人工血液トゥルーブラッドが開発され、ヴァンパイアが人間の血液がなくても生きていけるようになった世界。
人の心が聞こえてしまうウェイトレスのスーキーは、ある日ヴァンパイアのビルと出会う。
ビルの心が読めないことと、異端同士であることにスーキーはこの上もない親近感を感じるが、雇い主のサムや友人は吸血鬼と親しくなることに反対する、という導入回。
いいですね、生活臭が。
特別な仕事についている人が登場するでもなく、都会過ぎず田舎過ぎず(どちらかというと田舎寄り?)、みんなが知り合い=噂のタネが尽きない、そんな町の湿った臭い(実際の湿度とは別の)がこれからのドラマを予感させてくれます。
人間と共存しているとはいえ虐げられた存在であるヴァンパイア、その血液がVドラッグとして闇取引されている(ちゃんとジャンキーもいる)、と特殊な設定でもそれほど加味しなければならないことがないのもいいところかな(笑)。
ヴァンパイアに対してみんなはその「血」に対しての関心が大きいけれど、スーキーのおばあちゃんは「多くの歴史を見てきたはず、南北戦争の話を聞かせて欲しい」ととても健全な思考なのがかえって異端(笑)。
そんなおばあちゃんの孫なのに、お兄ちゃんはどうしちゃったのでしょうね。
ちょっと見ハンサムなのに、どうして自分から女の尻ばっかり追いかけるのかね、もったいない(笑)。
それが災いして殺人事件の関係者として連行されてしまうし。
でも担当刑事がChris Bauer なので話せばわかると思う。
この先、連続殺人と町に現れだしたヴァンパイアを絡めてのプチパニックな町が楽しみです。
ボン・タンのような小さい町に落ち着きたいというビルの真意も気になるところ。
とりあえず、ビルを助けるために痛めつけたラットレイ夫妻の報復に遭ったスーキーの元にビルがやってくるであろう次回大きな動きアリでしょうか。
スーキー大量出血ですから、ヴァンパイアが来て助けるとなれば…ですものね。
トゥルーブラッドを開発したというところに、日本人のイメージというかそんなものを感じます。
PR
COMMENT
無題
スーキーが人の心を読めるのも何か秘密があるんでしょうか。そこも気になります。
Re:モリーさん
スーキーの力にも何か含みがあるのでしょうか。
ヴァンパイアという設定と同じでスルーしちゃってましたけど(笑)。
普通の町の特異な設定に心を煽られて、ちょっと楽しみです。
後でゼルさんも登場するし(笑)。
無題
他のアジア諸国の開発だとするとちょっと質に問題ありそうです。(笑)
スーキーって何者なんでしょうね?ゼルさんは当然ヴァンパイア役だと勝手に決め付けているんですが、どんな登場の仕方をするか楽しみです。
Re:さとうさんたさん
>他のアジア諸国の開発だとするとちょっと質に問題ありそう
日本人はいい仕事する、でも何故それ?と二重に意味があるような気がしてなりません(笑)。
>ゼルさんは当然ヴァンパイア役だと勝手に決め付けているんですが
私もです~。
チラッと見える八重歯が悪魔チックだと思っていたので、ヴァンパイアでも違和感ありません(笑)。
無題
銀に弱いところとか古典的な要素もちゃんとあって面白いです。
BSGと同じく、先を見ちゃって記事書くのは結構大変だと思い知りました、とほほ。カクテキさんに叱られて書きましたがへなちょこです。でもTBしちゃう(苦笑)
Re:atsumiさん
ぼこぼこもすごいですが、ヒロインの前歯に隙間があるのもすごいな~と(笑)。←いろんな意味でいい感じということ。
>銀に弱いところとか古典的な要素もちゃんとあって
人工血液を手にしても超人ではないというところ、いいですよね。
ビルが「家に招いて」とスーキーに訴えていたのも、招待がないと~ということなのでしょうか。
ヴァンパイアの生態に詳しくないので、バフィーの世界だけのことかと思ってました(笑)。