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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース7 #11「リクルーター」 The Good Soldier & #12「私立探偵」 The Runaway Bunny

#11「リクルーター」 
2005年。派兵から帰国後、陸軍の勧誘の仕事をしていたマイク・ドンリーが撃たれて死亡。
近くの質屋から盗まれた貴金属が散らばっていたため、強盗した後に殺害されたと処理されていた。
4年後、マイクにスカウトされて入隊したボビーが「強盗したとされる時間にマイクは自分と一緒にいたので犯人であるはずがない」と再捜査を求めてきた。

戦地で仲間の命が消えるのを目の当たりにし、
帰国後はその仲間と同じ目に遭う可能性の高い若者を集めている、
その矛盾に心を痛めているところに妻と上官の不倫話。
マイクは壊れる寸前だったと言ってもいいくらい。
しかし、気にかけてあげていたヴィクトリアの緊急事態には駆けつけてあげるという真っ直ぐな人。
それなのに、見捨てるつもりなどなかったマイクの気持ちがヴィクトリアには通じませんでした。
当のヴィクトリアにも今はわかっているのか、だからこそマイクと同じ仕事に就いているのでしょうね。
ただ、マイクは死の寸前に戦地で友の見たものを共有できたようでした。
救いとなるのかどうかはわかりませんが。

リリーのお父さんのところはお家騒動。
弟がこっそりリリーと会っていることをお父さんに咎められて家出、
迎えに行って送り届けた車中でケンカしておりますが、それを救ったのが義母となる人。
一家で食卓を囲み(深夜なのに)、これからは家族であることを覚悟するよう、さらっと宣言。
何度も食事会をキャンセルしてきたリリーの心配がウソのような女性でした。
このテーブルでリリーは子どものようにくしゃっとした笑顔を見せましたね。
こんな表情は見たことない、なんとも不思議な家族の誕生でした(大丈夫だよね?・笑)。

ところで、ヴェラがいないっ!



#12「私立探偵」
ビルの基礎部分から白骨死体が発見された。
身元は私立探偵のハリー・デントン。
彼は風紀課の元刑事で上司を殴ったとして解雇され私立探偵となっていた。
1974年にバニーという少女の家出を調査中だったが事故死という結末を迎え、その後に彼自身が失踪していた。
ハリーの最期の事件を追うことが殺された理由につながると再捜査が始まる。

ハリーは風紀課で横行していた賄賂の仲間にならなかったために居場所を失くし、
上司を殴ってクビになったようです。
その後は私立探偵になったものの、生きていくためにどんな仕事も引き受け、生活は荒れ気味。
しかし、本当の事件に巡り合った時に、刑事の心と守るべきものを再認識して、捕まることを覚悟でバニーに新しい身分を作ってあげたのでした。
汚れ仕事をまわしてくれていた弁護士にも「(継母から)逃げろ」と助言してあげたのにね。
バニーの継母に惚れてしまった彼には聞き入れてもらえませんでしたね。
弁護士はハリー殺しで逮捕されたけれど、継母は証拠がないからそのままなのですね。
帰り際のウィンクが憎々しかったです。

スコッティのお母さんの強盗事件は「放っといてくれ」とお父さんが強硬に反対。
強盗以外に何かを含んでいるのでしょうか。
いつも眠いヴェラは健康問題でしょうか。
そうと見せかけて、ホントはあのファイルが曲者ということもありうる(笑)。
このエピソードはボスの人が監督だそうです。
でもいなかったのはジェフリーズ(笑)。

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No Title

  • by Anne
  • URL
  • 2011/10/30(Sun)09:04
  • Edit
こんにちは。
リリーが避け続けていたお父さんの家族がいい人たちでよかった。
特に奥さんが肝っ玉母ちゃんで、意外とリリーに合う気がして、
ちょっとほっとしました。その後誰も出てこないけど、
うまく行ってることでしょうか。

探偵のエピソードは、昔のノワールっぽくて、結構好きでした。
ボスに劣らないくらい、ちょっと渋いオヤジで素敵でした。
あの憎憎しい継母はこれからもこれで行くのかと思うと
いやですが、実行犯だけでも捕まってよかったです。

Re:No Title

  • by カクテキ
  • 2011/10/30 11:41
リリーのお父さんの奥さん、ずいぶんとさばさばした人でしたね。
これならお父さんも弟も、もっと早くにお母さんの性格話してくれていればよかったのに。
みんながみんな気を使いすぎてぎくしゃくしてしまっただけだったみたいです。
子ども顔のリリーを見られてちょっとよかったかな?という気がしています。

私立探偵の話は、警察くずれの私立探偵が自分を取り戻すという、小説でもありそうなエピソードでしたね。

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