犬の腹が裂かれて内臓が取り去られるという事件が続く。
30年前の未解決事件と同様の手口だったためUCOSが捜査に乗り出し、必ず肝臓がなくなっていることに気付く。
ひどい話でありました。
何がってスクラフィーちゃんの死ですよっ!
前と別犬だって全然かまわなかったのに…。
始まっていきなり姿を見せて、サービスカット(ドッグベッドでにっこり♪)まであるからおかしいとは思ったのですよ。
う~ん…、で、死因は何だったの?
事件もまったくひどいものでした。
30年前も今回も、犬のなんたら協会のお偉いさん、ファーロウが妻を毒殺するためのものだったのです。
なんでも犬の肝臓には人間には死に至るほどのビタミンAが含まれているのだとか(犬が年をとればとるほどビタミンAの量が多くなり、人間には毒性が強くなるから老犬を標的にしていたというのですからっ!)。
それをスープにして最初の嫁を毒殺、今度も同じ計画を実行中。
妻の病気に同情したジャックまでもが被害に遭うところでした。
このファーロウ、保険金目当てではない。
知られていない時は徹底的な低姿勢で、犬の肝臓の秘密に気付かれたら手口をご披露するというマッドサイエンティスト系。
妻が憎かったとか、代理ミュンヒハウゼンとかも関係なさそうなので怖さのみ残る。
今回知ったこと。
イギリスは動物愛護協会は王立、人権保護は国立の組織だとか。
30年前の容疑者の口を借りて、そんなお犬様の扱いに物申す感じだったのでしょうか。
入江敦彦さんの「恋愛よりお金より犬が大事なイギリス人」という本を思い出してしまいました。
これは街角で見かけた、犬を大切にしまくる人たちを綴ったエッセイだけど。
根底に流れるものが~ということなのかな?と判断。
スクラフィーを亡くしたブライアンとエスターが、新しく犬を迎えたいと保護協会に子犬をゆずってもらいに行くと「50歳以上に子犬はダメ」というのも新鮮。
犬の生涯を守れると言い切れないからなのでしょうか。
でも別ルートでジェリーがジャックラッセルを譲り受けてきてしまいましたよ。
捜査の途中で知り合ったご婦人が、貰い手を探していたのだとか。
ブライアンなら自転車乗ってるし、健康チェックも合格なので問題ないだろうけれど、別ルートならOKなんだね…。
子犬じゃないなら保護協会でもOKだったのかな?
そして、元気すぎる犬種を飼うことへの年齢制限はないのかなっ?(笑)
ともかく、ワンコ好きブライアン夫婦のもとにはジャックラッセルのスキャンピーがやってくることになるようです。
字幕はスキャンピーだけど、スカンピーって聞こえて日本人には間抜けな感じ(笑)。
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