1966年。
客船からダーシー・カーティスが甲板に靴を残して失踪し海に身を投げたと思われていた。
最近船を買い取った会社が改装中、機関室から真っ赤なドレスでイニシャル入りのネックレスをしたダーシーの白骨遺体が発見されて再捜査となる。
いよいよというか、とうとうというか、最後のシーズンの始まり。
事件は「女だってやりたいことをやっていい」という考えに目覚めたダーシーと、
古くからの慣習に捕らわれた生き方を幸せだと信じている友だちグレイスとの一瞬の衝突。
自分の信じた幸せの破綻を認められないグレイスは哀しくもある。
彼女、何十年も時が止まったままなのですね。
それはダーシーへしたことへの報いなのか、この一件がなくてものことなのか…。
ダーシーは別に女性解放運動に力を入れていたとかそういうことではない。
ただ人生を選択できることを知った、それだけのことだったのでしょう。
そこに、約束された道に疑問を感じた同志と出会ってしまったから想いが加速したというか。
「男も女も関係ない、人生を選べる」そんな時代が描かれていたのだなあ。
前シーズンラストでリリーを亡き者にしようとしたキッチナーの大陪審。
こういうつながり方は珍しいですね。
保釈が認められて怒り心頭のリリーに、「無理にでも普通にしていろ」と強く諭すボスはやっぱりさすがです。
でもリリーはキッチナーにストーカーまがいのことをしてます。
この心の闘いが終わるのはこのドラマが終わる時となるのかも…。
ベル検事はいつの間にやら女子高生チームの一員のような顔してましたね。
歓迎してやるか(笑)。

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COMMENT
無題
リリーが珍しく危ない目をしていましたよね。こういうのって、
レン(ジョセフ)が出てきたとき以来でしたでしょうか?
このシーズン、チームメンバーのプライベートも掘り下げられるようなので、
リリーはこういうアプローチ?ヒロインなのに。
ベル検事は個人的に結構お気に入りキャラなので、
チーム入りは歓迎です。ミラーとちょっといい感じになって、
それにきっとこれからヴェラとジェフリーズの女子高生が気づき、
きゃあきゃあと騒ぎ立てる姿が見えるようです(笑)。
そしてミラーに一喝されるという。
最後のシーズン、楽しみたいですね。
Re:無題
道を外さないとは思うのですが。
最終シーズンということで何があっても驚かないようにします(笑)。
ベル検事、裁判所をみんなと歩いている様子に違和感ありませんでしたねえ。
ミラーと仲良しになれば、女子高生どもが放っておくはずありません。
こちらも期待ですね(笑)。