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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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靄の旋律

AXNミステリーのスウェーデン特集のひとつで、アルネ・ダール原作。
経済界の大物殺人事件に集められた精鋭の刑事たちで結成された捜査チームが活躍するミステリドラマ。
本国ではこれまでに5本製作されているようで、これはその第一作目。

寄せ集めチームであるが故の確執(そんな大袈裟じゃないけど)、主人公の家庭の危うさ、メンバーの大怪我、基本的なことは当然入っております。
それが実に淡々と進み、そんな中で犯人に振り回され、ちょっと面食らいました。
マフィアとのつながりがどうなるのか最後までわかりませんでした(笑)。
本当に素人にあんなことができるのか?と疑問でしたが、ターゲットたちの緊張感のなさを見ると可能な気がします。
一人目ではわからなかったとしても、その後に続く名前を知ったら自分との関わりを思いつかないわけないのに、テレビで今注目の女性実業家ともてはやされたうえに一人でジョギング、愛人とお忍び旅行…等々、警戒心なさすぎ。
いち早く「自分もターゲット?」と警戒し始めた男性は無事でしたものね、っていうか、マフィアに法外な護衛契約結ばされてましたけど。
この大物たち、人間的に最低。
ゴルフ場での狼藉は何ですか。
悪い金持ちの見本のような人たちだったので、何らかのお仕置きは必要だと思いますよ。
犯人擁護するわけじゃないけど。

ポールがA班に招集される前、社会保険事務所立て籠もり事件で、犯人を撃ったことが内部調査されるというのがありましたね。
特殊部隊を待たなかった、丸腰であるとウソをついた、人質がいるのに発砲した、などと違反がいくつもあったということらしいです。
各国の細かい内規は知りませんが(自国のだって知らないもの)、人質がいたら発砲してはいけないんだ!
アメリカドラマだとお構いなしな気がしていたので新鮮でしたよ。
それなのに、メインの事件で犯人にポールが呼ばれた時、チャベスは隙を見て犯人を撃ったよね?
で、新聞に「若手刑事お手柄!」みたいに紹介されてましたよね?
この時も人質いたのになあ…と思わないでもない。
みんなも、緊張感のないターゲットにはお仕置きが必要と意見が一致したということかしら?(笑)

犯人捕えてとりあえず任務の終了した特捜班Aですが、功績が認められて常設班となるのでしょうか、それとも重大事件の度に召集されるのでしょうか。
そしてAXNミステリーは他4作も見せてくれるのでしょうか。
私は見たい。
チームの面々の背景が作を追うごとに見られるらしいし。
元弁護士で子どもに番号付けてる人とか要注意だもの(笑)。
他のメンバーもさることながら、一番気になるのは清掃員。
あの黒板、どういうことだったの?
チャベスが疲れていて黒板マジックが見えてしまった、ということでしょうか。
それとも清掃員自体がチャベスにしか見えてないとか(笑)。
今IMDbで見たら、他の4作にも出てるよ!
しかも最新作では…???
やっぱり彼は謎の人物ってことですか。
原作にもいるの?
清掃員の素性を少しでも知るために読んでみたくなりましたよ。
今回のドラマの原作となった一冊しか邦訳ないですけども。



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