「非情の掟」と監督、主要俳優がかぶってるけどベツモノ。
絆を描いているところは通じてますが。
若い頃から外れモノ、しかしギャングの世界で仲間を見つけた、その絆は例えボスの命令でも揺らぎません!という想いにあふれていて素晴らしい。
しくじって逃亡していたウーの家で、始末の命令でやってきた二人とそれを阻止しようとする二人、とりあえず銃撃になるけれど「座って話そう」で引っ越しの片づけ、銃撃で壊れたタンスの補修までやっつけて、みんなでごはんを食べるシーンへと流れることの、なんとも自然なこと(笑)。
これは彼らがどんな仲間だったかを強く感じさせる。
しめくくりはいっそ気持ちの良いくらいの銃撃戦。
弾き飛ばした缶が落ちるまでにすべて終わってるんですよっ!
生死もそうでなければおさまらないだとうと納得のいくもので私は満足。
オネエチャンが金塊かっさらうのも含めて。
他のジョニー・トーの映画では今まで気が付かなかったけれど、血しぶきってあんなに細かかったですか?
まるでミストで、撃たれた側の様子が透けて見える効果を狙ったのでしょうか。確かにキレイだったけど。
私は呉鎮宇(フランシス・ン)さんが結構好き。
なので、クライマックス前にウーの嫁を外へ連れ出した後急いでドアをふさいでニヤッとするシーンにやられました。
中華鍋振ってるシーンも見られたし、彼のファンにはたまらないですね(笑)。
余談。
ウーの嫁の人、真木よう子さんにやらせたいと思った(笑)。
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