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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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アガサ・クリスティー ミス・マープル #1「書斎の死体」 The Body in the Library

恥ずかしながら、これまでミス・マープル物というか、クリスティー物って見たことないのですよ(ポアロもだよっ!)。
数冊だけの本も、大昔なので何を読んだのかも覚えてないくらい。
最近AXNミステリーのドラマを見ることが多く、その中のCMで第1話のタイミングと合うことがわかったので見ることにしました。
吹替え版なので楽そうだし。
どれだけ素人かというと、このシリーズと最近帯で放送していたシリーズが別物だとは思わなかったくらい。
マープルもホームズのようにたくさん映像化され、俳優さんもその数だけいらっしゃるということかしら?


バントリー大佐宅の書斎で若い女性の遺体が発見される。
リゾートホテル客の失踪人届から、ホテルのダンサー、ルビーであることがわかるが、誰も彼女に心当たりがない。
ミス・マープルは、友人であるバントリー夫人に頼まれて事件の捜査に乗り出す…というお話。

私の好きなちびっ子探偵モノということですね(笑)。
推理力と行動力(機動力?)で警察を先回り、そして警察からは頼りにされるという。
で、頼りにされて仕入れた情報を教えてあげないところも魅力でしょうか。
さすが慕われ続ける作家の本、おもしろかったです。
それぞれの性格もなかなか魅力的だったし。
虚勢を張っていたバジルがマープルさんがやってきたところで、急に素直になって近所の人の目に苦しんでいた心情を吐露するところなど、ちょっと感動(ほんとか?)。
マークがピーターを抱きしめてあげるラストはホントに感動。
戦争の英雄だった男が今ではやさぐれ借金紳士。
義理のお父さんとピーターと、血のつながらない者同士が家族として残されて、マークが立ち直るきっかけになるような希望が見えましたよ。
こんなことがきっかけとは酷いですが。

お話以外のところも見所がありました。
近所の嫌われ者バジルが、「ミステリー in パラダイス」のカリブ海でもスーツを脱がないBen Miller。
やっぱりちょっとだけシュトッキーに見えるんだけど、私だけかしら?

James Foxという名前を見つけたので、背の高い人を探してましたがわかりませんでした。
バントリー大佐だったのですね。
でも、あまりハサウェイ(Laurence Fox )には似て見えない…(笑)。

どっきり出演として、マープルさんが愛おしそうに見つめる写真はMarc Warrenじゃないですか。
Captain Ainsworth とのこと、戦争で命を落とした恋人ということでしょうか。
それにしても、なんてヒゲの似合わない顔なんだ(笑)。

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