プリズン･ブレイク−14「密告者」 15「計画変更」

最近感想を書いていませんでしたが、この２回、死刑執行を迎える兄弟ということでどうしてもOZと比べてしまいます。
何というか、そこに至るまでにおかしなことがあったのでどうもハラハラ感がありませんでした。
何がおかしいかって…

リンカーンを病棟へ連れ出すために、神父さんを通じで薬を託す。それを指示通りに飲んだリンカーンは苦しみだして病棟へ。その後のタンクレディ先生の言葉。
「食中毒だと思うけれど、これで執行延期になるかどうかはわからないわ」
えっ？食中毒だと思うけれど？
刑務所で食中毒の疑いですよ。食べてるものはみなさん同じはず。大騒ぎになりませんかね？それこそ、死刑どころじゃないような。
ああいうところだからこそ、原因を突き止めないといかんのではないかな？
あまりにもタンクレディ先生があっさり言うもんだから、不思議で不思議で。

そんなこんなで死刑直前に一緒の時間を過ごす兄弟を見ても、しんみり感なんてなかったなあ。
シリルとライアンの時は、涙なしでは見られなかったもの。２度目でも。
境遇が違うし、兄を脱獄させるのが目的のドラマなんだから執行されないのは決まってるといえばそうなわけですから。

リンカーンの懲罰房行きと、倉庫から病棟への道が修理されていたことでプチ仲間割れに発展しそうだったことにも注目。
最近、シーノートにそそのかされていたスクレの言動が心配されたけれど、やはり彼はいい人だった！
真面目でいい人の分、こういった不測の事態に豹変するのでは？と思ってた。シーノートのことがマエフリでね。
でもマイケルにお前のせいじゃないって言ってあげられる人。まあ、決行しようと勧めてもいたけれど。

執行立会人室に父の姿を見た、というリンカーン。お父さんの失踪はただ家族を捨てただけではなく何かしらの理由がありそうな。お父さんが原因でリンカーンがヌレギヌを着せるのに選ばれてたりして。深読みしすぎですか（笑）

深刻なポイントなんだろうけれど、前回の通路が塞がれていた時や、火傷で大事なイレズミを紛失した時のマイケルの表情、真剣を通り越してコントか？と思った。あのハンサム顔であそこまで困った顔されちゃうと。

いやあ、完全に見方が変わって楽しみになってきたプリズン･ブレイク。
「異常犯罪捜査班」みたいに純粋なファンから嫌われること必至（笑）

ところでアブルッチの容態は？