするものの、そこが面白かった!
前シーズンで、ハリーと仲違いしたところにミゲルにつけ込まれ(ミゲルはそんなこと知らないけど、天性の才かも)、ミゲルの正体を知ったデクスターがハリーと仲直りするという、ホームドラマのような展開なのに心の変化のきっかけが血生臭いという(笑)。
皮剥ぎ犯との対決をもっと期待したけれど(最後もあっけなかったし)、今シーズンは友だちで怪物という大きな山こそが重要でありました。
友だちができたことが複雑ながらも嬉しそうだったデクスターが、ミゲルのシャツの血が動物のもので最初から利用するつもりだったと知り変化するのは見所でした。
ラモンを教え諭したり、デクスターらしくないようなシーンも多々ありましたが、結婚式での誓いの言葉「いい夫、いい父親であるよう努力する」の、「努力」が意味深な感じで好きでした。みんなは感動してたけど。
リタが16歳の時の若気の至り婚を秘密にしているのを、「人には秘密が会って当然」と自信につなげているのも、当初のデクスターらしくて好きでした。
人とのつながりと、自分の欲望や掟と折り合いをつけるポイントを模索するのが彼なのかな?と。
今シーズン、ラゲルタがあまりにも正しい警部補で拍子抜け(笑)。
自分のポジションに取って代わった女警部補追い出し作戦とか、政治的な動きもないし、ミゲルの犯行を許せない心もあるし。
同じように誠実だったエンジェルには和むのに何故?(笑)
デボラが刑事になれたのだって、自分の蛮行を先に告白したエンジェルのおかげでしょ。
クインって、結局何?S4に持ち越しか?
4月からはS4。今度は録画失敗しませんように。
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