1981年に母親ドナが姿を消したのは自分のせい、と思い込んでいた娘マリサがやわらいでいく様子が好きだった。
最初にリリーが訪ねた時はつっけんどんだったのに、実は行方不明になったのは殺されたからだと聞かされた途端の表情、次に訪ねた時の遺品への言葉、そして自分のせいで生活から逃げ出したと思っていたとの告白。
自動車販売会社での受付係からディーラーとなり、成績もよいドナはマリサと二人での生活の準備を着々と進めていたのですね。
「得意なことを見つけるのって大切なのよ」はそれを見つけたドナだからこその言葉。
でも、頭金払ってあるピアノの会社、その後何の連絡もしなかったの?(笑)
犯人側ですが。
昔はいいものをいい値段で売れたのに、今は商品(車)に自信がない分、購買者につけ込むやり方が主流。
それになじめなくて成績急降下のオスカーさん。
かつては自分の顧客だった男がドナを交渉相手に選んだことにかっとなって撲殺。
これ、ドナへの怒りではなくよかった時代がすり抜けていったと痛感した決定的瞬間だったのかもしれない。
車を、車を欲しい人とのつながりを大切にしたい自分の居場所はもうないって。
客のことも想い、成績もいいドナへ向けてのジレンマはあったかもしれないけど。
というわけで、最後に男ども三人で自動車見に行ってたけれど…捜査じゃないよね?(笑)
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COMMENT
無題
>頭金払ってあるピアノの会社、その後何の連絡もしなかったの?(笑)
確かに! 損するのは本人なんだから、何か言ってくるだろみたいな、
ずさんな管理だったのかな?
でも、母親に捨てられたと思って傷ついていたマリサが、
少しずつ光を見出していくのがよかったですよね。
これこそコールドケースの真髄ですね。ほっとしました。
>男ども三人で自動車見に行ってたけれど…捜査じゃないよね
ないでしょうね~。なんだかんだいって仲いいですよね。
みんな一緒でないといけない辺り、ホント女子高生(笑)。
これからももっと、3人のシーンを見せてほしいです。
Re:Anneさん
ピアノ会社が確認していたとしても事件が発覚したとは言い切れませんが、マリサはピアノの意味を受け止めることができたでしょうに。
>男ども三人で自動車見に行ってた
ジェフリーズに「結婚する気がないなら今のままでもいいだろうけど」みたいなことを言われて、「じゃあ家庭のある男が乗る車を教えてくれよ~」みたいなやりとりがあったと」想像できますね。
当然スコッティは野次馬担当です(笑)。