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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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フロスト警部 #22「暴かれた別の顔」 Private Lives

帰宅途中の女性が自宅近くで車に撥ねられ、意識不明の重体。家族に連絡を取ると、彼女はロンドンでの慈善活動に熱心で今回もその帰宅途中だったとのこと。しかし、彼女の身体には事故の怪我以外に、化粧で隠した痣、性交渉の痕跡がうかがわれた。ただの事故ではないと推理するフロスト警部。

並行して、ある会社の金庫狙いもありますが、こちらの犯人はおバカさんでしたね。
警部に睨まれているのに、「失敗したら近いうちに再戦」とこれまでの掟をきちんと守って捕まってしまいましたよ。
全てがこのくらいわかりやすい犯人だといいですね。

車に撥ねられた女性事件は、タイトルから別の顔は容易に想像できましたけど(2週続けて名前がたくさんある被害者だ!)、お父さんも売春婦の過去は承知だった、しかもレイチェルは連れ子、とまでは思わなかったなあ。
お父さんは、娘を含めて丸ごと奥さんを愛していただけに、売春婦の仕事を再開したことに耐えられなかったということのようです。
奥さんは、ロンドンに実母を住まわせ、夫と別れてレイチェルと出て行くつもりだったらしいので、やっぱり金目的の売春だったといえるかも。

倒れている彼女を目撃した帰還兵オーウェンの不安定さ、噂好きでパブにたむろするオヤジたち、主題にこそなっていないものの、彼らの雰囲気もよかったです。
オーウェンの生真面目さは痛々しく、オヤジたちの偽善者ぶりは腹立たしく(あの蝶ネクタイ、引っ張ってやりたかった・笑)、現実の世界のようでした。

前回もそうだったけれど、女子高校生役の女の子かわいいですよね。
オヤジの多いドラマだから余計にかわいく見えるのかしら?(笑)

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無題

  • by Ayano
  • URL
  • 2010/04/10(Sat)23:24
  • Edit
カクテキさん、こんにちは。
これもまたなにげに重い結末ですよね…
「愛されていたことだけ覚えていればいい」っていうフロスト警部の言葉が心にしみます。
ところで、次回はお待ちかねワンコが大活躍のお話です!
ぜひお楽しみ下さいませね^^

Re:Ayanoさん

  • by カクテキ
  • 2010/04/12 10:01
何だか途中から話がすごいことになって、びっくりでした。
夫婦共、娘に向ける愛情だけは本物だったという、それだけが救いです。
>次回はお待ちかねワンコが大活躍のお話です!
おお、それは楽しみです。
フロスト警部はワンコ率が低いなあ…と嘆き気味でしたので。

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