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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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FBI失踪者を追え!2−21「ふたつの家族」

日本語題がまた紹介パターンに戻っちゃいましたが、原題通りなので仕方ないっすね(ちょっとダニーさん風)。

失踪した人:マーク・ウィルソン。
11年前のコンビに強盗で店長と客二人の三人を幼女の目前で殺したとされる死刑囚リッキー・ウィルソンの父。そしてシリンガー(笑)
リッキーの死刑執行はもう目前。それでも息子の無実を信じるマークは11年を経た今も奔走している。
リッキーはもう執行停止命令をあきらめかけている。「まだ大丈夫だ」と活動し続けるマークとの温度差から「俺がやったんだよ」とウソの告白。
自分のために頑張り続ける父親を解放してあげたかったんだろうね。
これを信じてがっくりくるマーク。被害者の遺族に謝りに出かける。
しかしそこで当時5歳だった少女から「犯人は二人組みだったから息子さんは無実かもしれない」との新情報を得る。
これを聞き再び活気付くマーク。でもそこには刑の執行を心待ちにしている被害者の兄家族がいた…

執行を望んでいた被害者側の家族も、もう静かに暮らしたい、それだけ。ここでマークが姪っ子の証言を持ち出したらまた苦しみの日々が…とりあえず今は何もさせたくない、その一心で殴っちゃったんだろうね。一連の騒動で命をおとす人が出なかったことは幸い。
姪っ子がマークと話したことがFBIの知るところとなり、リッキーの弁護士は新情報を持って判事の元へ急ぐ。が、リッキーはもう執行の準備が整っている。刑務所へ駆けつけるマーク、電話を見つめる捜査官達…というラストシーン。結論はわからない。

家族を守りたい、家長のお話。二人ともそのために人を殴ってしまいますが立場は違っても思いは同じだった。マークの殴った相手は目撃者というよりおそらく真犯人だな。

「私はこの国の司法制度を信用しています」と言い切ってしまったサム。最後に電話を見つめ何を思っていただろう。
このケースはたぶん冤罪。新たな証拠が出ても憲法上の不備がなければ停止命令は出ないだろうという弁護士の言葉から、執行されたんじゃないのかな?

何でこう重なるかね。この前のBONESも死刑囚が冤罪を訴え人権派弁護士が再捜査を依頼して、というお話。これとは対照的な死刑囚像だったけれど。
さらにこれは私だけだがTWで泣かされたシリンガーが奔走する父マーク。不思議な世界だ。

リッキーが監房で最期の食事を残すシーンで「死刑囚 最後の晩餐」という本を思い出した。
興味深くメニューを見るものの、ハンバーガーとヨーグルト風のデザートは確認できたが、大皿は何だったのかな?ご飯のようにも見えたな。
BONESのエップスは胃薬もリクエストするタイプに思えたが、リッキーは…。

いやー、さっぱりジャック。慣れるまではちょっと笑っちゃうけれどこっちのほうが断然いいっすね。あとは肉襦袢だ!

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無題

  • by Garoto
  • URL
  • 2006/08/26(Sat)19:16
  • Edit
すっかりシリンガーに見とれてました(笑)
必死で闘おうとする姿はTWのフランクの方が近いかなと思いましたが、真犯人と思われる男を叩きのめしてしまう姿はまさにシリンガー。ちょっと嬉しくなってしまいました。
結局檻の外でもビーチャーもシリンガーも息子の不幸に泣かされるわけで、前回のビーチャーの涙があまりにインパクトが強すぎて、きっと今回も電話は鳴らずシリンガーは泣いていると勝手に思い込んでいました。
そして次に泣かされるのはウォルトを探すヒルか??それも嫌だなぁ。
TBさせていただきます。

無題

  • by Chocolate
  • URL
  • 2006/08/26(Sat)20:04
  • Edit
こんばんわっ。

最近"冤罪"系多いですね〜
度々登場するところをみるとアメリカでは多いのかしら?
yasishiさんが紹介してくれた「最後の晩餐」は
古本で見つけたので買って私も読みました。
あの本結構面白いですよね〜
死刑囚でも本当に、人によって様々です。

今回はジャックの髪型ばかり気になる私でした。(笑)

無題

  • by yasishi
  • 2006/08/26(Sat)22:43
  • Edit
◇Garotoさんへ
J・K・Simmonsの年齢に驚いて何もかも吹っ飛んでしまいました(笑)
息子の告白を信じて被害者宅に謝罪に向かうお父ちゃんに感動すら覚えました。
結末はおそらく哀しいものだけれど、ドラマ的にはよろしかったのではないかと思います。
OZの人達はみなさん子供のことで苦労なさるようで。ヒル、ホントに次の候補かも。


◇Chocolateさんへ
米国は裁判大国のようですが、これほど冤罪エピソードが描かれると、やっつけ仕事も多いのかなと勘繰りますね。
「死刑囚 最後の晩餐」読みましたか。普段お目にかかれない事柄ですからね、とても興味深かったです。欲をいえばイラストが…(苦笑)
何気なく通過している視線が一端戻りますよね、ジャックに。一応確認しておかないとね。

無題

  • by Jasmine
  • URL
  • 2006/08/27(Sun)00:42
  • Edit
こんばんは〜

私も死刑執行されたかなって思いました。
ジェシーがはっきりと犯人の顔を覚えていれば止められたと思うけど。
マークが見つかったことで事件は一応解決したけど、
どちらの家族にも辛い結末になった感じですね。
TBさせて頂きました。

無題

  • by yasishi
  • 2006/08/27(Sun)08:55
  • Edit
◇Jasmineさんへ
味方のはずの弁護士が「憲法上の不備がないと停止は難しい」と言ってますからね。ジェシーの不確かな目撃証言だけでは無理かな。
両家にとって酷い結末を迎えることになってしまったのでしょうね。

無題

  • by まめ
  • URL
  • 2006/08/27(Sun)12:27
  • Edit
こんにちは〜♪
「少年エリック」「兵士とフィアンセ」「父と母と子と」「双子の兄弟」「叔母と甥(違)」そして「ふたつの家族」
もしや、原題にそった、このエピソードまで
狙ってつけてたのかしら?(笑)

リッキーの食事までは、ノーチェックでした。
すごい細かい視点に、脱帽!
ジャックは、今の方が、メソメソが似合いそうですね(笑)

無題

  • by yasishi
  • 2006/08/27(Sun)12:35
  • Edit
◇まめさんへ
「ふたつの家族」でそのものズバリの原題、ならそれに揃えちゃいましょうというNHKの策略、素晴らしいです(そんなことない。投げやりな可能性のほうが大)
リッキーの食事はたまたまそういう本を読んでいたし、刑務所ドラマ好きなものでつい気になってしまったのです。あまり目にする機会ないですからね。
ジャックは髪型のせいでメソメソに見えなかったのでしたか。では、これから期待してもいいのかな(笑)

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