シーズン1最終回。
…う~ん。
1941年にタイムスリップしてしまい、本物のジャック・ハークネスと出会った前回はよかったなあと感じたのに。
あのお話、ジャックを名乗ることになったのは理屈じゃなくて何かしらの導きがあったのだな、と納得してしまうようなものがありましたよね。
それなのに最終回は怪獣?
前回から引き続き登場の時空を自由に行き来するダンスホール支配人ビリスは、この巨大怪獣アバドン様(殺戮の神?)を呼び出すために、トーチウッドに時空の裂け目を開かせたかったらしい。
アバドン様の影に入ると死んでしまうらしくて、みんなごろごろ倒れてました。
これを恐れて裂け目を開くことを頑なに拒否してきたジャックは、アバドン様の影と懸命に闘い、その力を奪い尽くし(死なない男だからアバドン様もエネルギーを消費したってことですか?)、自身も力尽きてしまいました。
今まで最先端の道具やら何やら(=この世にないもの)を見せられてきたのに、最後がジャックの力技だったことが少なからずショック。
トーチウッドは、あえて現実味のないことで情緒に訴えるところが好きだったのに。
ジャックのお目覚めもグウェンのキスだなんて…ジャック=白雪姫説の誕生だ!
でも、その後にイアントとの熱烈なのを見せられると、目覚めさせるのもイアントがよかったなあ。
まあ、強烈に仲違いしたチームが、お父さん(お母さん?)の帰宅で家族にまとまり直した風なのをよしとしようかな。
それにしてもグウェン、ひどいよね。
彼女、自分で「やる!」とか決意は見せるけど、「ジャック、方法は?」、「どうする?」と全部丸投げ。で、責任だけ感じるの、器もないのに。
愛しい人の願いで時空の裂け目を開こうと必死になったメンバーに対して、誰からもメッセージを受け取らなかったジャックは「誰が現われたら開こうとした?」の質問に「ドクターかなっ!」と。
その言葉に答えるようにやってきたのはターディスですよね?
ジャックは嬉々として乗っていってしまったようです。
これが噂に聞く新シリーズのドクター・フーにつながるのでしょうか。
時間移動だから大冒険してきても、チーム合流は翌日あたりだったりするのかな?
「~何が起きても不思議はない、備えなければ」みたいに語るオープニング(吹替え版)が大好きでした(笑)。
特に「備えなければ」という語感、竹若さんの声とトーチウッド(とジャック)の特異性がマッチした、すばらしい響きだと毎回うっとりしてました。
でも、ジャックには備えが足りないような気がする最終回でありました(笑)。
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COMMENT
無題
最終回はネタに尽きたヤケクソ感が漂ってました。ジャックの力技はこじつけでしたよね。
せっかくのSFなのに・・・(笑)
>強烈に仲違いしたチームが、お父さん(お母さん?)の帰宅
わはは、お母さん、帰って来てまた行っちゃいましたね。
私も吹き替え版のオープニングが好きでした。備えるどころかTorchwoodチームによって地球がボロボロにされかねなかったシーズンでした。^^;
Re:さとうさんたさん
>最終回はネタに尽きたヤケクソ感が漂ってました
巨大怪獣の出現はヤケクソだったのですか…(笑)。
今までの展開からすると、あまりにもの急変でとまどいましたよ。
>吹き替え版のオープニング
あの語りはいいですよね。
しかし最終回で、そう言っているジャック自身に備えがないことが判明するというオチがついてしまいましたけど。
SF苦手ですけれど、底に流れる黒い流れは好みだったのでかなり楽しめました。
S2はもっと期待できるとのお言葉、楽しみにして待ちたいと思います♪